ブレーキローター&パッド交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
「サーキット復帰を目指して(?)」シリーズ(笑)
フロントブレーキのローターとパッドを交換しました。
制動力や耐フェード性を高めたいのはもちろんですが…
実は近ごろ、ブレーキング時のジャダーを感じていました。特に速いスピードからイッキのブレーキング時にグググググッと左右に振動します。また、停止寸前にク、ク、クっと前後Gが変動します。
ローターが歪んでいそうです。
今回ローターまで替えるのは、このジャダーをなくすメンテナンスの意味合いも大きいです。
2
ローターはAPPのSFIDAです。
楽天の「クルマ用品のカーキチ」で9,261円(税込)でした。もちろん左右セットの価格です。
ローターの首(?)の部分がサビないように、耐熱塗料(シルバー)を塗りました。
3
パッドはプロジェクトμの「Coμ SPORTS」 です。
同じく楽天の「クルマ用品のカーキチ」で10,237円(税込)でした。もちろん左右セットの価格です。
<メモ>
材質:スーパーグラファイトメタリック
温度域:0~650℃
摩擦係数:0.42~0.60μ
4
フロントのみジャッキアップして、ウマをかけ、ホイールを外します。
5
キャリパーを固定しているボルト2本に5-56を吹いて、
17mmのメガネでボルトを力いっぱい緩めてキャリパーを外し、
キャリパーをサスにヒモでぶら下げて、
ローターのネジ穴に8mm(ピッチ1.25mm)のボルトをねじ込んでローターを外します。
6
新しいローターを装着!(^^)
かぶせるだけです。
7
キャリパーからパッドを外し、
パッドからシム(内側・外側ともに2枚ずつ)を外し、
シムに鳴き止め用のグリース(工具のストレートで432円)を塗って、
新しいパッドにシムを付けて、
ピストンをウォーターポンププライヤーで押し戻し、
戻ってきた余分なブレーキフルードをリザーバータンクからシリンジで抜き取って、
パッドをキャリパーに戻して…
あとは逆順で戻しました。
クルマを地面に下ろしたらエンジンをかけて何回かブレーキペダルを踏んで、
押し戻したピストンをパッドに押し付けて、
リザーバータンクのフルード量を確認して(少し足しました)、
そーっとクルマを走らせてブレーキを踏んでみて止まるかどうかや違和感が無いかを確認して、
少しずつ速度を上げてブレーキを踏んで確認して…
交換作業自体に難しいことは特にありませんが、やはりブレーキ、しかも久々のブレーキまわりの作業、気をつかいました~(^^;
8
<インプレッション>
ジャダーは…
無くなりました!(^^)
写真は取り外した純正ローターです。見た目にはキレイで特に問題なさそうですが、やはり微妙に歪んでいたようです。
制動力は…
明らかに純正よりも高まりました。同じペダル踏力でも、これまでよりよく減速します。Coμ SPORTSはスペック的にも摩擦係数が高めですが、体感できます。そのぶん、摩耗が早くてローター攻撃性も高いのでしょうかねぇ…(汗)
しかしなにより感じたのはコントロール性の向上でした。
コーナー手前のブレーキングでとってもリニアに目標の速度に減速できます。少し抜きながらステアを入れていく時も、踏力の緩め方に応じて制動力を目標どおりに抜いてやれるので、前荷重を抜きすぎてしまうことが減りました。反対に、抜けなさすぎて横方向のグリップが足りなくなってしまうことも減りました。タイヤの前後左右のグリップを感じながら、タイヤ力を最大限に活かす、といった操作がやりやすくなりました。
とはいえ、まだ50%くらいのタイヤ力しか使った走りをしていませんので、今後も様子見します。
ダストや寿命についても、継続的にウォッチします。
あとはフルードをDOT4に替えれば、安心してサーキットに行けます(^^)
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