知覧特攻平和会館

鹿児島でどこに行きたいか？と
いう話になり、元地元民でありながら地元の
事がよくわからない私。しかし嫁が
知覧に行きたいと言い出したので
行くことに致しました。

鹿児島の事は良く知らないと・・冒頭に書きましたが
実は知覧には第２次戦時中の特攻隊の
展示館があることは知っていました。
ただ自分的にはなんだか重いものを感じて
行こうという気がなかったのですが
そういう事なら行こう！となりました。

垂水フェリーで鹿児島市に渡った後は
鹿児島に住む高校時代の友人に先導をお願いして
一路知覧へ。薩摩半島側から見る錦江湾も
また美しいでした。鹿児島市から１時間も南下すれば知覧に到着。

肝心の展示館はという・・・と
亡くなれた遺影の方々の年齢は１７～２９歳ぐらいと
若い方ばかり。これから亡くなるということが
わかっているというのに何故こんなにも凛々しい
顔をしているのだろう・・・そして美しい字で書かれた遺書。
日本の次代を担うはずの素晴らしい人達を戦争は
奪っていったのだなと、歯がゆい思いがしました。
知覧の町、それを包む錦江湾、見守る薩摩富士（開聞岳）
はこんなにも美しいのに・・・

２年ぶりの友人との再会、そしてあっという間に
やってくる別れ。帰りの桜島フェリーからみえる
鹿児島市の街を見ながら、正直寂しいと思いつつ
しかし僕らはまだ生きている、生きていればまた
と思うのでした。