バッテリー測定器の誤差と推定寿命の見直し

・パルス充電器で充電中　　20世紀の車なので、オルタネータ常時稼働タイプ

バッテリーは、カオス100D23。2017.09　使用開始　もうじき丸5年経過。
満充電後、CCA/内部抵抗値を測定。
起動限界のCCAを探るために、測定値を記録中だ。

現在、左の緑の測定器使用中。だが、満充電後でもCCAが増えない。

おかしいと思い、右の黄色を購入してCCAの増加が本当にないか、検証を始めた。
右の測定器は昨年まで使っていたものと、同型である。

・緑の測定器　　充電後でもCCAの増加なし

画像1の満充電 1時間後の数値である。
CCAは435．抵抗値は6.50ｍΩ

ところが、充電前はCCA 431　抵抗値6.57ｍΩ。
抵抗値が、殆ど動かないのは分かるが、CCAが殆ど増加しない　とは納得行かない。
数か月前から、充電後でも、CCAは増加しない事態が続いている。

と、言う事でこれを検証用として購入した。

・黄色の測定器

写真の通り、CCAは466を記録している。
緑の測定器と、8％以上の乖離がある。

昨年まで使ってクランプが折れて廃棄したと同型だが、各部が改良されている。

正しく、接続したつもりでも、画面にクランプ(ワニクチ）の絵文字が出て警報音が鳴った。
やり直すと、警報音や絵文字は出なくなった。
説明書には、走行・充電後は30分以上経過してから測定する　の記載がある。
それで、1時間以上経過してから測定した。

ところが、数日後には、緑の測定値が上がり黄色と、ほぼ同数値に落ち着く。
緑は、充電直後より、以後のCCAが高くなる、と言う事になる。

・つまり、充電1時間後の数値は、黄色の充電器が正確と言う事になる。

この緑の計測器は、充電後、1時間程度では、正確な計測が出来ないようだ。
これでは、CCAの正確な変動を記録出来ない。

あと数回、ふたつの測定器を使って見るが、同じ結果なら、以後は黄色1本で測定したい。

・現状までのカオスD23寿命の推定

現在、50CCA/年のペースでCCAが減少している。
エスクのエンジンの起動に必要なCCAは、現在推定で、300前後である。
充電翌日のCCAは450なので、CCA300に落ちるのは、ほぼ3年掛かる。

前回のカオスは7年もった。今回は7年以上で最大8年使える　と、言う結論になる。

緑の測定器使用中は、最近のCCAは420程度であり、推定寿命は残り 2 ー 2.5年だった。

黄色で暫く測定後に、再び残寿命を推定したい。
今回の数値が続けば、残寿命はもう少し延びそうだ。

① 最低使用期間 7年 2017.09ー2024.09 　 　
② 最大使用期間 8年 2017.09ー2025.09