目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
使用中のCAOS 100D23 。設置は2017.09。
前回も同じCAOSで、設置が2010.08.
7年と1か月使用出来た。交換時もセルがもたつく訳ではなかったが、満充電にしても
翌日は充電率10%に低下するので、交換。
*充電器で充電率測定。この時は、内部抵抗値/CCA測定器は、未購入だった。
どこまで、CCA/内部抗値が低下すれば、始動出来なくなるかを知りたくて測定器購入。
2
・CCA/内部抵抗値 測定器
現在、左の黄色が2台(1台はクランプが折れたのを修理)と右の緑が1台ある。
*右の方はクランプ(ワニクチ)が小さくD23の端子が挟めない為、黄色を買い直した。
現在は主に黄色を使用中。時々、狂いがないか、テスト用に緑も使用する。
3
・期待する使用期間
エスク用のD23では、前回のCAOS95D23が歴代最長使用期間だった。7年1か月。
今回も、これと同等以上を目指している。
充電制御車のスイフトB24では、5年が期待値だが、まだ4.5年が最高。
*写真は昨年8月に交換したスイフトの65B24を通常充電器で充電中。
4
・充電器 通常充電器とパルス充電器
パルス充電器で、充電中。近年は走らなくなったので、充電器頼りになっている。
現CAOSは、スイフトのB24が、既に3台交換している期間を1台で頑張っている。
5
最近は、ややCCAの減少が目立つため、写真の2種類を投入してみた。
電撃丸はサルフェーション除去、電撃ゲルマは自己放電を抑制する効果があると謳う。
電撃丸は2月25日、電撃ゲルマは3月3日の投入である。
6
・電撃丸効果 サルフェーションを減らして抵抗値を下げる。
測定器を使い始めたのは、2019.04 の事。
以後、5mΩ ➡ 6mΩ ➡ 7mΩと抵抗が増えて来た。
7mΩになったのが、昨年11月。以後は、電撃丸投入直後が8.24mΩと最大抵抗値。
電解液の中に錠剤が入った為だろう。溶解すると下がり始め、7.2~7.6mΩが現在値。
これは、投入前の抵抗値とほぼ同じであり、明確に効果あり、とは言えない数値だ。
*但し、CCAは10CCA程だが増えてはいる。
7
・電撃ゲルマの効果は?
ゲルマニウムの作用で、自己放電を減らすのは、昔から知られた理論のようだ。
電撃ゲルマは、一定の効果が認められる。自己放電のデータ取りは、していないが、
満充電翌日のCCAは20-30減少していた記憶がある。それが、10前後に落ちている。
ケミカル2種合わせて、1回1100円程に、なる。年2回投入を推奨している。
ひとつだけ分かったのは、まだ1年程度の新しいバッテリーには使う必要はない と言う事だ。
*新しいバッテリーは、自己放電も極小だ。
今回のケミカルで前回並みの使用期間は維持出来るのが、今回の期待値だ。
引き続き、データ取りしていきたい。
8
・清掃 帯電防止クリーナー
エアクリBOXの、(帯電)飾りアルミテープの、汚れが目立つので清掃した。
1. アルカリ電解水で拭くと、汚れが取れたが表面がベトベトになった。アルカリのせいだろう。
2. ホーザンのクリーナ 一旦電解水を拭ってからこれを噴いた。これは、只のクリーナー
ではない。帯電防止作用がある。樹脂や塗装面の汚れを落して帯電防止効果を発揮する。
・老いて頑張るCAOS100D23L
なお、CAOS 今朝の数値は内部抵抗値7.30mΩ CCA は、388。
388は、スイフトに搭載中のB24と同数値だ。6年半使用中で、1年未満のものと
同等なCCAは、優秀な部類だろう。
・参考値
SWIFT B24 起動最後のCCAは239 抵抗値 10mΩ以上。
D23 現在での起動限界推定値 CCA250-300 抵抗値 9mΩ以上。
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