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整備手帳

作業日:2005年11月10日

外部入力を含めたオーディオシステムのまとめ(パイオニアの場合)

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純正マッキントッシュを搭載しておりますが、A型ですので、通常では外部入力を受け付けません。

そこで、サウンドシャキットを用いて半ば強引に外部入力を確立しております。

またそれに飽き足りず、本来の目的であったHDDナビの音楽サーバーの入力に加えて、DVDデジタル入力、その他ipodによる追加音楽サーバーの入力などシステムを構築しましたので、この場でまとめてみたいと思います。

写真?図はシステム概要の配置図です。

車内ダッシュボード周り、センターコンソール、運転席、助手席に分けております。

配置図を見れば一目瞭然かもしれませんが、一応説明だけしておきます。

【ダッシュボード周り】
図上部はダッシュボードになりますが、純正マッキントッシュのヘッドユニットが中央に設置されており、今では一般となった上部小物入れにインダッシュモニターを装着し、助手席グローブボックスに1DINHDDナビ本体を設置するようにしております。
また、灰皿の位置にはイコライザーコントロールシステムである、AMX-P9のコントロールパネルを設置しています。

【センターコンソール周り】
図中央部のセンターコンソールには、外部大容量音楽サーバーである、iPodを着脱できるように簡単に設置します。
また全ての電源周りは、エンジンルームのバッテリーから直接グロメットの位置を経由して、このセンターコンソール下に到達しています。
運転席や助手席からの電源確保にも、ボディアースを確保するにしても丁度良い場所です。

【座席・シート周り】
次に助手席下には、通常のマッキントッシュの外部アンプがあります。このアンプは比較的小さい方なので、この上に外部入力の基盤となる、サウンドシャキット504-Rを設置します。
これ以上のシステムの設置は助手席には無理だと思われます。

次に運転席下には、5.1chデコーダーシステムである、DEQ-P9を設置し、その上にそのコントロールシステムであるAMX-P9のハイダウェイユニットと,
iPodの接続アダプターであるCD-IB10(カロッツェリア)を設置します。

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大物のユニットはこのような感じで、電源やアースはセンターコンソールに引っ張ってきた、バッ直ケーブルに接続します。
バッ直ケーブルは、バッテリー直結のみのタイプでなく、リレーを介してアクセサリー電源と常時バッテリー電源に分けられるタイプの方が使いやすく、バッテリー上がりを防ぎます。
2
単調ですが、各種ユニットの写真です。

写真は助手席グローブボックス内部のHDD1DINナビです。

詳細は、↓にて。

http://carlife.carview.co.jp/UserCarNote.asp?UserCarID=20920&UserCarNoteID=13726
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マッキンヘッドユニット下(エアコン下)にある、灰皿部分を改造して5.1chイコライジングシステムのコントロールユニットである、AMX-P9のパネル表示部分を組み込んであります。

灰皿を改造しない場合はシフト周りに両面テープなどで取り付ける事になるかもしれません。
なおリモコンの受光部分がありますので、受光し難い場所には設置しない方が良いでしょう。

詳細は、↓にて。

http://carlife.carview.co.jp/UserCarNote.asp?UserCarID=20920&UserCarNoteID=19272
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助手席下部の写真です。

外部入力の基本(要)ともいえる、
【サウンドシャキット504-R】
をマッキンアンプ上に設置しています。

サウンドシャキットは504-Gと言うモデルでも外部入力は可能ですが、入力はピンプラグの1系統のみです。

5.1chなどの音源を前後左右4チャンネルに振り分ける場合は、RCAプラグのある【504-R】が必要となります。
システムの拡張を考えていて、はじめてサウンドシャキットを購入する場合は、こちらをお勧めします。

なおサウンドシャキットの取り付けは、少し煩雑です。
通常の電源とアースを取ることはもちろんですが、外部入力として前後左右の4チャンネルのスピーカーラインにバイパスのような形で割り込みをさせます。

詳しい説明は、下の配線図の項目で説明します。
5
助手席の次は運転席下にうつります。

運転席下には、5.1chデコーダー(イコライジング)システムである、【DEQ-P9】を設置しております。

DEQ-P9は単独では使用することが出来ないので、コントロールユニットである【AMX-P9】を接続します。

AMX-P9は、上で示した表示パネルのほかに【ハイダウェイユニット】があります。
こちらをDEQ-P9の上に設置します。

また空いたスペースにiPod接続アダプターである、【CD-IB10】を設置します。

これらのユニットは全て電源の確保が必要です。

センターコンソールに引いた、電源ケーブルから接続します。
アースも同様ボディアースをとります。
6
写真を見て言うまでもありませんが、iPodです。

大容量の物を接続すれば、カーナビのサーバーなど足元にも及ばない存在になります。

また通常のアナログピン接続でも、外部入力として聞くことは出来ますが、専用アダプターを装着してパネルに曲名を表示させたり、今回紹介しているDEQ-P9のようなイコライジングシステムに接続すれば、驚くほど音質は変化します。

システムが構築されれば、非常にお勧めの音楽ユニットです。
7
各ユニットの設置写真をご紹介し、
最後になりましたが、配線図のご紹介です。

この項目が今回のまとめの最大の山場です。

図のユニットの設置状況は最初の配置図と同じです。

配線の説明を順を追ってします。



【1.純正マッキンシステムと外部入力機器サウンドシャキットとの接続。】

 図にあるマッキンユニットとアンプの間を介在するラインは純正のライン(緑)です。
また緑の他のラインはスピーカーラインです。これも一部を除いてそのまま無加工です。
 加工する部位は、紫の円で囲んだ【バイパス接続】と示す部分のみです。
 助手席下にあるマッキンアンプのスピーカーラインを一度切断し、サウンドシャキットのライン(オレンジ色のライン)を割り込みさせます。
 割り込みさせる方法はギボシ接続で、合計13~16箇所ほど作業する必要があます。(詳細な数は忘れました)
 ラジオペンチでは断線しますので、数も多いので圧着ペンチは必須と思われます。
 この際、純正ウーハーラインはそのままで切断しません。

【2.ナビの音源入力】
 外部入力を希望する理由で一番多いのはナビの音源を入力させる事ではないでしょうか。
 カロッツェリアの場合少しややこしいですが、ナビ本体とモニターを接続して、モニターから外部音声出力があれば大丈夫です。
 通常のオーディオケーブル(赤白)のアウトがあれば問題ありませんが、ケーブルが無くIPバスの出力だけなら、変換コネクタである、【CD-BR10】が必要な場合もあります。
 このようにモニターを経由して、ナビの音楽サーバーの音声をアナログで出力させます。(図中、モニターからの青のライン)
 
 このアナログ出力ラインを5.1chシステムがあれば、AMX-P9のハイダウェイユニットに接続します。
無い場合は直接サウンドシャキットに接続します。


【3.5.1chデジタル入力システムを構築する場合。】
 上の写真にもありますが、HDDナビやDVDナビに搭載されているDVDプレイヤーのデジタル音声を5.1chで再現したい場合は、【DEQ-P9】と【AMX-P9】が必要となります。
 これら全てのユニットが一式となったモニターシステム【AVH-P9DVA】を用いても同じようなシステムが構築できると思います。(ただしかなり高額なシステムになりますが)

【DEQ-P9】と【AMX-P9】を例にあげていきます。
まず、ナビ本体に光出力があるか調べます。出力出来るようになっていても通常のオーディオのように接続出来ないところが、パイオニア製品のいやらしいところです。
 専用のデジタルラインに変換する為の【CD-DD25】が必要になるかもしれません。(図中、赤ライン)
変換後はDEQ-P9に入力します。

またコントロールユニットとなるAMX-P9のハイダウェイユニットをDEQ-P9に取り付けます。(図中、青ライン)

さらにセンタースピーカーを増設するなら、ハイダウェイユニットのスピーカーラインから接続します。(図中、黄色ライン)

この時【iPod】も増設する予定ならアダプター【CD-IB10】をDEQ-P9のIPバス入力に接続します。
その片側にはiPodを接続します。(図中、青ライン)

最後になりましたが、DEQ-P9の外部アンプへの出力ラインを、サウンドシャキットの外部入力ラインへRCAケーブル(2系統4ライン)を用いて接続します。(図中、黒線ライン)

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以上が純正マッキントッシュシステムを搭載した車両に、カロッツェリアのオーディオシステムを用いて豊富な外部入力を構築した例です。

DEQ-P9が豊富な外部入力システムを装備しているので、サウンドシャキットと組み合わせれば、魅力的なシステムとなります。

なお、5.1chと文章中で何度も挙げておりますが、厳密には5.0chシステムです。
ウーハー増設すれば完成ですがサウンドシャキットの低音効果がありますので現在は見送っております。

サウンドシャキットを用いた場合の弊害として…
ノイズが乗ってしまう。や、
音量調整が難しい。などが挙げられますが、
【DEQ-P9】と【AMX-P9】を増設する事により改善されます。

また当然ですが、純正マッキントッシュも通常に使用できます。

費用の方ですが、サウンドシャキットと5.1chシステムで10万+アルファ(購入価格によって変動すると思います)。
iPodなどを増設すれば更に掛かります。
他に小さな変換機が幾つかいりますが、これも1.5万程度でしょうか。
あとはケーブルや工具。

自分で何とか設置出来るなら、取り付け費用も大幅に削減できます。
一見さんのオーディオショップでは、施工してくれないかもしれませんね。

カロッツェリアを例に挙げましたが、他社オーディオ製品でも同じようなシステムを構築できるかもしれません。
外部入力をFM飛ばしで聞かれている方や、ラジオ入力で音質が気に入らなかったり、外部入力増設を考えている方の場合はお勧めですね。

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