
今朝、車がガチガチに凍てついていました。
いよいよ本格的な冬が来た・・・と思ったら来週の半ば辺りまで暖かいらしい。
冬になると似たような話をブログによく書きます。今回も過去の記事と内容が重複する部分がありますが、恒例ということで・・(^_^;)
近頃は、以前には無かったような異常気象が普通に起こるようになりました。
子供の頃は-30℃なんて珍しくはなかったが、最近は-20℃以下という日は稀になった。
降雪量も暖かくなったせいだと思うが、随分と増えた気がする。
車を取り巻く環境もかなり変化してきました。FRのMT車が当たり前だったころはスリッピーな路面には気を使ったものです。除雪で出来た道路脇の雪山のおかげで狭くなった道路の信号待ち、スタート時にラフにクラッチを繋ぐとテールがスライドして隣の車にぶつかりそうになっていました。
今時は凍結路でも4輪駆動で楽々スタート。タイヤもスパイクからスタッドレスに変わっていますが、ATであることも手伝って皆、ラフにアクセルを開けます。そんな感じでリスクの高い路面に対する緊張感が薄れているんでしょうね。冬に遠出すると路外に落ちている車を必ず見ます。
落ちている率は100%4WD車。緊張感が足りないのでオーバースピードにもなりますし、姿勢が乱れたときに立て直すのが面倒なのも4WD。
私の持論では・・・
冬道で一番安全なのはFR、一番危険なのは4WD。
冬道で一番不便なのはFR、一番便利なのは4WD。
です。
私も含めて冬もFRで走りたいと思っている人は多いのです。
FRに乗らないのは不便さ故のことです。周りの流れに乗りにくいし、凍結した登板道で止まるようなことがあったら発進不能になる。大雪が降ったら真っ先にスタックするのもFR。これって別な意味で危険です。会社に遅刻、場合によっては出社できず・・ということにもなります。社会人としては非常にマズイ。
スタックについては駆動方式よりも車高が影響します。FDだって100センチほど車高を上げれば昨年の冬なら無遅刻、無欠勤だったでしょう。
最大の難所である自宅周辺の生活道路ではご近所の4WD車が何台も撃沈、皆、遅刻、欠勤でした。車高さえ高ければ・・・。
暖冬で大雪になることが多い近年、車はどんどん進化して便利になってきましたが、地球が変わっていく速度のほうが早く感じてしまいます。そして、車を操る人間は退化しています。もしかしたら将来、真冬に車の運転ができなくなる日が来るのかも・・・。
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車に関わる雑談 | クルマ
Posted at
2015/11/13 22:42:10