お馴染みの出勤時の車外温度です。
-20℃。このくらいの寒さになると、金属を持って外に出ると30秒で持っていられなくなります。何かを手に持つなら手袋が必要です。
もちろん寒いわけですが、「寒い」と感じた時、それでもやらねばならない時、子供の頃の自分に気合を入れてもらいます。
何度かブログに書いていますが、私が子供の時は冬に-20℃なんて当たり前、-30℃(ざらにありました。)を下回って初めて「寒い」と口にしていました。「-20℃でくらいで寒いなんて、ひ弱過ぎる!」
少年時代、20分ほどの通学路を自分の吐く息をかぶりながら歩くと、その息が自分の髪に付いて凍りつき、白髪になる。前夜に軽く雪が降り、明け方から快晴になると冷え込みも厳しくなります。
雪が風に舞うと朝日が反射して目の前はキラキラと眩しい。当時は開けた場所(畑など)も多く、雪原は宝石をちりばめたように輝いていました。
夜は星空が。朝は大地がまばゆい光を放ちます。「白銀」とはよくいったものです。地上に広がる銀河のごとき景色は、広大な土地と-30℃の凍気が創りだした幻想の世界。
今でも映像は脳裏に焼き付いています。もはや当時のように寒さに耐えることは出来ませんが、「寒い日」には思い出して、休日に-30℃になりそうだったら早起きして雪原に朝日が当たる場所に行ってみようか・・・と考えます。
この時期に-20℃台になるほどですから、厳寒季は-30℃が出るかも知れませんね。
楽しみなような、勘弁してほしいような(^_^;)
Posted at 2014/12/27 22:38:37 | |
トラックバック(0) |
日常 | 暮らし/家族