
オーディオの話です。それほど精通していない私の話なので大した内容ではありません^^;
カーオーディオに限ればアナログソフトを再生することは まずあり得ませんよね。カセットデッキを常に最高の状態で使い続けたり、アナログプレーヤーを車載するのは難しいと思います。当然、D/A変換が必ず行われますのでアナログ、デジタルについて語るのは(少なくとも私には)無理です。
事の始まりは、昨年、飲みに出かけた時に行ったBARでした。
店内にはジャズが流れていて、棚にはアナログディスクが何百枚も並んでいました。
通常、店ではCDをかけているということですが、ほぼ全てのCDがCDソフトとして販売されているものではなくて、アナログディスクからCDにおとしたものだそうです。マスター曰くCDソフトの音が好きになれないので、ひと手間かけているのだそうです。
オーディオの話が進み、本物のアナログの音を聴かせてくれることになりました。たまにお客さんがレコードを持ち込むことがあるそうで、アナログプレーヤーも置いてあります。
その音を聴いて絶句しました。音を文字で表現するのは苦手なのですが、ちょっと頑張って例えるなら、CDの音がその場にいる全ての人に聴かせる音だとしたら、アナログの音は歌い手や奏者が自分の為だけに演奏してくれているような感覚・・で聴けます。
これが、いわゆる「アナログは暖かみがある」と表現される音なのでしょうか?
さて、カーオーディオの話に戻りますが、現在、FDにはDEH-P01が積まれており、高性能DSPによる調整で車内は快適な音響空間と化しています。不満は全くない・・ハズでした。というよりもちょっとした疑問ができました。
以前のシステムはナカミチのCD、アルパインのパライコ、チャンデバで信号処理をしていましたが、この頃の聴き方は長距離を走る内にどんどん音量が大きくなっていって、最後はほとんどフルボリュームで聴いていました。慣れない頃は音量を下げずにオーディオを止めて、次にスイッチを入れた時にはいきなりフルボリュームで鳴り出しビックリしたことも何度かありました。そのたびに「スピーカーぶっ壊れたかも・・」と焦ったものです。
現在のシステムになってからはフルボリュームまで音量を上げることがなくなったように思えます。そこまで上げなくても満足出来るようになったとも言えますが、以前のシステムは現在のものよりアナログに近かったので引っ掛かっているわけです。
モスキート音は若い時にしか聞こえないのと同じような理由で20年前と現在では、私の耳が劣化(老化)したので音の聴こえ方が違うのだと言われれば返す言葉もありません。音というのは最終的にはスピーカーが空気を震わせて耳に届くものなのは解っています。聴こえ方が違うのはアナログに近いか、フルデジタルなのかで違うものなのでしょうか?
Posted at 2012/02/01 22:42:57 | |
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