
数日前、今年初めて雪虫を見ました。
こちらでは雪虫を見ると数日の内に雪が降るといわれています。
雪虫のお告げ通り、翌日のニュースで大雪山の初冠雪が報じられました。
相変わらずの正確さ、恐れ入ります。
冬の知らせが届いたということはFD3Sの冬眠が近いということです。
ここまでの今季の走行距離は僅かに864キロ。
なんとも悲しい現実です。FD出走時、感染症対策として何処にも立ち寄らずに帰還するよう心掛けた結果、このな距離しか走らずに終わってしまいました。
ですが、趣味でクルマの運転を楽しむのなら、この取り組みは正しかったと考えています。仕事上、多くの人間と接するので感染もやむなしと思っていますが、大好きな趣味で徹底できたことは不自由な時代でも楽しみはあると考えることができます。
そんな今季を締めくくるドライブもやはり「garage to garage」でしたが、少し遠くまで足を伸ばしました。それでも100キロ超の距離でしたが十分です。
落ち葉を舞いあげながら誰もいない山岳地帯を駆け抜けていると、あらためてFDの素晴らしさを確認できます。自分がステアリングを回すよりも早く旋回に入っていくような錯覚は「こっちだ!」とFDが語り掛けてくれているようです。ほんの少しのアクセルオンにも敏感に反応してくれる。喜びと同時に、自分がクルマの性能に置いていかれている悲しみがこみ上げる。
それでも、このクルマに乗ると紳士になれる気がします。決して譲られたわけではないけど、車速を上げられない大型車を追い越した際はハザード点灯で挨拶。道路工事の多い秋口です。片側交互通行を指示して紅白の旗を振る方々には「お疲れ様。」の意を込めて手を挙げて感謝を。
たったの100キロでしたが、満足しました(^^)
Posted at 2021/10/10 14:42:28 | |
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航道日誌(FD) | クルマ