
28年前の12月に新型車として販売開始となったFD3S。
調べものをしていて、その当時の記事が目に留まりました。
機会あるたびに断片的にですが、話を書いた覚えがありますが、たまにまとめてみても良いかな・・と。
実はロータリーにはまるで興味が無かった私。
唯一のロータリー乗り先輩と友人を介して知り合いました。
先輩の愛車はFC3Sのアンフィニ4だったのですが、さほど魅力を感じていませんでした。
ある時、その先輩が
「回したいだけ回してイイよ。」
とFCを貸してくれました。
初めてのRE車。「電動モーターのよう。」と称されるフィーリング。誰が言い始めたのかは知りませんが、上手いこと言ったものだ。
「イイ。」と言われたので遠慮なくぶん回させていただきました。
天井知らずとでも言えば良いのか、ストレスなく振り切れるタコメーター。
「は、速い!」
その試乗間もなく、マツダ・ロータリーがル・マンを制した。
レース結果を気にしたことはあったが、リアルタイムにTV観戦したのは初めてだった(24時間全部は観ていませんが・・)。
ロータリーエンジンへの関心は高まっていました。
ル・マン制覇を記念したウイニングリミテッドが発売。
「欲しいなぁ・・。」
しかし、機は熟していませんでした。本命のクルマは別でしたし・・。
当時の愛車はS13シルビア。
順当にBNR32への買い替え準備を進めていましたが、対抗馬の最右翼FD3Sの登場。その後のいきさつはプロフィールの通りです。
来春で私もFDとの付き合いが28年。
時は流れても色あせないFD3S。
理想のクルマに巡り合ったのは幸運だったのだろうか?
新しい車種に惹かれたり、FDに飽きていれば色々なクルマに乗れたのに・・
いやいや、絶対に幸運でしょ!
Posted at 2019/12/16 20:42:37 | |
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