
紋別に行ってきました。
タイトル画像は紋別市のカントリーサインです。
北海道では市町村の境界にはこのカントリーサインが道路沿いに標識のように設置されており、それぞれの地域を象徴するものがイラストで描かれています。
カントリーサインをドライブの楽しみの一つにしている人も多いのではないでしょうか。
実は私の父は先月まで入院しており、何度か見舞いにいったときに「蕎麦が食べたい。」と言っていました。退院直後は体力も落ちているので、少し時間をおいて、本日、希望があった蕎麦を食べに行くことにしました。
丁度、母の誕生日が今月なので、両親それぞれのお祝いを兼ねてドライブに繰り出します。
さて、蕎麦ですが、自家製粉のお店に行きました。
メニューにはもりそばが2種類あります。当然2種類ともいきます。
まずは、つなぎ1割の並蕎麦(¥640)

風味があります。間違いのない製品ですね。注目はこの盛り付け。
ざるに盛られているのですが、ざるが逆さまです。水切れをよくする為なんでしょうね。
続いて荒挽き蕎麦(¥820)。

太打ちで黒っぽい麺、田舎蕎麦というやつですね。
殻の一部まで使っているからなのでしょう、独特な食感があります。
両親は並蕎麦のメニューを選択したので「どれどれ。」と一口づつ試食しました。
蕎麦を食べたがっていた父も満足したようです。
せっかくなので、プチ観光しましょう。
オホーツクタワーです。

タワーといっても、上にではなく、海底に延びるタワーです。
私は10数年ぶりに中に入ります。

水深7.5mの窓。まあ・・そうそうクリアな視界は難しいのですが、たまに横切る大きな魚影、ガラスの外側に付着した藻を食べるナマコ等が見られます。冬に来ると野生のクリオネも見られます。
クリオネといえば、捕食シーンがグロい事が有名ですね。
こんな解説がありました。

なんでもクリオネって1年くらいなら何も食べなくても生きられるそうで、水槽にいっぱい展示されていました。
展示物の中にはこんなものも・・

ヒトデの一種らしいのですが、どう見ても地球外生命体ですね^^;
オホーツクタワーは岸壁から片道515mも歩かなければ行けません。
両親に往復1キロを歩けとは言えないのでこちらを利用しました。

電気自動車が無料で送迎してくれます。小さな子供が一緒のときも役立ちますね。
ここで、タイトル画像のカントリーサインを思い出して下さい。

これがカントリーサインに描かれているのです。
ここで記念撮影する人は多いようです。
カニはいっぱい獲れますからね。
カントリーサインに描かれているもう一方は・・

ガリンコ号Ⅱ。
流氷砕氷船ですが、夏場は釣り船として運行しているみたいです。
こちらは退役し、展示されている初代ガリンコ号

元々はアラスカ油田開発の為に造られた実験船でしたが、実験終了後に観光船に改造されました。
船首には巨大なドリル。

アルキメディアン・スクリューというのが正式な名称だそうです。
できれば流氷の海でこのドリルがグリグリと氷を砕くところを見てみたいのですが、ガリンコ号は完全予約制。流氷の動きや天候を考えると予約は数日前が限界、乗るのは難しいです。
予報では今日の紋別の最高気温は19℃でしたが、だんだん暑くなってきました。
帰路の途中、生田原のノルディックファームでソフトクリームを3個購入しました。

絞りたて牛乳ソフト(¥300)
往復約200キロ程度のドライブでしたが、ほとんど遠出をしなくなった両親はそれなりに楽しんでくれたようで、密かに次のドライブのリクエストを考えているようです^^;
Posted at 2016/07/12 20:15:40 | |
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