
仮免試験で思い出すのは、高校3年の春休み。
多くの同級生は自動車学校に通っていましたが、ある者が仮免試験で信号無視をしてしまい落ちました。友人達は「普通仮免で落ちないだろ。」と笑ったそうです。ある友人は思いっきりバカにしたそうなのですが、翌週の仮免試験において信号無視(^^;)で落ち、倍にしてバカにされ返されたのでした。
その一年後、私も仮免試験に臨むところまできていました。
一緒に教習を開始した友人は一時停止で止まったとか、止まらなかったとかで教官ともめてハンコを押してもらえず、私が一足先に試験にこぎつけました。その友人は教習コース内で前走車を追い越して教官に怒られるような男でしたので当然の結果かな?
試験当日、前夜からの吹雪が私の前に立ちはだかりました。教習コースは冬でも除雪がいきとどいており、アスファルトの上でしか走ったことがない私にとっては初めての積雪路になります。しかも吹雪・・・。
緊張のコースイン。視界は悪い。私が最も恐れていたのは裏ストレート。ここでは時速50キロまで加速しなくてはならないのですが、路面から伝わるのは初心者以前の私でもわかるほど明らかな違和感。50キロまで加速できるのか?
コーナーを立ち上がり問題の裏ストレートへ。心拍数が上がる。3速、4速、30キロ、40キロ・・前方にコーナーが迫る。50キロに達したかどうかの速度からフルブレーキング(少なくとも当時の私にとっては・・・)!
その後のことは記憶に残っていませんが、無事試験をパスし、教官付きではありますが公道を走る資格を得ました。
大きな山場を越え、ホッとした私でしたが、更なる試練が待ち受けていました。
つづく
Posted at 2014/02/07 23:15:05 | |
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