
私のFD3Sには購入時にオプション装着したキーレスエントリーがあります。
本当の意味でのキーレス化が進んだ現代ではリモコンドアロックと呼ぶのが正しいかもしれません。
そもそも当時まだ標準装備の車種もほとんどなかったキーレスを付けたのは前車のS13のとき、気を付けていたにも関わらず、ドアの鍵穴周りに結構傷がついていたからでした。大切な愛車を痛める要素は排除したいものですよね。
実際、初期の頃はしっかりと活用していたのですが、FDの鍵穴周りって傷つきにくい素材なのでいつしか使わなくなっていました。
時は流れ、FDも発売から10年以上が経ち弱点が露呈されるようになってきました。
弱点の一つがキーシャッター。非常にもろい作りだということは今では皆知っています。
そして、キー本体。キーのストロークが長いわりに、鍵穴が浅いので解錠、施錠時にストレスがかかり、ボキッとイッテしまうことがあるといわれています。
運転席の鍵穴が損傷しても、助手席あるいはリアハッチから乗りこむことが出来ますが、カギが折れてしまってはエンジンを始動させることも出来ません。非常時に備えてスペアキーを持っていなければなりません。
そこで、トラブルに見舞われる前に対策をとおもったのですが、リモコンが無い・・。
FD購入から今日に至るまで結婚して引っ越して、実家に数多くのパーツを残しておりましたが、実家で大掃除等の際にかなり処分されてしまい、紛失したパーツ多数。リモコンもその一つでした。
ディーラーに確認したところ、初期モデルの赤外線タイプはすでに生産終了、在庫なし。
電波式もいつ無くなるか分らない状態でしたが、換装しても作動保証ができないとのことでした。
ずっと放置してきたキーレス復活でしたが、今年はなんとかしたいと思っています。
といっても私のことですから、なあなあになってしまう可能性大なので、復活に先駆けてアンサーバック機能を装着してみました。手動で解錠しているのにアンサーバックってちょっと恥ずかしいですよね?
まずは一番安価と思われるリモコンを探すことからトライしてみます。
リモコンと受光部が向き合っていないと作動しない赤外線ですが安くあがるのは歓迎です。
こちらがミラー裏の受光部

昔、某衛星放送で『ナイジェル・マンセル フォーミュラー1』という番組があったのをご存じでしょうか?
当時、現役のF1ドライバーだったマンセルのサーキット外の映像が満載で、ファンなら必ず観るであろう番組だったのですが、彼が普段の足に使っていた車(立派な車ではありませんでした^^;)のも赤外線式のドアロックが装備されており、前かがみになって車内の受光部を確認し、リモコンを“ピッ”と操作するマンセルがかわいく見えました。あの映像を思い出すと不便な赤外線式も味があって良さそう・・・と思うのは私だけかな?
無理なら電波式。それも無理なら社外品を。
失くしてしまった機能を今年こそは復活させたいと考えています。
Posted at 2014/04/08 22:05:15 | |
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