
先週の話です。
私が腰痛持ちであることは時々書いていましたが、久しぶりに激しく痛みました。
異変に気が付いたのは仕事中。あきらかに普段の痛み具合とは違う。
その後は周囲に察知されない程度にペースを落として乗り切りました。
帰宅し、椅子に腰かけ、ホッとしたのがいけなかったのか、痛みはどんどん強くなり座っていられなくなりました。床に寝転がり痛みが少しでも軽くなる体制を探します。
少しの間、様子をみましたが、痛みがひく様子はない。
すでに起き上ることはまったくできなくなっていました。
なんとか何事もなかったかのように翌日出勤するためには病院に行くしかない。
しかし、我が家は私以外に男手はありません。大柄な私を担ぎ出して車に乗せるのは無理。
この時、初めて119番にかけることを思いつきました。もうそれしかない。
ドキドキしました。腰が痛くて身動きできないだけで命にかかわるような状態じゃないのに救急車を呼んで良いものか?
電話口でも呼んで良いのかを確認しましたが、動けないのであれば出動するとのこと。
腰が砕けて動けなくなって救急車で運ばれるのははっきり言って恥ずかしい。「近所に気づかれないように静かに来ていただけませんか?」と思わず言ってしまいましたが、緊急車両なのでできないとのことでした。
運び出され、救急車で搬送中にも、「こんな症状で呼んでしまって済みません。」と謝りましたが、隊員の方は「身動きできないのだか正しい判断です。」と言ってくれました。少し救われた気がしました。
運び込まれたのは救命救急。忙しい場所であることは分ってます。ここでも申し訳ない気持ちでいっぱいになります。私が運ばれて間もなく、別の患者が運び込まれてきました。
「転んだことを憶えていますか?」
「何キロで走っていたか憶えていますか?」
そんな声が響きます。バイクで転倒した患者らしい。
その後、私は整形外科の医師に診てもらい、痛みどめが効いて痛みが多少ひいたところで、帰宅しました。
生涯乗らないだろうと思っていた救急車。もし乗ることがあるとしたら、自分が事故に巻き込まれ他人の意思によってだろうと思っていましたが・・・
今回、強力な痛み止めをもらいました(タイトル画像も痛み止めですが、強力なのは別の薬です)。冷蔵しておけば3年くらい使用期限があるそうなので、同じ状況になったら、その薬を使って痛みがひいたところで、自力で病院に行こうと思います。
2度と救急車のお世話にはなりたくないものです。
Posted at 2016/04/18 22:15:00 | |
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