
路面凍結によるスリップ、わだち等積雪にハンドルを取られる、吹雪による視界不良、これら冬の環境が原因による事故は『冬型事故』と呼ばれます。
最近、よく聞く冬型事故の一つが日本国外からの観光客による事故があります。
雪が降らない国から美しい雪景色を見にやってくるらしいのですが、その中に観光バスを利用するツアーではなく、レンタカーで真冬の北海道を回るという無謀な方が多くなっているそうです。
確かに自分たちでスケジュールを組めば、目指す場所を確実に、自分達の都合で回れるので無駄が無い訳ですが、雪を甘く見ているんでしょうね。
レンタカー屋さんでも、雪道の経験を聞き、十分に注意をするようなのですが、大袈裟に聞こえるようです。今時のレンタカーは4WDのAT車が多いからだと思いますが、なまじ普通に走ってしまう為に自分がどんな路面を走っているのか判りにくいハズです。
雪道走行の経験が無いドライバーには貸さない・・とは言えないでしょうね。だったらFRのMT車を貸してみたら良いのでは?
どんなケースでも安全とはいいきれませんが、たぶんすぐに危険な路面だと気づくでしょう。ただ、車はすぐに壊されるんでしょうね。でも命に関わるような事故を起こす前に軽い事故(ぶつけられた人にとっては災難ですが・・)で済んだほうがまだマシです。
危険を察知し安い車は姿勢を大きく乱しますし、すぐに走行不能になりますが大きな事故は減るのではないかと思います。かわりに小さな事故は増えそうですが・・・。
ここ数日の雪が原因で事故が増えているようです。一日に何度も救急車のサイレンを聞きます。
雪道の感覚を思い出すまでは地元でも事故が多発します。観光ガイドにも冬の観光が危険なものであることを大きな文字で謳ってほしいものです。
Posted at 2013/12/17 17:57:04 | |
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