
某運動期間の時期によく聞く言葉
「捕まらないように注意しよう。」
ほとんどの人は社交辞令のつもりで言っていると思われますが、本気でこのようなセリフを口にするのは普段から危ない運転をしている人なのかも知れませんね。
人間である以上は全てのルールを守って運転するのは至難の業。
私などはかなりルールを破っていたりします。
左折の際、歩道には小学生。展開は大きく3通りあります。
① 小学生はこちら(車)をまったく気にせず通過。
② 小学生は車を確認し、その場に立ち尽くす。こちらが手で「行きなさい。」と合図で通過。
③ ②の合図を受けて、小学生が「お先にどうぞ。」と合図してくる。
③の子は将来、模範的なドライバーになるんでしょうね。このケースではひたすら譲り合ってしまうことが多くなります。私の後方には他の車が詰まってきますので、小学生に譲られたら素直に譲られます。ですが、これってルールに反していますよね。でも車と歩行者の意思が一致していて、後方の交通の円滑化を考えるなら徐行で通過すべきだと考えます。
以前、警察官との懇談という機会があった際、私は「ルールの厳守が必ずしも交通安全ではない。」と言い、警察官も「状況によっては正しい。」と同意しました。
過去の体験ですが、冬の凍結路で前方の信号が黄色に変わったので、私は減速。間もなく停止するというところで、ふとルームミラーに目がいきました。人間、迫りくる危機に敏感に反応するものですね。ミラーには明らかにオーバースピードで挙動を乱しながら接近してくる車が・・。
私は再加速して交差点を通過。交差点の真ん中を通過中に交差する道路の信号は青に変わりました。はい。信号無視です。
しかし、ルールを破らなければ追突されていました。事故を回避するためにルールを破りました。
昨今、「取り締まりの為の取り締まり」が問題になっていますが、「取り締まりに遭わない運転」も大問題です。
知り合いにいませんか? ネズミ取りの現場を発見するのが得意な人。
パトカーや路肩の取り締まりをすご~く意識して走っているんでしょうね。
取り締まりにはあわないかも知れないが、それって安全運転なのかな?
運転中に注意しなくてはならないのは他にあるのでは?
車社会は銃社会と同じくらいの危険があると考えた方が良いと思います。
人間は不完全な生き物。完璧なルールなど無い。そんな中で交通安全ってどういうことなのか、この時期には普段よりも深く考えたりします。
Posted at 2014/09/24 23:44:18 | |
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