肘内症

１１日ね、俺が担当の会議でした。
お仕事第２部の、今年度の活動報告の会議。
担当だから、司会。
午前中に自宅の２階の仕事部屋で、台本読み直して、さらにフォントサイズを大きくして台本を打ち直して、とにかく気合いを入れまくっていたわけです。

さて、準備が終わって、１階におりてくつろいでいたら、２階から紗希の泣き声。
寝室で寝ていたんですが、泣き方が変。
どうやら奈津妃が何かしたらしい。
でも、そのときは、ちょっとだけ注意して、俺はでかけちゃったわけです。

会議が始まる寸前、嫁からメール。
「紗希が変。右手を異様に痛がる。」
…あぁ、なるほど。
そういうことだったのか。
奈津妃は、どうやら紗希に「寝返り」を強制したらしい。
で、右腕が体の下に入っちゃったので、引き出してあげたらしい。
ところが抜き始めたところで紗希が泣いたので、元通りもどしたらしい。
俺が見たのは、ここだったわけで。

泣き方を聞いて、嫁は「変だ」と思ってて。
いろいろ触ってたら、右腕の変化に気づいて。
で、聞いてみたら、上のようないきさつがあったそうで。

奈津妃がさんざんなっていたので、その経験から「肘内症」だとは思うんだけど、自分が家にいるわけではないので、何とも言えず。
触ると泣く、右腕の肘辺りを痛がる、力を入れない、使おうとしない…。
症状だけ見たら、典型的な肘内症なんだけど。
はめるのも、奈津妃のはよく治したけど、紗希はまだ６ヶ月。
自分でも自信がないのに、嫁に任せるのもなぁ。
というわけで、当番医へ行ってもらうことにしました。

俺は会議。
でも会議中も気が気でなくて。
司会のテーブルの上に携帯置いて、いかにも「時間見てます」風な雰囲気を出しつつ、いつメールが来てもいいようにスタンバイ。

結局、俺の会議中に、嫁が当番医へ連れて行ってくれました。
それが１４時頃だったかな。
泣いたのが１１時頃だったから、けっこう時間が経ってて。
６ヶ月じゃ痛くて泣いているのか、腹減って泣いているのか、不安で泣いているのか、さっぱり見当がつかず、嫁は頑張ってくれました。

会議も無事に終わったので、帰りに会場から直接当番医へ。
会場から近い病院で良かった。
病院で整復してもらったわけだけど、紗希がなかなか動かしてくれないんですよ。
奈津妃の時は、整復してあげれば、すぐに使い始めてたんだけど。
肩の筋肉は動いているようなんだけど、肘を曲げる方向に力が入らないみたいで、動かせない自分の右手をもどかしそうに見ている紗希。

ものすごい心配になって、今日も朝一で近所の整形外科へ。
右腕をくるくる動かして、「肘の動きはいいねぇ」。
レントゲン撮って、「骨に異常はないねぇ」。
で、結論。
「大人だって、ひねった後はしばらく痛くて使わないよね。赤ちゃんだって、同じだよ。湿布も何もしません。１週間、様子を見てください。細かく動きを見てください。」
なんか、安心。
こうやって、しっかり自信もって説明してくれると、信頼できますね。



…で、現在。
まだ、本調子の動きではないけど、だいぶ動かすようになってきました。
肘も曲げるようになってきました。
握力ももどってきてます。
あぁ、よかった。

こんなに肘内症でドキドキしたのは、奈津妃の初回以来。
こういうどきどきは、もう、ごめんです（笑）



あぁ、そうそう。
お仕事第２部、ちょっと役職が変わっちゃった。
４役ってのに。
更に忙しく…（泣）