研修終了

「民間企業等長期体験研修」が終了しました。
始まったときには「１ヶ月って長いよなぁ」と思いましたが、終わってみると短かったです。
時に単調な仕事の繰り返しに感じ辛くなったり、他校の子どもたちに接しホームシックにかかったりといろいろありましたが、とても充実した１ヶ月となりました。
スーパーで働く人たちが、すごく一生懸命だということが分かったし、買い物に行くのが楽しみになりました。

お店の方達には
「また年末に待ってますよ。」
「先生やめて、こっち来れば？」
「まだいりゃぁいいじゃん、先生！」
など、うれしいお言葉をいただきました。
お世辞だとしてもうれしいですし、もし一人分の戦力と考えていただいていたなら、尚うれしいです。

明日から学校に戻ります。
お店で学んだことや考えたことを生かしていけるといいなぁと思います。

「お店」＝「学校」
と考えたとき、
「販売スタッフ」＝「教員」
「お客様」＝「子どもたち」＆「保護者」
となるでしょうか。
そして
「商品」＝「授業」
だと思います。
販売スタッフは、自分の部門に置かれている商品についてよく勉強し、深い知識を持っていました。
お客様にどんな質問を受けても、相手の方に分かりやすく、丁寧に答えていました。
教員もその「商品」（授業）に対する深い知識をもち、子どもたちのニーズに対応していく責任がある、という感じです。
「お客様」＝「子どもたち」のところに引っかかる方もいるかと思いますが、私はそう感じました。

お店では「お客様第一」、すべては「お客様のために」でした。
今の学校では、子どもたち第一よりも自分第一の教員がいるかも知れません。
「子どもたち第一」「子どもたちのために」の精神を忘れず、がんばっていきたいと思います。