GACCHOのブログ一覧

EDFCのモーターをセットします。
車高調のロッドの先端に入っているセットスクリューをロッドの面付近まで緩めてEDFCモーターの先端をセットスクリューの六角穴に入れてます。
モーター上部のスリットをドライバーでゆっくり回しながらロッドのネジがモーターに当たるまで回します。
モーター全体を回しながら完全に締めます。但し数回転に一度、モーター中央のスリットをドライバーでねじ込む必要があります。
これを交互にやらないとモーターがぶっ壊れます。
少し増し締めして完了。
その後ロックタイトが硬化して固定されます。
ちなみにロックタイトを使わず運転するとモーター自身の動きからくる負荷と車の振動で緩みが来ます。
ネジピッチが1.25mmで細目だから緩みにくいと考えていたんですが、緩みました。
それからと言うもの、ちゃんとネジ留め剤を塗布してますｗ

先端にロックタイトを塗布して・・・

ワッシャーを入れ、ロックナットでカップがバンプワッシャーに当たるまで、完全に締めます。
バンプワッシャーが無い場合は果てしなくロックナットが締まるので、車高調の全体長を左右で出す時に面倒です。
それと正確にはアッパーマウントとロッドとは固定されてないので、減衰設定がおかしくなり危険です。
ロベルタカップをはじめとするエアリフターのカップはこの車高調の全体長を改造する前の状態にする事が基本です。多少の長さの違いはOKですが、スプリング調整範囲を超える長さでカップを取り付ける事は出来ません。
なので、単にカップを被せてアッパーマウントが装着出来ない場合、更にロアシートが下限に達していた時はサス長を短くする対策が必要です。
その場合、長さを変更するのでバネレートの変更も考えなくてはいけません。

次にスフェリカル・ベアリングが付いているアッパーマウントを入れます。
これはロベルタさんの付属部品です。
ですが、再度自分で製作した物を使ってます。
ベアリングも新調です。

アッパーマウントを装着する為、カップとの隙間を作る為にスペーサーを入れます。これが無いとスフェリカルの動きが無くなるので大変危険です。
TEIN純正はこの部分がゴムになっていて中にカラーを入るデザインです。
ロアアームの動きによって生じるアブソーバーの角度変化はこのゴム部分が相殺しています。それじゃないとアッパーマウントとリジット状態になるのでロッドに負荷が掛かってしまいます。
カップを入れる事によって全体の厚みが変化する都合上、純正は使えなくなるので、このスフェリカルが入ったアッパーマウントを使います。