
M2を注文して、はや1週間。納車が待ち遠しい限りですが、例によってカーオーディオのグレードアップをどうするか、妄想が再燃中。
カーオーディオに、ご興味ある方は以下をご覧ください。
実はM2注文時に、BMWのオーディオメーカーオプションで、harman/kardonの装着が可能でしたが、これまでのメーカーオプションには裏切られることが多く、今回はさすがに見送りました。
それでもディーラーさんご協力のもと、BMWの740iでharman/kardonの試聴は、ちゃんとしてきましたので、少しご紹介を。
(むやみにオーディオのメーカーオプションを否定するつもりはありません。(;^_^A)

この写真は実際にharman/kardonを試聴したマシンではないですが、イメージだけ。(笑)
harman/kardon(ハーマン・カードン)、私の愛車経歴でいくと、日産・マツダならBOSE、レクサスならマークレビンソンというオーディオのグレードアップの位置づけですね。
harman/kardon、私のような昭和なジジイが浮かぶのは、「え?アメリカのアンプ?」「真空管アンプ?」なんて連想される方もいらっしゃるでしょう。でも最近はちゃんとデジタル対応したオーディオ機器も製造・販売しており、BMWやスバルもメーカーオプションになってますね。
少し、一般論になりますが、カーオーディオのグレードアップオプションの特徴は・・・、
①パワーアンプの出力増強とマルチ化
②各装置のグレードアップ(音質向上)
③サラウンドシステムの採用と音空間の演出
④そして各オプションメーカーの監修による味付け
だいたい、こんなところでしょう。
見た目も、スピーカネットやオーディオ操作パネルに各オーディオメーカーのロゴが入り、高級感を醸し出していますね。
でも、折角オプション追加して、気に入らない音では、何をしてることやら。
特にこれらメーカーオプションのアンプは調整機能が少なく、変にスピーカー交換やデッドニングなどのチューンをしてしまうと、音のバランスがどんどん悪くなり、追加投資しても負のスパイラルに陥る場合が多いようです。
特にサラウンドシステムと各オプションメーカーの味付けが曲者です。気に入るか、気に入らないかはほとんど「賭け」の世界、前にもブログで紹介したことがあったと思いますが、くれぐれも試聴の上でオプションを付けるかどうかの判断をした方がよいです。
話はharman/kardonに戻ります。
試聴はいつもGOLF7で聴いているスマホに入ってる楽曲(ソースはハイレゾ)で、なじみのスタンダードジャズを鳴らしてみました。
なんと、BMW740iのharman/kardon、率直に申し上げて良いです。
いままで経験した純正オーディオでは一番よかったと思います。
私がいつも一番気にする、音の定位、フロントガラス正面からきっちり音が鳴っています。そのため、ボーカル音が非常にナチュラルで聞き易い音で楽しめます。また音量を大きくしないでも、小さな音で鳴ってる楽器が聞こえるイメージです。正直、驚きの一言です。
もちろん、740iのエンジンの静かさと振動のなさ、車内の遮音性、ボディも堅牢に出来ていることも音響空間としては良い方向に影響しているのでしょう。
740iに乗るなら、これ絶対付けますよ。(笑)
さて、M2のharman/kardonはどうなんでしょう?
残念ながら試乗車はノーマル。
音の品性/品格というか、harman/kardonの素性の良さは認めますが、740iの音響空間を期待したら・・・想像してもダメでしょうね。
ノーマル(それでもHiFiシステムと呼ぶらしいが)とharman/kardonの差は歴然とあるのでしょうが・・・やっぱりダメでしょうね。
過去には・・・
イタリア製のこれ、Audison。
アンプ自体の出力はそこそこですが、DSPの調整能力が高く、音の色・艶もあります。
スピーカーはエンクロージャー付きのソニックデザイン。ドアデッドニングをしなくても、きっちりとした音が出ること、ツイーターも心地よい音を奏でてくれました。
サブウーハーはお気に入りのダイヤトーンSW-G50。エンクロージャーは最低限度の容量しか確保しませんでしたが、切れ、スピードのあるしっかりした低音を出してくれます。
まあ、それなりの投資とこれらの機器のDSP機能でチューニングした音、一度聴いてしまうとなかなか純正では収まりきらないのは事実、やっぱりまたカーオディオカスタムの世界にまた飛び込むしかないでしょうね。
いつも思うのですが、モバイルユースなら、スマホにヘッドホンアンプ、そこそこのヘッドホン・・・まあ10諭吉もあれば結構良い音の環境が出来上がるのですが、如何せんカーオーディオは高いお布施が必要です。
で、今回は?
フランスのFocalのDSPとアンプに注目。
Focalと言えば、ホームユースでもカーユースでも、スピーカーのメーカー?の印象が強いですね。
最近は御多分に漏れず、デジタル音響やハイレゾにも取り組んでおり、後発のためかスペックも他社の良いとこ取りの感が強いです。一番の魅力はデジタル入力が192KHz/24bitに対応していることです。
これはドイツのHELIX。
GOLF7でも、アナログベースならこれと決めていましたが、アンプ内蔵のDSP=MATCHは小型で軽量、BMWとのコネクターのインターフェースも揃っているようで(M2への適合は未確認)相性は良さそうです。
光入力など、デジタル対応が少し時代遅れの感は否めませんが、ポタアンや外部DACの使用前提でアナログ入力前提なら十分かと思います。
ただ少し、オーディオチューンの「鉄板」過ぎて面白くないとは思います。(笑)
これは今のGOLF7につけた、クラリオンのフルデジタルシステム。
スピーカまでの信号がすべてデジタルで、雑音の多いカーユースにはもっていこい。またデジタル化で省電力なためスピーカ配線もリケーブルの必要がないなど、副次的なメリットもたくさんあります。
音の透明感、歯切れの良さ、音の定位は完璧です。純正ナビの音声と外部アナログ入力のミキシング、ハンズフリー通話の音声も対応出来て優れものです。
また音のチューンもスマホのアプリで簡単に触れるところもこの製品の魅力です。
ただ音の艶、奥域みたいな、言葉やデータでは表すことが出来ない分野で、何か不満を感じています。言い換えれば、DSPの調整以外は触るところがないという不満ですね。
GOLF7から移植してM2に付けるもありかな?とは妄想していますが、それならGOLF7のオーディオをどうするか?純正戻し?・・・悩みます。
そのほか、過去の栄光に輝く「カロッツェリアX」や「DIATONE」、お値段は一段と跳ね上がりますが「Bewith」などの選択肢がありますが、私の範疇ではないかなと勝手に思ってます。

さてさて、M2の納車まで日もありますので、情報を集め、ゆっくり研究していきたいと思います。
とにかく、物欲に終わりのないことだけは確かなようです。(;^_^A
ブログ一覧 |
M2 | クルマ
Posted at
2017/07/21 21:40:42