何シテルでも呟きましたが、今年初めてのサーキット走行で、上手くタイムアップが計れました。
車のセッティング、タイヤはまったく同じで、年末年始にサーキット動画(Youtube)いろいろ参考にして、ショップさんのシミュレーター(想定:鈴鹿フル M235レーシング AT車)で試し、気を付けるポイントだけに重点を置いた結果、3秒短縮出来たのは驚きでした。
それでも、動画を見返したら、なかなか実践出来ていないのは確かです。
でも結果だけの話ですが、面白いことにシミュレーターのタイムとM2実車のタイムが同じという事もあり、ブログにしてみました。
以下、いつも長々の話です。ご興味あれば見て下さい。
今回はコーナリングの重点ポイントを整理しておきます。
まあ、所詮素人爺さんの考えも入っておりますので、参考にはならないかもしれませんのでご留意くださいませ。
(全体の重点ポイント)
・コーナー立ち上がりで車の向きをきっちり直線方向に向ける。
→今までは、各コーナーの頂点をクリッピングポイントとして旋回すればいいと思ってましたが、クリッピングポイントをコーナー出口のもっと奥にあるものとして、車の姿勢変化に気を付けて(車を真っ直ぐにして)加速するようにしました。
基本中の基本ですが、当然、加速時のリアの流れが抑制出来て、コーナー立ち上がりのスピードアップにつながった気がします。
→私のスマホのGPSアプリ(Race Chrono)の今回セッションでは、鈴鹿フルを4つのセクションに分けてタイムが計測されますが、どのセクションでもタイムアップ(7ラップ目、青反転部分)が計れましたので、この考え方は間違いないものと思われました。
以下、鈴鹿各コーナー別の考慮事項です。
(タイムアタックに入る前のシケイン立ち上がり)
→タイムアタックに入る前のシケイン立ち上がりからホームストレートへの進入ですが、Rを大き目にしました。これはホームストレート上にあるスタート/ゴールポイントから第一コーナーまで最速で通過するためです。
(第一コーナー)
→ホームストレートからのブレーキングポイントは100m看板を目安にしています。純正ディスクと純正キャリパー、おまけにGTウイングが付いていないときはフルブレーキングで姿勢変化してしまい怖かったのですが、ブレーキシステムの強化とGTウイングで安定して怖さもなくなり、スピードをきっちり落すことも出来また第一コーナーの飛び込み速度も上がってきたように思います。
(第一コーナーから第二コーナーへのつながり)
→私の難所の1つです。第一コーナーと第二コーナーは一つのコーナーと思えとよく言われていますので、第一コーナーが上手くいけば、第二コーナーも問題なく旋回できるのは事実です。今回は第二コーナーもクリッピングポイントを奥に持っていってS字に入る前まで上手く加速するようにしました。
(S字カーブ)
→S字カーブはリズム良く駆け抜けろとよく言われますが、確かに最初のS字カーブ進入が失敗すると、だいたいタイムは伸びないことが多そうです。またS字カーブを失敗すると逆バンク、ダンロップまでリズムが狂って、そのラップはもうダメダメになります。今回、S字カーブ進入前はあまり大きく回り込まない(右から左に大きく切り込まない)ようにして、クリッピングポイントはしっかり踏み(まだ動画では踏めていない)、コーナー間はコースの真ん中を走るイメージでコーナリングで膨らみ過ぎないようにしました。
(逆バンク)
→バンク角がついていないので、目の錯覚でカーブ外側に傾いているように見えるコーナーですね。ここはクリッピングポイントを奥に置く(コーナー旋回中は我慢する)ことによってタイムアップに貢献したように思います。また逆バンクからダンロップまでは上り勾配がキツイので、しっかり加速して行きたいポイントです。
(ダンロップ)
→ダンロップは先のデグナー手前まで上りになっているので、コーナー出口が見えない、コーナーの曲がり具合が見た目と違うので、アクセルがどうしても緩みがちのコーナーです。M2では逆バンク立ち上がりから4速に入れるのですが、コーナーの対処と変速のタイミングを同時に気にしないといけない事あります。
逆バンクからデグナー手前まで、スピードに乗りながら上手く左によって、デグナー進入に備えたいですね。
(デグナー)
→デグナー1と2で、コーナーが異なる複合コーナーです。
最初の頃はデグナー1の飛び込みが上手くいかず、スピードを殺し過ぎが多かったように思いますが、ダンロップから4速に入れたまま、軽くブレーキングで速度を少しだけ落として、リズムよく回れば次のデグナー2も上手く回れます。
→デグナー2の手前です。3速に落とし、きっちりスピードを落として、立ち上がりはコーナー縁石に上手く乗せて加速重視で回りました。
(ヘアピン)
→デグナー2立ち上がりから3速、4速全速力でヘアピンへ向かいます。この時、手前右側に、こぶのように立ちはだかる200Rをかすめるようにヘアピンカーブに進入します。そうすると車がまっすぐにヘアピンに入れますので、コーナーが安定します。
(まっちゃん)
→高速カーブでもある「まっちゃんカーブ」はヘアピン立ち上がりから、2速、3速、4速と変速して・・・でもその先の見通しが悪く、ここもアクセルが緩んでしまうポイントでした。これはYoutubeにヒントがあったのですが、バイク用シケイン入口の緑のクリッピングポイントを踏んで加速してやれば上手く5速までいれてスプーンまで駆け抜けることが出来るようになりました。
(スプーン1)
→もっとも苦手なコーナーです。スプーンの入り口での減速ポイントに目印がなく、ブレーキポイントが決まらないため、いつもあたふたしています。1つヒントになったのが、右側芝生の切れ目のようなところがあるので、見えたらブレーキというやり方で4速に落として旋回しています。
(スプーン2)
→苦手なコーナーの2つ目です。原因はバックストレートを最速で駆け抜けたいといつも焦る気持ちが悪さしてるのだと思います。ここからは上りになりますので、スプーン1を通過したら3速に落として、左クリッピングポイントを奥に定めて、小さくして我慢のコーナリングを心掛け、車がバックストレートの方向を向いたらフルアクセルです。荷重が右側に掛かっていますので右に膨らみますが、右側エスケープゾーンも広いのであとは勇気だけです。
(130R)
→超高速コーナーですね。私のスマホアプリ計測でも160Km/hで通過しています。バックストレートはGPS計測でも220Km/h超出ていますので、100m看板で軽くブレーキング、4速へシフトダウン(シフトダウンすべきかはいつも迷う)、そのタイミングとハンドルの蛇をあてるタイミング(どうしても遅れ気味)、そして左縁石にうまくクリッピング出来れば、エスケープゾーンも広く、楽しめるコーナーです。それでも心臓バクバクします。
(シケイン)
→十分減速して、小回りが原則です。なおタイムアタック中のラップはホームストレートに向け、最短でアクセスするようにRを小さめにしています。
私の考え方は、今のところ、こんな感じです。
M2は古典的なFR、でも少しパワーがあるで、電子デバイスに助けてもらいながら走っています。
軽量FRで、電子デバイスOFFで、もっと練習した方が良いかもしれません。なかなか難しい世界です。
RRやFF、4WDなら、また全然走り方は違うのでしょうね。
齢60になって、タイムやスコアの上げられるものって、少ないですよね。(^^♪
サーキットを走られる諸先輩に皆様、いろいろご意見あると思いますが、何かお気づきがあれば、今後ともご指導よろしくお願いします。
(今回のサーキット走行動画)
Posted at 2021/01/21 21:51:00 | |
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