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R35GT-Rのオーディオは、その後いろいろな情報を総合すると、なかなかこれでというベストソリューションが出てきません。お金を掛ければ良いということでもないので、ちょっと休止。

そこで、発売当時から噂のあったSONYのウオークマンNW-ZX1、いよいよDSDフォーマット再生がOSのバージョンアップで可能となりました。




OSのバージョンアップ自体は、AndoridのPlayストアからダウンロードすれば簡単でした。
早速、MusicフォルダーにDSDファイルを保存し、何の問題もなく再生が可能になりました。

（SONYのHP）
http://www.sony.jp/walkman/update/



上記写真とおり、ファイル拡張子dsf、コーディックDSD、ビットレート5644kbps、サンプリング周波数2.8224MHz、量子化ビット数1bit、ハイレゾ音源黎明時から考えると、ウオークマンでDSDフォーマットが聴けるなんて「夢のまた夢」、感慨無量です。（大袈裟です。）

音はというと残念ながら、PCM192K・24bitと大差はないように思います。これには訳ありで、DSDフォーマットをDSDの変換ロジックで鳴らしている訳ではなく、PCMに一旦返還後にDA変換しているようです。

ただ上記音の感想は、ウオークマン直で聞いた話。SONYのポータブルヘッドホン（ポタアン）PHA-2とデジタル接続してみると・・・結構ナチュナルなDSDの音を奏でてくれます。DSD特有の優しさ、空気感みたいな微妙な音の響きをポタアンがうまくドライブしてくれています。

ただ唯一の難点は、DSDフォーマットを再生するとウオークマンの電池の減りが異様に早い事。デジタル出力すると車の電源を供給できないので、厄介です。
（ポタアンはUSBマイクロミニの口が空いているので、電力供給しながら鳴らせます。）



実際先週に、R35GT-Rのスポリセ装着時に高松往復、BBQで三重往復と、このDSD音を何回も聴いてみましたが、気に入らなかったBOSEサウンドがちょとましに聞こえる気がしてます。
（BOSEのエージングが進んだという実態もありますが・・・。）


電源の問題が残りますが、DSD対応のウオークマン、恐るべしです。