M2は丸2年を経過し、大幅なバージョンアップを無事完了しました。
個々のパーツは、みんカラパーツレビューに上げましたが、以下まとめのブログを書いてみました。
このバージョンアップは、大阪・堺のチューナー
TECH-M さんにお世話になりました。
さらに楽しく、スマートな車になりました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
【なんでまた・・・ここまでやるの?】
正直、現行「Competition」への買い替え、来年出るであろう「CS」も考えましたが、これまでのアフターパーツが流用できなかったり、S55エンジンの重さを考えると、素のM2の、軽さを生かしたバージョンアップの方が良いのではと思った次第です。
そこでTECH-Mさんに相談し、「ストリートバージョンのまま鈴鹿が走れる車」という難題を、上手く叶えてくれたように思います。
素人考えながら、一般道を少し走っただけでも、車が軽くなった印象、チューン後も乗り易さは全然失われていないのは、凄い事だと思いました。
早く、鈴鹿に行きたーい!気持ちが抑えられません。でもなかなかスケジュールが合わず、取り急ぎCC-C(クルージングクラス)で車もドライバーも慣らし運転して来ました。
さて、前置きが長くなりましたが、各導入パーツのまとめとサーキットユースでの印象を記します。
【パフォーマンスアップ】
やっぱり、まずはブレーキ強化です。
(Brake System)
・TECH-M Original Brake Disk kit(RDD)
--Front(395mm)
--Rear(370mm)
(Brake Pad)
・PFC Brake Pad #11
フロントローターは純正で380mm、これを395mmのRDD製に変更しました。
外径の大きさの違いと、キャリパーは純正のままですが取付位置が斜め下になりました。
【before】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【after】
赤△部分が、キャリパー取付位置を下方向にオフセットするパーツです。
キャリパー装着後隠れて見えなくなってしまいますが、勿体ないぐらい綺麗な仕上がりのパーツです。
キャリパー取付後のローターです。
キャリパーが斜め下にオフセットされているのがわかると思います。
ストッピングパワーの増大は去る事ながら、一般道のブレーキングでも操作し易いブレーキになりました。踏んだだけ効くブレーキ、理想です。
サーキットではリアの羽根の恩恵(リア荷重の増大)と、この強力ブレーキで、鈴鹿の1コーナー飛び込みは凄く楽に曲がれる感じになっています。と、いうか止まり過ぎます。また周回を重ねても私のような素人ではビクともしないブレーキで安心して踏めるようになっています。
パッドもPFCという、プロが使っているパーツを付けました。熱に強く、かつ強大なストッピングパワーを得たことは、サーキット走行には大きいですね。
またキャリパーのオフセットは、予想以上にハンドリングに寄与しているように思います。理屈ではわかるものの、実際の運転で感じることが出来るかと不安でしたが、減速を始めると、キャリパーの慣性重量が下向きに働き、フロントの荷重がしっかりタイヤに乗る感じが、私のような素人でも感じられます。
鈴鹿の各カーブでも、フロントタイヤがハンドルの蛇角に対してしっかり曲がってくれる感じがしました。
レーシングカーの技術が少しでも体験できるのは凄い事ですね。
(Exhaust)
・AKRAPOVIC Evolution Line (Titanium)
・AKRAPOVIC Downpipe w Cat (SS)
・TECH-M Original Muffler Valve Control
【before】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【after】
アクラボビッチ、バイクも付いていますが、やっぱりえー音ですね。
アクセルを踏んでターボ加給が始まり回転が上がっていくと、乾いた高音を奏でます。もう楽器です。!(^^)!
マニュアルでコントロールできるバルブコントローラーを付けてもらいましたので、バルブを閉じると純正マフラーでのコールドスタートより静かになりました。
(以下のYouTubeはバルブ閉でのコールドスタート音です。)
VIDEO
(Intake)
・GruppeM RAM Air System
・FTP Motorsport boost&Charge Pipe
・WAGNER TUNING EVO1 Competition Intercooler Kit
(Ignition System)
・OKADAPROJECTS Plasma Direct
(ECU Update)
・TECH-M DME Stage3
【before】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【after】
ラムエアのインテークは、エンジンルームが華やかになりますね。
他インテーク系とエグゾースト系は、アクラボビッチのパーツ以外、TECH-Mのお勧めをそのまま取付ました。またECUの書き換えもお任せしました。
冷却系ではインタークーラーを大型化しましたが、EVO1で止めています。EVO2の方が冷却効果は高いそうですが、TECH-Mさんのお勧めもあり、EVO2のような大型を付けるとフロント鼻先に重量物を抱える結果になるので、ハンドリングに影響を与える心配も出てくるのでは?というのが理由です。
【エアロパーツ】
・3DDesign Racing Wing
・3DDesign Racing Wing Extension Stay
【before】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【after】
これは以前から欲しかったパーツです。IS FのCCS-Pの羽根への憧れからかな。!(^^)!
特にM2乗りのみん友さんの写真を見て、エクステンションステーを付けたリアビューがカッコいいなあと思った次第です。
羽根はそんなに大きくないですが、この高さならダウンフォースを得やすいのではないかと思ってます。鈴鹿や富士の1コーナー飛び込み、ブレーキング時のリア安定性を期待しております。
ちなみに、お高いカーボン製品ですので、透明のラッピング施工をしてもらいました。
・3DDesign Canard
お顔に髭を生やしました。
さてさて、今日はクルージングクラスの慣らし走行なのでタイムは聞かないで下さい。(^-^;
次回こそ、気持ち良ーく、鈴鹿走れるかな!(^^)!
ではでは~