ATミッションのオイル漏れ [2]

問題のオイル漏れの跡です。ATミッションからです。

一応、各取付けボルトの増し締めをしてみましたが、どれも充分固くてOKでした。
（ちなみにどれも1kg・mくらいの締め付けトルクです。さすがアルミブロック。）

疑惑のシフトコントロールSOL.V コード付近です。
ここより上は濡れていないので、このあたりから漏れている可能性が高いです。

あいにくフロントビームが近くを通っていて、正面から観察することができません…。

可能性の一つとして、シフトコントロールSOL.V コードの穴、あるいはコードを伝っての漏れを考えると、エンジンオイルではなくてATFということになります。

付近を通るATFの油路は２つあります。
ひとつはロックアップクラッチ用の油路です。

もう一つは、シフトコントロール用の油路Bです。

どちらの油路にしても、これらから漏れたATFがシフトコントロールSOL.V コードの穴を通して外に出てきたとすると、ケーシングの中にも相当溜まっているはず…。

ちなみにATFの量をチェックしてみたのですが、量は充分ありました。
今後、定期的に要チェックです。

とりあえず、今回はシフトコントロールSOL.V コードの穴周辺の清掃のみやりましたが、ボロボロのスポンジ状の屑が結構付着していました。
これは穴を塞ぐために付いていたものだったのかどうかは、今となってはわかりません。
新品の「ラバーシール」を注文してみればわかるかもしれませんが。

やはり、なんとかフロントビームを避けて真正面から穴を見てみたいのですが、内視鏡みたいに小型で、かつ至近距離で撮影できるもので、かつ安価で良い機材はないものでしょうか？