トヨタの若者向けブランドのサイオンが撤退
数週間前の記事である
マーケティングにおいて最も重要で最初に考えるのは誰に売るか?
ここで行われるのがセグメンテーションとターゲティング
キーはセグメンテーションの分け方
価格帯で分ける、地域で分ける、クルマの大きさで分ける、クルマのジャンルで分ける、etc
トヨタは年齢でセグメントし若者向けにターゲットしたブランドがサイオン
クルマ業界では、ありそうでなかった分け方
当時、成る程この手もあるな、っと思ったものである。
結果は撤退とゆう結果
事業とすれば失敗となるが、ここから得られたものを次に活かすのがマーケティング活動
チャレンジを止めたら衰退するだけである
撤退の理由は部外者の自分には良く分からないが
自己表現を重視する若者に、これは若者向きですよ〜っというクルマが押し付けのように見えて反発されたのかもしれない
一番の理由は若年層の購買力が落ちている事もあるだろう
新車を買う時の資金源は親ではないだろうか。
っとすると、若者向きだが親も楽しめるクルマを提案するような施策が次の手になる
また、サイオンのクルマは売れなかったレア度が加わり中古になれば人気車になる気もする
人の嗜好が大きく作用するBtoC市場は心理戦に近い(^。^)
逆に人の嗜好を意図的に作り市場を作る事も可能である(これは別の機会に)
サイオンが残したものは教訓だけではない
サイオンブランドで出る予定だったデミオのセダン
マツダのメキシコ工場で生産されるこのクルマはトヨタとマツダの提携の証
サイオンブランドの他のクルマと同様に北米ではトヨタのヴィッツの一員としてで出す事となった。
先ほどの親が資金源の場合サイオンブランドだと買わないが、トヨタブランドなら買ってヒットする、なんて事はありえるが!
良くて小ヒット位だろう(笑)
何故ならこのセグメントのセダンの市場自体(米国でも)が小さいから
トヨタブランドで出す事で新しい提案もなく市場創出が起きるわけでもなし
でも、でも、でも、このクルマ日本で出して欲しい(^。^)
このスタイル大好きである。
コンパクトセダンではダントツであろう。
米国以上に日本のコンパクトセダンの市場は壊滅的
そのままでは、まず売れない(笑)
市場の無いクルマを売る市場を作る。
これはマーケッターの腕の見せ所
スポーツ路線で売り出す事も考えたが市場創出には至らないだろう
自分はこのブログを書いている30分間には良いアイディアは出なかった;^_^A
今回も情け無いオチで申し訳ないm(_ _)m
別のクルマで考えた市場創出の妄想‼︎はあるので、そのうち書きます‼︎
追記
元エンジニア、現マーケッターでありプランナーであるサンナナが衰えてきた脳トレ用に、電車通勤時にこんな(小難しい)コラムを書く事にしました。
返信は週末になりますが、よろしくお願いします。
ブログ一覧 |
《エンジニアリングとマーケティング》 | 日記
Posted at
2016/04/08 08:17:14