こんにちは。今回は丹後(Tango♬)です。
まず伊根からはじめましょうか。
ここは学生時代、夏のゼミ旅行以来です。
来たことは確かなのです、写真も撮ったはずなのですが、当時の印象が薄いのです。
40年以上前、ここはまだ観光地ではありませんでした。
古い家屋が湾に沿って並んでいる日本海の漁港でした。
生活の中にあった舟屋ですからしっかり周りに溶け込んでいたのでしょうか。
その時立ち寄った加悦鉄道はよく覚えているのですが。
今回は遊覧船に乗ったり、有名どころのお酒を手に入れたり、新鮮な海の幸をいただいたり、カモメに餌をあげたりと、駆け足ですがべたな観光をしてきました。また思い出すことができるでしょうか。
・・・駆け足ではいい写真は撮れませんけどね。
☝ 赤い日本酒伊根満開でお馴染み、創業260年の「向井酒造」さん
☝ 伊根町の老舗温泉旅館「油屋」さんが運営するお食事処でいただく海鮮丼
☝ 「伊根湾めぐり遊覧船」にて 餌のえびせんは切符を買った時いただいたもの
そして鉄道開業150年の10/14に乗ることになったのは鋼索鉄道の天橋立(笠松)ケーブル。
笠松公園から天橋立を望む路線延長0.4㎞を最大斜度46.1‰で高低差130mを上ります。車両は7.95mと国内ケーブルの旅客車両では最短のようです。
隣に待たずの乗れるリフトもありますが、鉄道好きは迷わずケーブルカーですね。
☝ ケーブルカーやロープウエイですれ違いのカットは弩定番♪
元祖股のぞきでお馴染みの笠松公園から見る天橋立は昇竜観と呼ばれています。
確かに股からのぞくと昇竜のごとし、と思えるようになったのは私も歳をとったからでしょうか・・・。
続いて天橋立ビューランド。
ここへはリフトと負わせて小型モノレールが運航していました。モノレールと呼ばれているのは『スロープカー』。有名どころだと京浜東北線王寺駅横でよく都電と抱き合わせで写っているあれです。
あまり親しみのない『スロープカー』という名称は、株式会社嘉穂製作所が開発・製作している跨座式モノレール車両の事で、同社の登録商標のようです。加えて現在供用されているものは全て、日本の法律上エレベーターに分類されているようで(斜行エレベーターの一種)、鉄道事業法や軌道法に基づく許認可を受けた路線はないとのことです。
そりゃエレベーターでいいのならだれも好き好んで・・・。
ただ天橋立ビューランドでは堂々モノレールと呼ばれていました(笑)
☝ 天橋立駅と本家天橋立とのコラボはスロープカーからならではの展望
ただいい展望ができるのは二両のうちの下側に車両、なおかつ下側の窓位置にへばりついた場合のみ
隣のリフトに比べると速度は遅いし、上り下りすれ違いがあるわけではないのでひと編成が行ったり来たり、おかげで運転は20分間隔と待ち時間が長い。おまけにエレベーターなのでほぼ立ち席、でもエアコンが利いているでリフトに乗れない小さいお子さんや高齢者はこちらですね。疲れた私もこちらでした。
そしておなじみの飛竜観、なぜか懐かしさを覚えるのは昔見た絵葉書と変わらないからでしょうか。それが『日本三景』のひとつに称されている天橋立の良さなのでしょう。
でも日本三景って江戸時代の基準なわけで、今となってはどうなのでしょうね。
たぶん笠松公園もこのビューランドも10年前も30年前も、下手すれば50年前から大きく変わっていない、いや変えていないのでしょう。
昔から与えられた素敵な立地を大切に守っている、それはそれで大切なことです。
でも景観だけに頼っているとリピートは厳しいのではないでしょうか。
世界遺産登録なんてとてつもなく難しい事だと思いましたとさ・・・。
今回は絵葉書カットばかりですが、それが一番似合う場所だった気がしました。
伊根はもっと深堀できそうですけどね・・・
では、また =^_^=
追記*タンゴエクスプローラーことKTR001形、今は西舞鶴駅で留置されていたようで、最近二編成のうち一編成の解体が始まったようです。
近くまでへ行ったのに全くスルーしてしまい痛恨の極み。
いずれ両方とも解体するらしく手を合わせに行くなら今のようです。
現在解体は手作業で行われているようですが、高岡の日本車両リサイクルのギロチンへ持って来てくれると近間で見れてありがたいのに^m^
☝ 写真は2017年三江線へ乗りに行った時、車窓から撮ったすでに予備車扱いのKTR001
(写真は福知山あたりだったと思います)
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紅ツアーランド | 旅行/地域
Posted at
2022/10/22 08:02:58