
助手席のフロアーから静電気を除去します。
後席からの静電気除去用の導通経路を前に伸ばします。ここから前に導電性アルミテープを貼ります。
燃料パイプから流動帯電を削ると燃料ポンプが楽になりエンジン内部でガソリンの霧がキレイに広がります。
燃料パイプに導電性アルミテープをベタベタ貼って放電用導通経路に接続しました。
フロアカーペットの裏は樹脂だったので帯電防止剤を樹脂にスプレーしました。
帯電防止剤はリッター千円程度の安価なものです。

モノタロウで買いました。ポリカーボネート(例えばライト)には使えないのでご注意ください。
センターピラーの人間の耳に近い穴は耐熱アルミガラスクロステープで蓋をしました。帯電除去と静音化目的です。ただしシートベルト巻き取り機構の下はそのままにしました。音をこもらせると他の穴から出てくるからです。
ベリベリ内張りを剥がし、助手席足下のカーペット下のマットを剥がしました。
前席の床下はいろいろな材質のモノが突っ込まれて静電気を培養していました。XVハイブリッドより念入りでした。
全部の素材をまたいで導電性アルミテープを貼り静電気を除去しました。
手を突っ込んでセンタートンネルまでアルミテープを貼りました。貼る部分は必ず事前にアルコールで清掃しました。発泡スチロールの真下に来る部分にもまっすぐ導電性アルミテープをセンタートンネルまで貼りました。
ドアのゴムシールからも除電するためスポット溶接された部分にアルミテープを貼って導通経路に接続しました。
シートフレーム取り付け部分からも除電し、シートのウレタンに静電気が行かないようにしました。
後ろ席を元通り戻しました。
前席も元通り。
導通経路はトランク下の床下に作った放電アンテナと接続されています。放電アンテナからは走行風に乗せて大量の静電気がコロナ放電されます。
得られた効果は下記の通りです。
・乗り心地改善
・トルクアップ
・静音化
・ドアの開閉が軽い
フレーム鉄板の厚いWRXは溜め込む静電気が多いようで改善が体感しやすいです。フロントバルクヘッドから静電気を抜き取るとエンジンが元気になります。
高級感?を出すために車両性能がデチューンされていました。デッドニングを行う方は静電気のことも配慮されるようお勧めします。
運転席側は来週末にでもやろうと思います。
よろしかったらお試しください。
Posted at 2020/09/13 12:36:57 | |
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