
また長くなるのでブログに書きます。
サンルーフからの除電が効果大だったので強化しました。
ルーフのハンドルはマイナスドライバーでロックを解除したら簡単に外れます。
両方こうしたらあとはハンドルを下に引っ張れば取れます。
リアシートのルーフハンドルも全く同じです。
センターピラーの部分はルーフトリムが樹脂パネルに乗っているだけなので引っ張れば取れます。写真撮りわすれました。
リアピラーの内張りはクリップ4個で止まっているだけなので引っ張れば取れます。四角の蓋は外す必要なかったです。
リアのクリップを3個外せばルーフトリムの助手席側は最小限隙間が開きます。
ドアのゴムを引っ張ればエアバッグやルーフの裏側鉄板裏側が見えます。

これで導電性アルミテープを屋根裏に貼ることが可能となりました。
白ちゃんにはリアウィンドウからの静電気除去のためにトランク下の放電アンテナからの導通経路がリアピラーまで来ています。

この経路からルーフの裏側フレームに導通させます。
床下の放電アンテナ

エアコン排気口の放電アンテナ
鉄板塗装面の汚れ除去には今回からイソプロピルアルコール(IPA)を使いました。新型コロナが流行り始めたときに水で希釈して手指消毒に使った余り物です。テーブルダスターに噴霧して拭くとキレイになります。
エアバッグの窓側に薄い導電性アルミテープを貼りました。ここは鉄板が何枚も重なってスポット溶接されています。溶接部分からは大量の静電気を一気に除去できます。

しかもここはドアのゴムシールが被さるのでゴムだけでなくドア全体の静電気も除去しやすいです。
屋根裏にもエアバッグの向こう側を通して導通させました。手を突っ込めばルーフの中央まで届きます。

ルーフトリムの裏側には何やら発泡樹脂が詰めてありました。静電気の培養をしています。
リアからセンターピラーを経由してフロントピラーまでアルミテープを導通させました。センターピラー部分はエアバッグマークの四角の蓋を外したらアルミテープを貼りやすかったです。
フロントドアの周囲フレームにも一部を除いてアルミテープを貼りました。
センターピラー溶接部分の鉄板は特に肉厚で3枚重ねになっていました。
屋根裏のフレームにもアルミテープを貼りました。ゴムやガラスから静電気を除去すると空力特性が改善されます。
運転席側も全く同じ対策です。
F 型の純正ゴムには静電気を逃がすためフレームに導通させる細工がしてありますが新車半年で錆びています。錆び発生のことを全く考えていないようです。
その部分はアルミテープを迂回させました。車両維持の邪魔なので切断して黒サビチェンジ加工をしようと思います。
これぐらい貼ったのでかなり広範囲に除電できました。

下道と高速道路で試走しました。感じた効果は下記です。
・トルクアップ
・高速コーナーリングがさらに改善
・まっすぐ走るのが楽になった
・ドア開閉が素直になった
ノーマル車はでかいウィングやカナード翼を装着したくなる残念な空力特性ですが、高速道路でムリして出せる程度の速度域では静電気除去だけすればそんなモノ要らないです。
ハンドルを切ったらその量に比例して微細な進路調整が可能です。いきなり気流が剥がれて半車線飛ばされたりはしないです。
ひと皮むけた白ちゃんはエンジン音だけが元気に聞こえるようになりました。
騙されたと思って試していただければきっと楽しんでいただけると思います。
Posted at 2020/10/04 20:33:46 | |
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