
一昨日の日曜日、兵庫県神戸市にあるサンボーホールで開かれている『人体の不思議展』へ子供達と行ってきました。
←『人体の不思議展』の立て看板です。
コレの実物が展示されています。(^.^)
この『人体の不思議展』とは、“人体標本”を一般の人々に公開する展示会で、リアル(もちろん、ホンモノの人間の体ですから・・・ (^^;;))さでは抜群の迫力があります。
展示されている人体標本は“プラストミック標本”といわれるもので、大学の医学部にあったようなフォルマリン漬けの人体(臓器)標本とは違い、最新の技術によって人体を化学処理して、半永久的な保存を可能にした人体標本です。
調べたところによりますと、プラストミックとは組織・器官や生物そのものの体自体を生きていた状態に近い形で保存する方法とのことです。
自然界では、死んだ生物の体が腐敗したり萎縮したりすることは避けて通ることはできません。
そこで、生物の標本(=死体)を真空の状態でシリコン・エポキシン・ポリエステル系の樹脂を染み込ませて樹脂を重合させて固める(=プラストミック技術)そうです。
実際にプラストミック標本を見ると、臭いは全くなく、骨・腱は真っ白、筋肉は赤い・・・というように、とても実物に近いものがあります。
ただ、腸や心臓などの臓器は茶色に変色(生きていれば、キレイなピンク色をしていると聞きますが・・・(^^;;))してしまっていますが、そのカタチはしっかりと保たれていました。
心臓から出ている動脈や静脈の太さに感心してしまいました。(^.^)ナカナカ、フトイデス
いろいろな標本がありましたね~。
体を中央で縦に真っ二つに切られた標本や、頭部を縦に20ミリずつスライスされた標本などです。
胎児の標本などもありまして、コレを見て耐えられる人と耐えられない人は分かれると思いますね~。(^_^;)
来場している人は、家族連れや若いカップルなどが多く、皆さん真剣に標本を覗き込んでいました。
若干の女性はハンカチで口を押さえながら遠巻きに見ていましたが・・・(^.^)
人体の中がこれだけリアルに見ることができるというのも凄いことです。
図鑑などで見るよりも分かりやすいですね。
百聞は一見にしかず・・・です。(^.^)
ウチのチビ助達も楽しかったようです。
「あっ!オッチャン(=標本の“主”)がこっちを見てる!」「ガイコツはカッコイイ!」など、子供の標本を見ての反応が面白かったですね。(^.^)
出口付近にあるグッズ販売コーナーで人体標本のDVDを見たいと上の息子が言うので、結局そのDVDを買ってしまいましたが、我が家では見れないでしょうね~。
カミさんは苦手なようですし、下の娘も少し怖がっていましたから・・・。
(カミさんは人体展をパスして、三ノ宮でショッピングしていました・・・(^_^;))
↑買ったDVDです。
私と上の子で仲良くDVDを見ることにします。(^.^)
『人体の不思議展』のサイトは
こちら。
こういう系統が苦手な方は、見られない方が無難でしょう。
特に“展示標本のご紹介”は見ない方がよろしいかと・・・(^^;;)
ご興味がある方は、是非見に行かれてみてはいかがでしょうか?
見るだけの価値はあると私は思います。(^.^)
↑神戸も冬ですね~。
ルミナリエでごった返す12月の神戸です。(^.^)
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Posted at
2006/12/12 00:59:59