●第19ステージ Treviso - Comano Terme 179 km
I・マヨ(サウニエ・デュバル)が嬉しい逃げ切り勝利!
コース途中にピアン・デッレ・フガッツェ(標高1162m)とパッソ・バッリーノ(標高763m)の2つの峠があります。
また、スタート地点のトレヴィーゾは、我が愛車である「ピナレロ」の本社がある街です。
私もいつかは「グランフォンド・ピナレロ(一般のサイクリストが参加する、山岳センチュリーラン)」に参加してみたいですね~。(^.^)
レースはゴールまで残り40kmです。
先頭はマヨとA・ロサダ(ケスデパーニュ)の2人が逃げています。
その後を、細切れになったいくつかの小グループが追う展開。
雨が降っています。
走行は、かなり危険ですね。
先頭の2人は、カテゴリー3級のパッソ・バッリーノの上りに入りました。
ゴールまで残り25kmでのタイム差は・・・。
(先頭2人)----43秒差----(ガルゼッリの追走グループ)
(先頭2人)----3分27秒差----(主要集団)
それにしても雨がよく降っています。
峠の下りは細心の注意が必要になりそうです。
ゴールまで20kmを切りました。
おっと! マヨがアタック!
ロサダは遅れました・・・。
後続の追走グループは、S・ガルゼッリ(アックア・エ・サポーネ)が脱落して4人になっています。
メンバーは、G・ビスコンティ(クイック・ステップ)、E・ペトロフ(ティンコフ)、M・ラスムッセン(ラボバンク)、M・マルツァーノ(ランプレ・フォンディタール)です。
単独で上り続けるマヨ。
追走グループとのタイム差は50秒。
追走巣ループからラスムッセンがアタック。
1人、マヨを追いに出ます。
マヨが峠頂上を通過。
ラスムッセンは頂上を41秒遅れて通過です。
・・・が、ラスムッセンはマルツァーノら3人に追いつかれ、再び4人になりました。
ゴールまで残り10kmを切っているのでしょうか?
(マヨ)----33秒差----(4人の追走グループ)
(マヨ)----3分33秒差----(主要集団)
依然、雨は強く降っています。
追走グループでは、ビスコンティとペトロフがペースアップ。
ラスムッセンとマルツァーノが遅れています。
(マヨ)----28秒差----(ビスコンティ、ペトロフ)
(マヨ)----1分7秒差----(ラスムッセン、マルツァーノ)
ゴールまであと7km。
追走グループは、ペトロフが先頭。
ビスコンティが苦しい様子・・・。
ゴールまで6km。
マヨとビスコンティら2人とのタイム差は30秒です。
マヨが慎重に下りをこなしていきます。
ゴール手前4km。
ペトロフが遅れたようです。
ビスコンティが1人で追っているようですね。
マヨとビスコンティとのタイム差は33秒。
マヨは頑張っています。
ゴールまであと2km。
マヨ、ビスコンティのタイム差は38秒。
マヨのステージ優勝の可能性が高まってきました。
いよいよマヨがゴールまで残り1kmを通過します。
マヨがガッツポーズをしています。
勝利を確信したようです。
後ろを振り返っても誰も来ない。
ガッツポーズし続けるマヨは嬉しそうです。
自ら拍手をして、
マヨ、1着でゴール!
+43秒遅れでビスコンティが2位でゴール。
3位には、+1分4病遅れでマルツァーノがゴール。
総合成績に変動はありません。
総合トップ、マリア・ローザはD・ディルーカ(リクイガス)。
2位、A・シュレック(CSC)。3位、G・シモーニ(サウニエ・デュバル)。
表彰式のマヨは嬉しそうです。
長い間いたエウスカルテルからサウニエ・デュバルへ移籍。
心機一転したのが幸いしたのか、久々のグランツールでのステージ勝利です。
山岳スペシャリストだけに、ツールでも大暴れしてほしい選手ですね。
今日の第20ステージは、最後の決戦、個人タイムトライアルです。
距離は43kmです。
このステージで総合優勝が決着します。
ディルーカとシュレック、シモーニとのタイム差を考えると、まず順当に行けばディルーカがマリア・ローザをキープすると思います。
シモーニはタイムトライアルが苦手ですので、ディルーカを超えるタイムを出すことは難しいでしょう。
シュレックがどれだけディルーカに迫るのかが注目となってきそうです。
ディルーカが無難にまとめてマリア・ローザを守るのか、それとも最後に大ドンデンガエシが待っているのか?
ゲタは履くまで分からない個人タイムトライアルです。(^.^)
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ジロ・デ・イタリア 2007 | スポーツ
Posted at
2007/06/02 16:04:48