●第20ステージ Bardolino - Verona 個人タイムトライアル 43 km
P・サヴォルデッリ(アスタナ)がステージ勝利!
最終日前日の個人タイムトライアルです。距離は43km。
総合優勝を決める大事なレースです。
マリア・ローザはD・ディルーカ(リクイガス)。
+2分24秒差でA・シュレック(CSC)が2位に付けています。
総合3位のG・シモーニ(サウニエ・デュバル)とは+2分28秒差ですので、タイムトライアルが苦手なシモーニということを考えると、実質の総合優勝争いは、ディルーカVSシュレックということになります。
ステージ優勝を決めたのは、
サヴォルデッリでした。
暫定1位だったD・ザブリスキー(CSC)のタイムを更新してゴール!
総合上位陣も次々にスタート。
中でも、総合5位の
E・マッツォレーニ(アスタナ)は中間地点から良いタイムを出しました。
総合4位の
D・クーネゴ(ランプレ・フォンディタール)、総合3位の
シモーニのタイムトライアル苦手コンビは元気がありません・・・。
マッツォレーニはステージ2位の好タイムでゴール!(+36秒遅れ)
クーネゴが+2分17秒遅れの12位。
シモーニは+2分44秒遅れの17位という結果になりました。
健闘したのはシュレック。
+1分28秒遅れの6位でゴール。
最後のゴールは
ディルーカ。
ゴール前で、
マリア・ローザ確定のガッツポーズ!
ディルーカは、+1分57秒遅れの8位でゴール。
総合成績で変動がありました。
総合トップ、マリア・ローザはディルーカ。
2位にシュレック(+1分55秒差)。3位にマッツォレーニがジャンプアップ!(+2分25秒差)
シモーニは4位に後退(+3分15秒差)
5位、クーネゴ(+3分49秒差)となりました。
サヴォルデッリの走りより、ディルーカを中心とする総合優勝争いに注目してしまいました。(^.^)
ディルーカはシュレック、シモーニの中間タイムを考慮しながら走ったと思います。
ディルーカのタイム自体は平凡なものですが、シュレック、シモーニに対してはマリア・ローザをキープするには十分なタイムになりましたね。
やはり、43kmの距離では逆転するには難しいタイム差でした。
タイム差が肉迫している状況でしたら、ディルーカにもっとプレッシャーがかかり、最悪“自滅”するケースも考えられますが、2分以上のタイム差ということで、ディルーカも冷静に余裕を持って走ることができたのだろうと思います。
シモーニは表彰台圏内から外れました・・・。
とても残念です・・・(T_T)
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ジロ・デ・イタリア 2007 | スポーツ
Posted at
2007/06/04 18:09:47