
今年も3大グランツールの最後を飾る「ブエルタ・ア・エスパーニャ(スペイン一周レース)」の季節がやって来ました。
今年のブエルタは、8/30にスペイン南部・アンダルシア地方のグラナダをスタート。
9/21、マドリードへゴールする3週間、総走行距離3,169kmで争われます。
グラナダでチームタイムトライアル、第5ステージで42.5kmの個人タイムトライアルを走った後に、第7~9ステージがピレネー山岳ステージです。
第7ステージは、標高2050mのアンドラ(ナテュールランディア-ラバッサ)への頂上ゴール。
翌、第8ステージは、プラ・デ・ベレット(標高1860m)への頂上ゴールです。
ピレネー山中、アンドラ公国での激闘が見物です。
次の注目山岳ステージは、スペイン北西部、アストゥーリアス地方での第13~14ステージです。
第13ステージには、ブエルタ伝説のアルト・デ・ラングリルの頂上ゴールです。
最大斜度は23%!
ジロのモンテ・ゾンコランと並び、ブエルタのこのアングリル峠は有名な難所。プロレーサーでさえも恐れる強烈な上り坂の峠です。
翌、第14ステージも最後、頂上ゴール!
スキーリゾート地のE.E.フエンテス・デ・イビエルノへ上り切ってゴールします。
この頂上ゴール2連チャンも厳しい戦いになりそうです。
第20ステージでアルト・デ・ナバチェラーダへゴールする17.1kmの上りの個人タイムトライアルを行い、最終、第21ステージでマドリードへゴールします。
ブエルタだけに、山岳コースが厳しいですね。
頂上ゴールが5ステージ・・・選手はお疲れ様です。(^.^;
さて、優勝予想ですが・・・。
何と言っても、ツール・ド・フランスで総合優勝したC・サストレ(CSC)がイチオシでしょう!
山岳に安定した力を持っているので、今年のブエルタでも上位で走ってくるのは確実だと思います。
ただ、気になる人物がもう一人・・・。
今年のジロ・デ・イタリアで総合優勝したA・コンタドール(アスタナ)です。
残念ながらツールにアスタナは除外扱いされて参加が許されず、このストレスは相当溜まっていると想像しています。
しかも、コンタドールの母国、スペイン最高峰のレース。
コンタドール本人も、ブエルタ総合優勝を狙うような意志を示しているとか・・・。
サストレもうかうかしていられないと思いますよ。(^.^)
A・バルベルデ(ケスデパーニュ)も出場しますが、おそらくツールも不発に終り、おそらくモチベーションは低下しているかと・・・(^.^;
・・・ということから考えますと、総合優勝はコンタドール!ということで・・・(^.^)
総合成績トップの証、マイヨ・オロを着てマドリードにゴールする選手に注目したいと思います。
(^∇^)
Posted at 2008/08/29 18:26:05 | |
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