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KENEA187Aのブログ一覧

2022年02月02日 イイね!

自分の車は自分の手で守るしかない

「被害者は20名以上か!?」名門の皮を被った悪徳チューニングショップの闇を追った - weboption、2022/02/01付記事。

既に公的なメディアで報道されている件なので、自戒の意味も込めて投稿します。この件はかなり前からオーナー間では知られていた話でした。

だからこそ、
2013年11月20日「とにかく、何が何でもパーツリストだけは手に入れよう。
こういう記事とか、
2014年08月09日「新型車解説書。種類があればあるほど便利な本。
こういう記事とか、
2014年11月28日「部品番号
こういう記事とか、
2016年12月14日「純正部品探し
こういう記事を、

散発的に書き残していたんです。

自分の車は自分で守る以外、「頼れる駆け込み寺」なんてものは、この世の何処にも存在しない事をずっと前から認識していたからです。

今、古い車に乗っている人は、自分の車の「価値」を改めて認識するようにして下さい。スタリオンですら、中古でも200万以上は当たり前のように付く時代になっています。サンバーもスーパーチャージャーなら100万台、ミニキャブでもダンプなら50万は超えます。私自身望んだ訳ではないですが、いつの間にか札束に乗って走っているようなものという状況になっています。

「部品がない」「直る訳がない」「お金が幾ら掛かるか分からない」
「悪いお店」は色々な理由を付けて、あなたを車から引きずり下ろそうとするでしょう。あなたが「古い車」と思っているモノが、彼らにとっては、あなたを諦めさせる事さえ出来れば、下取った価格の数倍、時には10倍以上の値段で転売できる可能性だってある「札束」なのかもしれない訳ですから。

これから先は「内燃機関が完全に終わる時代」。自分の車を守る為には、少なくとも次の3択のどれかを選ぶ事が必ず必要になってくると思います。

1.整備解説書やパーツリストを用意していて、部品の手配から整備まで、全て自分で面倒を見る。
個人的には、これが一番の理想です。元々は、学生の頃「店に預けるだけのお金が無いから」というのが出発点だったんですが、私もこうなれるようにずっとずっと足掻き続けてきました。
小さな草刈機や原付の整備だって、自分の愛車を守る為の大切な経験になります。整備が出来る人は、少しでもいろいろなエンジンや機械を触ったり弄くったりしてみて下さい。もうすぐ、それがやりたくても出来ない時代になってしまうから。

2.整備解説書やパーツリストを用意し、信頼できる地元のディーラーやモータースに預けて面倒見て貰う。
自分で整備のスキルを磨く余地が無くても、資料を集める「情熱」さえあれば、この選択肢は本当に誰でも取れます。整備解説書はネットで古書を購入できる場合もありますし、グレーな手段にはなりますが、国内で原本を探して複写を取るとか海外の英字版を探すという手段も、スマホやGoogle先生の助力と、あとはやる気や行動力さえあれば誰でもできると思います。

少なくとも、まともな2級整備士なら整備解説書さえ事前に用意しておけば、車検に必要なメンテナンスは必ず出来ます。

補足:「まともな2級整備士なら、何も見なくても車検整備位出来るよ」と思う方も多いかもしれませんが、古い車、とりわけ昭和の車は作業手順や使用する特殊工具が現行車種と大きく違う事も珍しくありません。昭和50年から52年に掛けてのNAPSやCVCCやサーマルリアクターの排ガス調整を何も見ずに中古新規のガス検通せる位出来る人が居たら天才だとすら思います。昭和から現役だった方が大変少なくなっている昨今、経験豊富な方でも当て推量で整備に掛かった結果、弄り壊してしまうなんて事も、実際無い訳ではありません。それを防ぐ意味でも、整備書は絶対にあった方が良いと思うのです。例え外国語版とかでも、数字を追えば意味は大体分かりますので。

不定愁訴のトラブルシュートも、電気配線図集や新型車解説書があれば、何もないよりも遙かに楽に出来ます。部品の手配が問題になるケースもありますが、海外通販のスキル(eBayでアカウント登録から買い物まで出来る、程度で十分)さえ身に付けておけば、何とかなるケースがほとんどです。

だから私は、何か車両を増やす度に最初に必ず整備解説書を購入するという癖が、スタリオンを買った時からずっと身に染みついています。

3.何も持ってない代わりに、幾ら掛かっても平気な位の財力を持って、信頼も実績も超一流のショップに全部面倒見て貰う。
少なくとも私はこれは出来ませんが、お金と時間を湯水のように使えるなら、こういう選択で維持するのも一つの手でしょう。

補足:自分がこれをやらないし、推奨もあまりしない理由は、2の「整備解説書などを徹底して集めておく」のに比べて、費用対効果が余りに悪すぎるように感じるからです。専門ショップの車検整備で、やる前から数十万請求される位なら、予算10万掛けてでもあらゆる伝手で整備解説書を掻き集めてから、地元のモータースに放り込んだ方が結果的には明朗会計でしっかりやって貰えるという事を、経験上良く知っているから・・・。

「自分で面倒を見るスキル」「資料や部品を探す熱意」「糸目を付けない財力」
これからの時代、この3つのどれかが無ければ、古い車を維持する事は絶対に不可能です。どこかで必ず、悪い人達に言いくるめられて、車から引きずり下ろされる事になります。

3番は流石に誰でもという訳にはいかないでしょうが、1番や2番は、情熱さえあれば誰だって出来るようになると思います。学校の勉強なんて一つも出来なかった、英語や体育や技家が10段階の2とか3だった私ですら、ある程度は出来るようになったんですから。

この3つのどれかに加えて、「家族の理解(若しくは、諦め)」も必要になるケースも多いと思います。例え「理解」が得られなくても、スキルや熱意や財力を突出させる事が出来れば、「諦めさせる」事は出来ると思いますけどね。

スキルもなく、熱意もなく、お金もない。おまけに家族からも所持を反対されている。こんな状態の人は、例え車が「機械的に終わった」状態で無くても、「社会的には終わっている」ようなものです。個人的には、書類が無い車体と大して変わらないように思います。

そういう事にならないように、皆さんも自分の車を自分の手で最後まで守り抜く努力をして欲しいと願います。
Posted at 2022/02/02 02:44:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | 調べ物 | 日記
2017年04月24日 イイね!

ラジエータードレンコック

LLC交換とエア抜きを終えた銀VR号ですが、翌日になってLLCが床に少量ですが漏れている状況を確認・・・orz 漏れた箇所を辿っていくと、どうやらドレンプラグの蛇口その物から漏れているらしい事を確認。プラグの増し締めで様子を見て・・・完了というわけにはいきません。。。

ドレンプラグは大概の場合樹脂製で、先端にOリングがはまっています。漏れの原因はほぼOリングの劣化なのですが、ある程度までなら増し締めすれば止まる事が多いので、ついつい交換せずに放置しがちになります。しかし、水道の蛇口と同じで、内部のゴムが劣化したまま増し締めで無理矢理水を止めていると、そのうちネジ山その物が駄目になってしまいます。ドレンプラグの場合は最悪蝶ネジの部分だけがねじ切れかねません。

銀VR号もそろそろ30年が経過するので、恐らく一度も交換した事がないドレンプラグの交換を検討してみる事にします。

銀VR号はドレンプラグがMB008067、OリングがMB007701。これはMegazip.comによると2.0Lも含めて全車共通のようです。partsouq.comによると、プラグは現在はMR508982という代替品番に統合されている様子。monotaroによると、MR508982が640円、MB007701が210円です。「MB008067 MR508982」で検索してみると、おそロシアでは、トヨタの90910-09054や16417-24200と共通扱いらしい事が分かります。日本の大野ゴムではYH-0082です。

トライ号はドレンプラグが45126TA010、Oリングが45145TA000。これもMegazip.comではKV/KS系全車共通のようです。partsouq.comによると、プラグは45669AA000、Oリングは45677AA000という代替品番に統合されている様子。monotaroによると、45677AA000は150円です。「45126-TA010 45669-AA000」で検索してみると、なんと銀VR号のMB008067と共通扱いらしい事が分かります。つまり、大野ゴムではKV/KSサンバーもYH-0082という事です。

GX号はドレンプラグがMB860977、OリングがMB845093。これもMegazip.comではU4x系全車共通。プラグはH2x系ミニカのMB598485の統合先部番でもあるようです。monotaroによると、MB860977は440円、MB845093が140円です。「MB860977 MB598485」で検索してみると、トヨタの16417-15210や23322-54010と共通らしい事が分かります。大野ゴムではYH-0096です。

なお、YH-0082に関しては内径6.8mmのOリングが応急補修用に適用できるようです。YH-0082は正確には「トヨタ新型」という分類らしく、これに適合するOリングは「トヨタFF」と共通の11×7×2というサイズみたいです。YH-0096は「トヨタFF」に該当する様なので、Oリング自体は3台とも全て共通という事ですね。
Posted at 2017/04/25 00:45:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 調べ物 | 日記
2017年04月19日 イイね!

ブレーキマスター2

前回の続きです。

ディーラーで聞いてみたところ、スタリオンのMB618582Yカンリでしたorz なお、制研ではSK31601です。

KV/KS系サンバーは92年頃までの前期が純正部番7257-71161、ミヤコ部番ではTK-9818なのですが、これらの部番を詳しく辿っていくと結構面白い事が分かります。TK-9818の制研での互換品番がSK61131で、これが日産の車種でも使われているらしいのです。
yoyopartsで調べてみると、K10マーチ、B11-12サニー、N12-13パルサー等(46011-04B27、46011-04B86、46011-01A25ほか)と共通らしい事が割り出せます。同じスバルの中ではKH-KP型の3代目レックス(26490KA010)とも共通とされてます。これだけ対応車種が広がると、スバルでの対応車種が30年近く前に無くなっているはずのTK-9818が何故現行品番なのかも良く分かります。少なくとも、日産・スバルのそれぞれの純正部番にミヤコ、制研ともに異なる部番が与えられているのですが、KaKapartsのリファレンス上は制研品番は全部互換有りという事にされてますので・・・。

なお、KV/KS系の92年以降の後期はABS無しが26490TA010、ABS付きが26490TA030。ミヤコ部番ではABS無しがTK-F206、ABS付きがTK-F208。制研ではABS無しがSK62071、ABS付きがSK62161。後期はざっと調べた限りではFAドミンゴ以外に互換の車種が無いようなので、国内の在庫がある内に押さえておくことをお勧めします。

U4x系ミニキャブ・ブラボーは12インチディスク車がMB238979(H2x系ミニカ・ミニカトッポ共通)、10インチドラム車がMB857715。ミヤコ部番では12インチがTK-G200、10インチがTK-G218。制研では12インチがSK31741、10インチがSK32011です。こちらもざっと調べた限りではどちらもメーカーを跨いだ互換の車種が無いようなので、国内の在庫がある内に部品を買っておきましょう・・・。
Posted at 2017/04/19 22:27:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 調べ物 | 日記
2016年12月14日 イイね!

純正部品探し

備忘録代わりに。CAPSやASAその他持ってる人でも十分役に立つと思います。リンクをケータイやスマホにメモしておけば、自宅じゃなくても部品探せますしね。

ilcats.ru
http://www.ilcats.ru/clid/1
・・・ロシア系のサイト。電子化されてるPLは大体ここでほぼそのまんまの形で全部閲覧できます。日本語だけほぼ全部文字化けしてるので、画像を見ながら気合いで探しましょ。私はまずはじめにここで探します。

220209追記:軽自動車はPartsfan.comの方が良さそう。登録必須なのがちと微妙ですが・・・。

MegaZip.net
https://www.megazip.net/
・・・目的の部品番号がわかったら次にここへ行きます。車種・メーカーを指定して探していく事もできるけど、ilcatsに比べると検索可能なメーカーや年式の範囲がだいぶ狭いです。しかし、ここの凄いところは部品番号を直接入力して検索すると、その部番がどの車種で使われてるかの逆引きまでやってくれる事。ここ試験に出る覚えておくとCAPS要らなくなるからノート取っておいてね。メーカーを選んだ時点でどこの国で販売された車種か検索できるのも地味に便利です。三菱だとMMALとかNEDCARとかプエルトリコ仕様とか絞り込めたりしますし。英語系のサイトなので現時点での純正価格をざっくり把握するのにも便利です。

partsouq.com
https://partsouq.com/
・・・英語系。在庫の確認はここも使うと良いでしょう。MegaZipは純正の価格しか出て来ないけれど、ここは社外の互換部品があるものや色違い別部番があるものは、純正価格と同時にリストアップされますし、何が根拠かいまいちよく分からないところもあるのですが’、現時点の在庫の数がいくつあるのかもかなり具体的な数字が出て来ます。モノによっては部品自体の写真が閲覧できるのも便利です。多分、自社で流通歴のある部品をその都度いちいち写真撮ってうpしてるんだと思います。

amayama.com
https://www.amayama.com
・・・英語系。何故か日本と並んでUAEでの在庫状況が表示されるので、日本には在庫がないけどUAEにはあるみたいな状況が確認できたりします。謎の機能として部品によっては重量が把握できたりもします。オーストラリアとか英国とかの海外からの送料がいくら掛かるかざっくり計算する時に便利

三菱の北米仕様の部品探すなら・・・
MoparKC
http://www.moparkc.com/
MyMoparPart.com
http://www.mymoparpart.com/
・・・但しクライスラー、ダッジ、プリマス限定です。モパーのパーツサイトだから当たり前と言えば当たり前なんですが。年式も1984モデルイヤーまでしか遡れません。MMNA仕様のスタリオンはCAPSやASAではUSAの収録から漏れているので、コンクエストと見なして部品を探すのがいいと思います。

ただ、三菱からクライスラーへのOEM車種は、ilcats.ruとかのロシア系の’電子PL丸パクリサイトでも一応探せない訳でも無かったりします。メーカーでクライスラー選んで、車種で「 IMPORT」を選択すると、その後の細別でグレードではなく84年以降のモデルイヤーを1年刻みで探せるようになってるので。但し、ベースになってるPLが電子版ではなくペーパーバックのものらしくて、そのモデルイヤーでインポートされた全部の車種の部品ががさっと1箇所にまとまってる中から、コンクエストの部品をちまちま探していく事になるので、モパーのパーツサイトで車種指定で探すよりもちょっとめんどくさいです。

色々探し方はあるんですが、結局のところ一番最強なのはロシア系でも電子PLでも冊子でもヒューミント現地人から直接聞き出すのでもいいんですが、何らかの方法で特定した部品番号を検索窓に直接ぶち込んでググる事とか、金にならない事務作業でも嫌な顔しない良心的なDラーで部品番号を直に指定してその場で在庫確認して貰うことだったりもするんですけどね。。。

170114追記:ドライブシャフトやステアリングラックなんかのブーツ関係、あとドラムブレーキのカップ類探すなら、ミヤコ先生(眼鏡っ娘)自動車工業に頼みましょ。
ミヤコ自動車工業 Web検索システム
http://search.miyaco-brake.co.jp/main/main000.asp

・・・国内メーカーでは大野ゴム工業や制研化学工業などもあるんですが、エンドユーザーの誰でも使える適合表を公開してるのはミヤコだけです。価格比較するならミヤコで拾った品番から大野ゴムや制研の品番を拾い出すのがいいでしょうね。

http://www.ohno5825.co.jp/php/junsedat_src/login.php
なお、大野ゴムはユーザー登録すると適合表が使えるようなのですが、そこでは各ブーツの寸法データが開示されているようです。流用の際には参考にすると良いでしょうね。「汎用ラバーブーツ(ゴムブーツ)の品番とサイズ」で検索すると出てきます。

注意が必要なのは、社外メーカーや販売サイトブーツ類の適合表作る際に、どうもサイズが近いものを適合品として扱ってしまう事があるようで、
1.純正部番→2.ミヤコ部番→3.大野や制研の部番・・・と拾っていった際に、3で他社品番として表示されるミヤコの品番が2のミヤコのサイトで拾った品番と一致しない事がよくあります。多分、適合を謳っている以上は全く使えないという事はないんでしょうけどね。

エアクリーナーやオイルフィルターなどのフィルター類探すなら、JS朝霞が間違いなく世界最凶と思います。。。品番の互換情報からフィルター自体の寸法まで、流用に必要なほとんど全ての情報が手に入ります。
http://www.js-filter.com/catalogue

170118追記:そもそも探したい部品の部品番号が分からないんだけど、とりあえず自分の車が海外でどういう名前で売られていたのかは知っている。というレベルの初心者の方は、rockauto.comがお勧めです。個人輸入では米eBayと並んで定番どころかもしれません。車種と年式、走行距離を入れるだけであなたの車の買取価格(以下略)を入れていくだけで、大まかな互換部品の存在を辿っていけます。
http://www.rockauto.com/

逆に、ぁゃιぃクロスリファレンス系をお求めの方はyoyopart.comか、kakapart.comへGo。根拠自体が結構アレである事をお察しでお使い頂きたいんですが、純正部番放り込むと、思いもしないようなメーカーの純正部品や、聞いた事もないような部品メーカーの部番と互換性がある事が分かったりします。こういうところを糸口にガリガリ掘り下げていくと、純正とは比較にならないバカ安い部品をスペインとかタイとかから個人輸入するべく試行錯誤するという、廃人一直線な楽しいカーライフ(略して廃カラ)を送れるようになると思います。。。
http://www.yoyopart.com/
http://www.kakapart.com/

170424追記:ラジエーターの樹脂製ドレンプラグ、オイルパンのドレンプラグのガスケット、樹脂製内装クリップなど、やたら純正品番が多くて車外品との対比がめんどくさい部品を探すなら、ロードサービス用品を扱うミラー・ジャパンが用意している総合カタログが便利かも。元々はガソリンスタンドなど向けのカタログのようなのですが、寸法などが細かく列記されているので、現物合わせの際には役に立つと思います。

171212追記:エンジンのガスケット類、特にオーバーホールキットが入り用な場合には、海外サイトを探し回るのも確かに良いのですが、その前に一度「チェリーガスケット」でお馴染み?の石川ガスケットゴソウダン問い合わせしてみるといいかもしれません。みん友のデリカコーチ海苔の方が、40数年前のデッドストックの品番を頼りに問い合わせたところ、そっくりそのままのものを当時と同程度の価格で受注生産してくれたという、信じがたい神対応を見せてくれた、とても良心的な部品メーカーです。

181207追記:2017年頃からeBay、Amazon共に「実際の発送は中国大陸から」というセラーが非常に増えてきたので、中間マージン節約のためにAliexpressも選択肢に・・・。

AliExpress(アリエクスプレス)での購入方法 | 自転車パーツの海外通販情報局
https://bicycle.kaigai-tuhan.com/method/aliexpress.php

191108追記:ここ数年、昭和末期から平成初期の車両の欠品部品の割合が急速に増えてきている気がします。エンジンマウントやミッションマウントもその一つで、手に入らない場合は元の部品を何とか再生(remanufacturing)するしかありません。千切れたりしたマウントを外して、金属部分は再利用してゴムを盛り直すという工程です。

国内でもウレタンゴムを扱っている会社の幾つかで、エンジンマウントやミッションマウントの再生を請け負っているところがあります。もしも廃盤になってしまっている場合はこういうところに相談してみるのが良いでしょう。

株式会社立成化学工業所
ガレージ・e:ゴム製品の製作

海外ではニュージーランドに同じような事をやっているショップがあり、ここではタイロッドエンドやステアリングリンクアームなどのボールジョイントの打ち替えなどもやってくれるみたいです。

Bricon Engineering

210922追記
点火プラグを探す場合にはNGKの一般プラグ品番一覧表を使う事で、純正指定プラグだけでなく、突き出しプラグや多極プラグなどの流用の際に役立つことでしょう。

エアフィルターでは、私自身が所有車両の殆どで使用しているK&N Filterの公式サイトに、Search By Dimensionsという非常に有用な検索機能が備わっています。これを用いると、純正フィルターが円筒形なら高さと内外径、長方形なら縦横高さの3つが分かっていれば、近いサイズのフィルター品番を探し出すことが出来ます。前述のJS朝霞の情報と併用することで、流用できるK&Nが探し出せるかもしれません。K&Nはフィルターの土台がゴムの為、ある程度の変形や伸縮を許容するので、円筒形の場合、本来は純正が共通部品になっていない車種間でも同一品番が用いられている事がよくありますし、長方形の検索は純正フィルターボックスの内寸を測って近いサイズを入れる場合だけでなく、「純正フィルターの濾材を除去し、土台のみを流用する形でK&Nを入れる」場合にも大変役に立つと思います。

220202追記
ゴムダンパー入りクランクプーリー(ハーモニック・バランサー)が破断しかかっていて、新品部品も入手しがたくなってきた場合には、DamperDoctorにリビルドを依頼するのが良いでしょう。アルミ削り出しプーリーを製作するのも良いのですが、その場合でも元のイカれかかったプーリーをリビルドのコア要員として残しておく事で、同車種仲間の方の修理にも役立てられます。個人的にはクランクシャフトがねじり振動で突然折損する事象を防ぐ意味でも、ダンパーは残しておくのがより堅実と感じますので。

なお、直近の感覚では、ディストリビューター(キャップ、ローター)ウォーターポンプクラッチキット(プレート、カバー、パイロット・レリーズベアリング)。この辺りが社外でも製造廃止になって入手できなくなっている車種が増えてきているように感じます。特に軽自動車が80年代を中心にやばい状況になっている車種が多いです。買い溜めを推奨する訳ではないですが、長く乗りたいならデスビキャップとローターは2セットくらい、ウォーターポンプは1個(中古でも予備があれば、最悪ベアリングやメカニカルシールを交換するリビルド作業も出来なくはないから)、クラッチキットは1式(やはり中古が1セットでもあれば、ライニングの張り替えなどリビルドコアとして活用できる余地があるから)程度予備を持っておいた方が良いだろうと感じます。

一番大事なのは、リビルドできそうな余地がある部品を、新品交換したからと言って安易に捨てない事なんですけどね。

220206追記:
クラッチのレリーズベアリングを探す時は、MRK小西製作所の製品カタログを参考にしてみるといいかもしれません。メーカーを跨いでNTNやKoyoの共通品が使われているケースがある事が分かります。

240407追記:
ここ2年程の間に、セルモーターやオルタネーターのベアリングやカーボンブラシといった、かつては自前リビルドの為に設定されていたインナーパーツが純正部品経由では手に入らなくなって来ています。社外のコア返却前提のリビルド品はまだ普通に存在はしているんですが、単体部品が手に入らないケースが本当に多いです。そんな時は、パーツリストから車台番号で拾い出すか、実際に付いている物に貼付されているステッカーから純正部番を拾い出した後、デンソーや三菱電機、日立などのメーカー品番を同定した上で、AS-PLでベアリングやカーボンブラシを探しましょう。直接ベアリングやカーボンブラシなどの純正部番を入力してもOKです。
Posted at 2016/12/15 00:34:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | 調べ物 | 日記
2015年01月15日 イイね!

物欲モードが入っている時の日常

オークションを中心に車種名などでざっと検索する

商品説明の車台番号やグレード名を見る

車台番号がフルで載ってたらとりあえずパーツリストに入力してみる

目的の部品が付いてる個体である事を確認!

物凄い勢いで「他の部品まだ残ってないでつか!?」と問い合わせる

「ごめんなさい、もう解体済みで写真の部品以外は何もありません」と返答されて途方に暮れるorz

・・・というのがいつも繰り返されるパターンです。・゚・(ノД`)・゚・。

車台番号での同定以外にも、ある部品の説明写真の中にたまたま別の(本命の)部品が写っていて・・・という取っ掛かりから問い合わせる事も多いですが、やはり解体済みで細々したものは残ってない・・・という事も多いですねorz

昔ながらの解体屋さんをひたすら回ってみるとか、街中走っていてたまたま同一車種のドンガラ見かけて直接持ち主にアタックしてみる・・・という方法よりも、ある意味ではとても効率的に探せるようにはなりましたが、昔ながらの手法同様、なかなか上手くいく事は少ないので難しいものです。銀VR号を入手した当時は、ヤードの外から目的の車体を見つけて・・・という手法ができた時代でしたが、社会人になる頃にはもうほとんどの解体屋さんは高い塀で囲まれて、作業着姿で交渉に行く・・・という事は出来なくなってしまいましたしね。

高級車やスポーツカーや希少車だとドンガラの状態で長期間残ってる事も多いのですが、大衆車の最上位グレードや珍グレード程度だと、どんどん鉄屑にされてしまって、部品をじっくり探せるほど長期間車体が現存する事が少ないので余計に難しい。最近も、ほんの数日の連絡の差で車体が解体されてしまって・・・という事例が何例かありました。オクで見慣れない個体の写真を見かけ始めたら、速攻で交渉に入らないともうだめな時代です。部品単位までばらされて売られているものは、ほぼ9割車体本体はこの世に現存してない感じです。可能性があるとすれば、ドアやハッチが車体に付いた状態で売りに出されてるものですが、これでも確率は半々位

エンジンやミッション、ストラットAssyやハブナックル付きの足回りなどは交換部品としての需要があるので解体後も残りやすいようなのですが、基本的に現在の車体に付いている物をコア出しする形でリビルドしたりリンク品と交換する前提の部品(ドライブシャフトなど)とか、その車体を知らないと、単体で見た場合何の役割なのかサッパリ分からないような補機や電装品(特にコントロールユニットや個別のスイッチ)、グレード毎多彩な色があるけどドアなどの一部を除いて基本的にはゴミにしかならない内装部品なんかは、酸素でぶった切られたりぐちゃぐちゃに潰されたりで、一部だけ流用したくても後から探すのがすっごく大変な場合が多いんです。FFや4WDって、特定のミッションには特定のドライブシャフトしか適合しない事も多いんで、折角ミッションがあってもドラシャが酸素でぶった切られてると本当にアチャー(ノ∀`)な感じです・・・。

KVサンバーも車体入手当時に比べると、ドンガラから部品をばら売りしてくれる所はぐっと少なくなってきました。U4xブラボーは数が少ないのでもっと厳しい・・・。

中には、珍グレード探して部品をはぎとるよりも、多少高くても新品出るならディーラー経由で買った方がいいかもしれない・・・という部品もあったりします。送料とかもばかにならん事多いですしね。でもやっぱり、ゴミにされる部品の中から目的の部品を拾い上げて、交渉の結果安く入手できたときの達成感は何にも代えがたいものがあるような気がします。

新品買うのは簡単だけど、足回りやエンジンの一部のインナーパーツとか、特定グレードにしか設定されていなかった特殊な電装品とかは、純正部品が欠品になってももう二度と再生産される事もないと思うので、自分が買った結果本当に欠品になってしまったら、本来そのグレードを持ってる人が補修部品取り寄せる時に迷惑になってしまいますしね。

ネットが無かった大昔、雑誌の通信欄とか解体屋巡りで部品を探してた世代の人達も、もしかしたらネット相手に悪戦苦闘している私と、本質的には似たようなものだったのかもしれないと、最近ちょっと感じています。
Posted at 2015/01/15 01:38:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 調べ物 | 日記

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「なお、最近は投稿する暇がなかなかないですが、3台とも大過なく維持できています。プラグのネタは書きたいですけどね。」
何シテル?   02/02 02:45
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