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拾う神あり。

ディーラーでのスモークガラス交換の際に割れてしまって以来、そのまんまになっていた左リアのサイドバイザー。新品を買うとベラボー、中古で買ってもそこそこ、そもそも１箇所だけの購買が殆ど成立する見込みのない部品だったのですが・・・・。

なんと今回、タダで手に入りました。。。

ある場所に置かれている物置状態のKVに、サイドバイザーが左側面だけ付いていたのですが、この物置KVの主に先日偶然出くわす事が出来、「同じ車に乗っていて壊してしまい、どうしても必要なので売って貰えませんか・・・？」と交渉したところ、「こんなので良ければいつでも外して持ってっていいよ」と有り難いお言葉を頂けたのです。

後日、工具を持って物置KVのところへ行き、黒いナイロンリベットをニッパーで頭飛ばして取り外し、落下防止の為にバイザーの何箇所かをガムテープを貼ってドア側に仮止めしておいて、後はドアとバイザーの間にカッター差し込んでウレタン製の両面テープをピーッと切り取って、車体からの取り外し完了。

この一連の作業の何処に「割れる」という要素が入ってくるのかが正直良く分かりませんが・・・。少なくとも「両面テープ全部切り取り終わる前にバイザー持って、手前側に引っ張る」事さえしなければ多分割れない・・・はず。

ひょっとして、ナイロンリベットの再使用を見込んで無理に外そうとすると割れちゃうんでしょうかね？　バイザーで使われるナイロンリベット、東急ハンズのような品揃えが豊富なホムセンに行けば、色はともかくとして同じ形状の物が手に入ります。サンバーの場合は4x5.0mmってのでジャストフィット。小型セダン位までならこれでぜんぶいけるんじゃないかな。

とにかく、バイザー車体から剥がす時は、
・ナイロンリベットは無理に再使用しようとしない。同じ形の予備が手に入ったなら、車体に付いてる物は頭切り飛ばして取っちゃった方がいいです。
・両面テープを完全に切るまでは、絶対にバイザーを手前側に引っ張らない。

この２点守ってればまず大丈夫じゃないでしょうかね。

スタリオンの燃料ポンプ交換の際に、タンク周りのベーパー漏れや、チャコールキャニスターなどを一通り調べて貰いましたが、特別おかしな処は無かったようです。念のため、各部のホースや燃料キャップは新品に交換して貰いました。結局、何処が悪かったのかは分からないのですが、とりあえずベーパーが漏れていたらしい症状は改善しました。



外してみた燃料キャップの比較。右がスタリオンで左がサンバー。スタリオンは給油口に引っ掛かるベロの部分が＋ネジで止まっているので、分解してパッキンの取り外しや圧力弁の清掃が簡単に行えるようになっていますが、サンバーはベロの部分がリベット止めで分解できず、パッキンの取り外しにもかなり苦労しそう。でも、スタリオンのキャップはパッキンが単独の部品としては出ず、逆にサンバーの方はパッキンだけを購入する事が出来るのが不思議。逆なら良かったのに・・・。

しかしサンバーの方、ユニクロが見事に白く腐食してますねーorz。以前燃料フィルターを分解した際に、何やら焦げ茶色のガソリンが出て来てビビった覚えもあるので、恐らく大なり小なりタンクの中錆びてるんだろうなーと思ってます。・゜・（ノД｀）・゜・。



口金の形がよく似ている事、片方は「分解出来るがパッキンが出ない」キャップ、もう片方は「分解出来ないのにパッキンだけ出る」という組み合わせという事になるので・・・。いずれスタリオンのキャップにサンバーの新品パッキンを合わせるという前提で、お古になったスタリオン用を流用してみる事にしました。



スタリオンのキャップ、中古ながらもサンバー純正よりもガッチリと給油口に食い付いてくれるので、意外にいい感じで働いてくれているようです。走行後もばっちりベーパーがタンク内に保持されているし、ガソリンが減ってもタンクが潰れる様子がないので、圧力弁からの吸気も問題ない様子。取っ手が小さい為、締め込むのが少し大変なのが難点ですが・・・。

今後はオイルフィラーキャップのパッキンも交換してやろう。