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KENEA187Aのブログ一覧

2014年09月20日 イイね!

5.00-12のスタッドレス、5.00-10のオールシーズンタイヤ

5.00-12のスタッドレス、5.00-10のオールシーズンタイヤ・・・が欲しい人って、日本国内どの位いるんでしょ? もしいたらイイネ押してみてくだしあ。

GX号のスペアタイヤ・・・なんか古めかしいパターンだなぁと思ってブラケットから降ろしてみたら、付いていたタイヤが5.00-12のバイアスタイヤでした。平成8年の車でもまだバイアスタイヤが標準装着だったなんて・・・。
今履いているのは145R12 6PRという規格のラジアルタイヤですが、5.00-12はこれよりもかなり外径が大きいのでビックリしました。

5.00-12は外径が570mmもあります。これは、12インチのタイヤでは最大級の外径で、現行の12インチラジアルタイヤでは完全に対応出来る規格がありません。どうしても外径をこれに近くしたいなら、13インチの155/80R13(578mm)か、145R13(567mm)にインチアップするしかありません。145R12 6PRは外径541mm・・・恐らくオドメーターやトリップメーターもかなり狂ってきてるはずですorz

逆に言えば、インチアップすると困る事になるスペアタイヤの問題が、この5.00-12をスペアタイヤとして使っている限りは、ある程度までならカバーが可能という事でもあります。

4WDでセンタービスカスのトライ号は、1輪の外径の違いがビスカスにとっての命取りになりかねないので、165/70R13へのインチアップにあたり、スペアタイヤのブラケット(カゴ)をFAドミンゴ用に取り替えるという手段を使いました。KVサンバーの12インチ用のカゴでも入らない事はないのですが、タイヤの空気を抜かないと165/70R13のタイヤが収まらない為です。FAドミンゴと同じく、ブラボーにも13インチが標準のグレードがあり、12インチのミニキャブバンとはカゴの部品番号が異なっているようですので、同じ様に流用する事で13インチタイヤを空気を抜かずにスペアとして持つ事が可能と思います・・・。

では、(10インチ車という更なる例外を除いて)カゴの別部番設定もなく、バンとは形状も異なるトラックはインチアップする際にはどうすればいいか・・・というのが、以前からの疑問だったのですが、スペアタイヤだけ5.00-12を残しておくというのが一番間違いない方法のようです。


実際にタイヤを降ろして比べてみると、13インチの軽トラ向けではほぼ最大級の155/80R13と殆ど外径が変わりません。少なくとも、かなり外径がでかいタイヤでもノーマルのブラケットで十分対応出来るようです。実際、155/80R13を嵌めてあるマーチ用の5Jはこのブラケットに入る事は入りました。ハブ径が59mm以上のスチールなら、普通に収まってしまうみたい。


問題は幅の厚いタイヤが収まるかという点ですが・・・、ノーマルホイールは3.5Jですが、幸いな事に、U4x系ミニキャブトラックは燃料タンクの下に2cm位の厚さのウレタンゴムの板を挟んでスペアタイヤのブレ止めをする構造なので、このウレタンゴムを剥がしてしまえば、4.5J位までならノーマルのブラケットのままでイケルのではないかと思いますし、他社の軽トラも大体同じ様な構造ではないかと思いますが・・・、U4x系ミニキャブトラックで、外径を出来るだけ5.00-12に合わせるのであれば、スペアタイヤに5.00-12を残して145R13にインチアップするのが、一番無難な方法でしょう・・・。

でも、どうしても12インチのままで逝きたい人も、U4x系の人には少なからずいるのではないかと思います。当時の三菱は、鉄っちんホイールの造形にも物凄く拘っていて、純正スチールホイールにもステキなデザインのものが数多くあったからです。

例えばこの白い12インチは当時のオプションのようですが、このホイールに履き替えて走っているU41/42Tは街中でも数多く見かけます。普段は13インチだけど、スタッドレス用にとっといてあるよーという人も、結構居るんじゃないかと思います。

そういう場合、5.00-12は外径面で完全に代替出来るタイヤが無いので、本当に困った問題になります。国内メーカーで僅かに残る5.00-12は古めかしいパターンの夏タイヤのみで、スタッドレスタイヤは皆無です。かつては145/95R12というバイアス代替用のサイズもあったようなのですが、現在では完全に絶滅してしまった様子・・・。10インチの145/95R10というのなら、ミゼットII用に辛うじて残存しているようですが・・・。U4x系はインチアップという手段で回避する事が出来ますが、U1x系以前、特に合わせホイールだとそれも難しいのではないかと思います。




では、海外で似たようなサイズがないだろうか・・・と思って探してみると、なんと東欧やロシア方面にこんな物があるみたいです。

個人的には、あんまり好きなメーカーではないのですが・・・。韓国のハンコックが、この方面向けにWinter Radial DW04というタイヤを輸出しているようで、これがなんと5.00R12という、5.00-12の規格をそのままラジアルタイヤ化したスタッドレスのようなのです。スピードレートは83/81Pとの事なので、一般的な155/80R13よりも上の規格だったりします・・・。


夏タイヤのみのようですが、同じ韓国のクムホもCARGOMATE 874というサマータイヤを同規格で輸出している模様・・・。

他の日本車のように軽トラも輸出されてるのか、或いはソ連時代のトラックのリアタイヤにでも使ってるのか? なんで東欧やロシアにこのような規格の需要があるのかは分からないのですが・・・。

もっと謎なのは、なんでこの規格を日本に輸出してないの?という事。国産メーカーもこの規格をなんで継続生産しないのかという点も含めて、謎です。

韓国のタイヤ・・・、245/45R16というサイズが国産に無いので、仕方なく(正確には、私が買えるような価格帯のタイヤが当時国産には無かったorz)スタリオンでもネクセンのものを履いているのですが、正直そんなにいいものではありません。距離走っても一向に減らないし、バランス取りは国産と比較にならない位レベル低いし・・・。

でも、日本からほぼ消滅してしまった規格を、まだ比較的新しいパターンを与えて作り続けている、という点は評価が出来ると思います。だって、欲しい人にとってはそれしか選択肢がないんだからさ。

最後に、550や360時代に採用例の多かった5.00-10で似たような物がないか探してみたところ・・・。ラジアルではないようなのですが、こんな物がありました。


スロベニアのSavaというメーカーが、ヨーロッパ向けに牽引トレーラー用として出しているSava Cargo B61というものに、こんなパターンの5.00-10があるようなのです。スピードレートは79Nで、一般的な155/80R13と同じ位。このパターン、所謂オールシーズンタイプなので、どんな路面でもそこそこは対応してくれるもの、私もトライ号で使っているソナーS780とよく似ています。このサイズの冬タイヤ、昔のオーツやブリヂストン辺りのスノータイヤにスパイク打ってガンバッて使っている人もいるらしいと聞くのですが・・・、こういうのが選択肢にあれば、また状況も大分変わってくるのではないかと思います。

あーあ、オー○ウェイさん辺りが、こういう規格輸入してくれればいいんだけどなぁ・・・(馬鹿でかい独り言)

追記:もう少し調べてみると、どうもDW04というタイヤはスノータイヤではあるのですが、スパイクを打つ事を前提としたパターンになっているようです。もうちょっとスタッドレス風味のW401というものもあるようですが、これもスパイクを打つ穴が最初から開いているようなので、法規上日本国内には持ってくる事自体が難しいのかもしれません・・・。
Posted at 2014/09/21 01:47:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニキャブ | 日記
2014年09月06日 イイね!

敢えてこういう選択をしてみる

敢えてこういう選択をしてみるGX号の純正ステアリング。外径がΦ38位で、グリップの径が21mm前後。大きくて細いハンドルは操作はしやすいけど、太めのグリップが好きな自分にとってはちょっと物足りない。全体的な意匠はこの時代のキャンターにそっくりですね。写真のは三菱マークが取れちゃってますけど、ミニキャブのステアリングと同じ様な位置に同じ様なマークが付いてます。

クッソ寒いシベリアで分厚い革手袋嵌めて運転するならこういう方がいいんですけどね。南部十四年式も後期型はそんな感じでしたし。ヒーターが無かった時代の名残なのでしょうかね。ジープなど昔のトラックはみんなこんな感じだったような覚えがあります。スタリオンも革巻ながらも同じ様な感じだったので、結局はCD5AランサーGSRターボ用のMOMOに取り替えました。このMOMO、90年代の三菱車に結構オプション設定されてたみたいで、いろいろな車で今でも使っている方が大勢居ますね。

ステアリングボスで定番の大恵産業さんからカタログをダウンロードして調べてみると、U4x系のミニキャブ・ブラボーはH10系のミニカや初代のパジェロミニと同じボスが使われているようなので、この時代のミニカやパジェロミニの純正ステアリングがそのまま使えます。


ブラボーも含めて、純正流用の対象として割と定番と思われるのがこれ。銀VR号でも使ってる三菱純正MOMOのデザインを思いっきり意識したデザインで、同時期のパジェロミニやミニカでも使われていたようなので、ブラボー用で探してもなかなか出て来ないという場合には、パジェロミニやミニカ用として売られてる物探すといいと思いますよー。

残念ながら、U1x系以前のミニキャブやA10x系以前のミニカのステアリングはスプラインの径と山数自体が違うので使えないみたいです。U4x系の時代だけ15mm×32山という規格が使われていて、その後エアバッグが標準化したU6x系ミニキャブや二代目パジェロミニではスプライン自体はスタリオンと同じ16mm×36山になります。ボスもスタリオンのボスと似てる部分が結構あるので、もしかしたらU6x系ならスタリオンの純正ステアリングが使えたのかもしれません。

ステアリングボスのカタログは見ていると結構面白いです。スタリオンと同じ形状のボスって、初代のディアマンテ(恐らくオーストラリアのマグナも含まれる)でも使われてたんだなーとか。この車の純正もしかして自分の車でもイケるのかも?って組み合わせがみつかるかもしれませんよ。

ちなみに、GX号の交換対象のステアリングの選定は相当に迷いました。ステアリングの脱着に当たって借りてきたステアリングプーラーにミニカかミニキャブの物っぽいボスが付いていたので、これを譲って頂いてナルディやモモ入れても良かったのですが、ここでまたKen138の変な条件設定の拘りが出てしまい・・・、純正よりはグリップ太めだけど、純正の意思を尊重して気持ち太い程度。スポークは2スポークで!という無茶振りをしてしまい、2スポークという時点でほとんどのステアリングが候補から脱落していった結果・・・、最後に選ばれたのが、これです。


危険です。お願いだから物を投げないで下さい。。。

外径は37Φ、グリップは純正より気持ち太めの25mm。おまけにホーンパッドはMMCロゴ入りで、2スポークの末端にはこれまた明らかに純正MOMOを意識してるような機能的には無意味な意匠入り。パーフェクトです、写真と質問の返答見た瞬間即決しましたとも。。。

これ、一目で何の車種のものか分かった人は相当スゴイ。この不思議デザインに惹かれて相当探し回った結果、H21Vミニカの純正っぽい事が分かりました。当時の三菱って本当に挑戦的なデザインしてたんだなぁ・・・。

条件設定を相当煮詰めて選んだので、ある一点を除いて使い心地もほぼバッチリ。ウレタンの状態が正直余り宜しくないので、そのうち革を巻いて貰おうかなと思ってます。

以上、想像の斜め上のステアリング選びですた。
Posted at 2014/09/06 19:27:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニキャブ | 日記
2014年07月12日 イイね!

叩けば直る・・・?

今日、GX号の内装を少し弄った後、部品を注文するためにディーラーへ向かう途上でおかしな事に気が付いた。

燃料計が・・・空!?

よく見ると、水温計もなんとなく動いていなさそうな感じです。

ガソリンは先日満タンにしたばかりだし、電装はとくに弄った覚えがないし、ヒーターも熱風が出ているのでオーバークールでもなさそう。メーターか、燃料タンクのフロート故障か・・・orz

一応、平均的な燃費は算出できているので、これさえあれば、一応ガス欠にならない程度の運用は出来るのですが、さあ困ったな・・・と思いつつ、ディーラーに到着。いつもお世話になっているSさんの出迎えを受けました。


S「今日はどうされました?」

Ken138(以下K)「いやぁ・・・、部品注文にきたんですけどね、今日、急にメーターが一部動かなくなっちゃったんですよ。」

S「うーん、とりあえずキーONしてみてください。・・・あー、動いてないね。Kenさん、ちょっとメーターの上をポコンと叩いてみて。」

K「え゛っ・・・(゚Д゚;) そんなんで直るんですか?」

半信半疑ながらも、メーターフードの真上辺りに馬場チョップを食らわせてみると・・・。

なんと、燃料計と水温計の針が動き出しました。
K「工エエェェ(゚∀゚;ノ)ノェェエエ工!? まぢで直っちゃった!?」

S「この時代のメーターって、フィルムのような素材の基盤が何層も重ねてあって、たまに接点が接触不良起こすんだけど、大概はこれで直るんですよ。これで暫く様子を見てくださいね。」


・・・というやりとりがありました。

教訓:メーターパネルは構造によって叩けば直るものが結構ある。
Posted at 2014/07/12 20:46:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニキャブ | 日記
2014年07月11日 イイね!

GX号、ガンガン改良中!

GX号、ガンガン改良中!GX号が公道に復帰して以来、梅雨時期の通勤を中心にガンガン乗り倒しています。先頃給油したところ、燃費は16km/L・・・。キャブレター&2WD、エアコン無し、4MTという仕様は、意識して60km/h以上を出したくなくなる為か、ほぼ街乗りスペシャルのような感じで燃費が伸びてくれています。4MT車に乗っていると、意外に4速ギアというのが中低速から全開までいろんな負荷に柔軟に対応出来るギアである事に気が付く。これに慣れると5MT車でも無理に低回転から5速で加速しようとしなくなるので、5MT車の燃費も伸びてくれたりします。

現在トライ号は純粋なトランポや、遠乗り用としてガレージ内に隠居状態。スーチャ&4WD、エアコン有り、5MTのトライ号が点火時期を再調整して元のパワーが完全に戻った状態で、燃費が概ね街乗り12.8km/L(高速で余り伸びない代わり、良い時は街乗りで13km台乗ります)なので、GX号と完全に用途の棲み分けが出来ている感じになってます。ボディやフレーム内部の錆が怖いので、雨の日乗らなくて良くなるのは地味に有り難い。銀VR号はもう完全にイベント参加やツーリング専用車ですね。滅多に外には出ないけど、一度走り出せば最低200km以上は走ってくる感じで、燃費は高速で10km/L位を維持しています。

ガンガン使っていると、細かな不満がポロポロと出てくるのも事実ですが、ブラボーという上位車種やU6x系という後継車種があるお陰で、部品を掻き集めれば大概の不満が解消出来てしまうのもU4x系のタチが悪いところ。。。まだ整備書が入手出来てないので完全では無いのですが、パーツリストを傍らに流用部品探しと青田買いをしている今日この頃。

先日はこんなことをしていました。

知り合いのU61Vからルームミラーだけを借りる事が出来たので、GX号のミラーと比較してみる事にしました。上の黒い方がU61V、下の白っぽいのがU41Tのものです。


鏡面の製造メーカーはU4x系がIKI(市光工業)、U6x系がEVER WING(エバーウイング)製という違いがありますが、取り付け部分も含めて形状は全く同じ。こういうアームがミラーの真後ろに取り付いて、ビス1本で簡単に固さ調整やアームと鏡面の分離が出来る構造のミラー、もう使ってるのはミニキャブ位だったんじゃないんだろうか? ダイハツやスズキは大概ミラーの真上にアームが付く形状だし・・・。エバーウイングは1970年代頃までの旧車でよく見かける銘柄ですが、もしかしたら鏡面だけの流用元として貴重な存在だったのかも・・・?


U4x系はフルキャブ、U6x系はセミキャブで、フロントガラスの角度がかなり違うので、ミラーのアームの角度もさぞ違うんだろうな・・・という先入観があったのですが、意外や意外。アームの角度は全く同じでした。タイトル画像の通り、U41Tの車体にU61Vのミラーを付けても全く違和感がありません。完全に互換性があって、相互の流用が可能です。

・・・という事は、あれも流用するの簡単って事だよな・・・。少なくとも、U6x系には流用出来てたのを見たから。・・・という訳で、部品が入手出来次第、ルームミラーを防眩の奴に取り替えます。

うちの地方、夜間ハイビームで接近して来る人が多いんで、防眩ないと夜間走行しんどいのよね。
Posted at 2014/07/11 00:48:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニキャブ | 日記
2014年04月24日 イイね!

博打が当たりました&電子パーツリストは出来れば入手しておこう。

あるものどんな車にもパーツリストというものがあり、平成以降はだいたいどのメーカーにもCD-ROM等で提供される電子パーツリストというものがあります。三菱の場合はCAPS、スバルの場合はFAST2といった具合です。

これはスタリオンを購入する前に入手したCAPSのCD。もう13年も前のデータですが、現在でもとても役に立っています・・・。

これを使う事で、車台番号さえ分かれば、中身を見なくてもその車の構成部品が全て分かるようなエスパーを体得できます。勿論、メーカーが記述ミスをしてるか(残念ながらスバルは結構多い感じです。存在するはずの部品が無し扱いだったりとか、トライ号には結構あった)、車歴の中途で目的の部品がはぎ取られるかすり替えられたりしてない限りの話ではあるのですが。そのエスパーを使って、ちょっとした博打を打ってみたところ、運良く的中出来ました。

まず、この電子パーツリストにはとても便利な機能が二つあります。一つは車台番号を入力すると、その車体でどの部品が使われているか、どの部品が適用外かが一発で分かります。例えばGX号の場合、超廉価グレード故に荷台の作業灯は付いていないので、作業灯関係はこんな感じになります。

別の車台番号、作業灯が付いている車両のものを入力してみると、こんな具合。(なお、価格は物干し竿売りじゃないですが、13年前の価格なので、今では恐らく2倍強はすると思います。)


さて、このエスパーを使うと、余程の間違いがない限り不可視部分の部品の内訳も分かってしまうので、こんな事が出来ます。

GX号は超廉価グレード故にリアデフは普通のオープンデフです。坂道ではズルズル片輪が良く滑ります。

部品番号上はこんな感じ。LSDは当然ながら、設定無しです。

別の車台番号ではこんな感じ。

なるほど、LSD付き車でも、ホーシング内のドライブシャフトは共通なのね。(一部、ヘビーデューティアクスルと呼ばれる重荷重用のものは、ドラシャ、LSDとも別部番です)

ミニキャブには2WD、4WD問わず、ダンプや営農車にはLSDが装備されており、一般車でもメーカーオプションで組んであったり、無かったりが色々なのですが、新品は高いし(つか、まだ在庫あるんだろか?)、中古部品でも単体ではかなり高い(というよりも、もう殆ど売ってない)。でも、エスパーを使えば分解しなくても内訳が分かるので、解体屋さんに並んでる廃車体の車台番号を手当たり次第に当たって、運良くLSD車ならその情報自体は交渉の際には秘匿し、何食わぬ顔でデフの中身だけ売って貰えばいい訳です。・・・これやるときは、ばらす前に提示されたお金だけは先払いする事、万一ハズれても掛け金をボッシュートされる前提で腹括っておいて、後からワーワー文句言ったりしないのが鉄則になりますけどね。だから一種の博打になるんです。

さて、今回この博打で解体屋さんと交渉し、ホーシングからデフ本体(デフ玉)だけをバラして貰って、届いた荷物を開けてみたら、こんな感じでした。


よし、LSDゲトー

つか、返す返すもこんな博打する前に、車検取れよというのは言いっこなしでよろしくです。。。

追記:これだけだと単なるオ●ニーリア充逝って良し的な記事になってしまうので、この件について調べている過程で分かった興味深い点を、もう少し記述しておきます。

三菱のCAPSには上記以外にもう一つ、面白い機能があって、部品番号を表示した後に適用車種照会という操作を行うと、同じCDに収録されている車種限定になるのですが、その部品番号が他のどの車種に使われているかが大まかに判定出来る大変に便利な機能があります。
例えば、U4x系の一般向けLSDだとこんな感じ。
トラック以外にもバンやブラボーでも設定があった事が分かります。

U6x系だとこんな感じ。

タウンボックスや同ワイドでも設定がありますが、これだけ見ると、U4x系とU6x系ではLSDは別部番という事しか分かりません。

さて、ここでGX号でも使われているオープンデフを同じように検索してみると・・・・

あれ、なんか急に随分いろんな車種が出て来たぞ?
どうやら、オープンデフ自体はU4x系とU6x系で同じものが使われていたらしい事が分かります。

U6x系もドラシャ自体はLSD付きと無しで同じ部番(U4x系とは違うけど)が使われているらしい事までは分かっているので、これを無茶苦茶に拡大解釈すると・・・。U6x系のLSDは、U4x系でも流用可っぽい結論が導き出せます。

U6x系だと大変にありがたい事に、LSDの大家、クスコから純正よりもっと性能の良さそうなLSDが設定されています。これも一種の博打になるのですが、このクスコのLSDは・・・多分、U4x系でも使えます。

以上、考察完了です。

追記2:

別CDな上に、かなり大雑把な検証しかしていないので、詳しくは各オーナーさんで露西亜方面から磯をゴニョゴニョするなりして現行品らしいASAかCAPSを入手して調べて頂きたいのですが、U4x系の先代のU1x系、これについてはどうも660cc以降の車体はオープンデフ、LSD共にU4x系と同じものが使われていたようです。

残念ながら550ccのバルカンエンジンやサイクロン3G81時代のオープンデフは、H1x系ミニカと共通らしいので、550cc時代のU1x系の純正LSDはH1x系にもいけそうだ、程度の事しか分かりませんでしたが、・・・もしかしたら、660ccの3G83以降なら、U1x系にもクスコのLSDが組めるのかも?

以上、蛇足の考察でした。
Posted at 2014/04/24 01:29:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニキャブ | 日記

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