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いつもオフ会でお世話になっている実車版『チョロＱ　名車セット2+』のツーリングですが、今年最後に2連チャンで開催するとは思わなかった。

11/9が信州松本にてSVX信州オフとの合同開催。こちらはSVXの比率が多いんだろうな。

◎日時：2013年11月9日（土）11:00～15:00　(以降流れ解散)
◎場所：長野県松本市アルプス公園　まきば山荘駐車場　（松本ICから約２０分）

翌日の11/10が川崎マリエンで第５回スタリオンＯＦＦ会との合同開催。以前出た事があるけど、こちらは愛知以西には普段あまり来ない、関東方面のスタリオンが多く参加します。

◎日時：2013年11月10日（日）10:00～
◎場所：川崎市川崎区東扇島38-1　川崎マリエン駐車場

所要時間は松本の方が少し長くて、交通の便自体は多分川崎の方がいい（但し高速かなり混む）んですが、松本の「サプライズもあるかも？」というのもちょっと気になりますね・・・。

8段可変ショックが前後とも手に入りました。

10年程前にばねをダウンサスから純正に戻し、ついでにショックを新調した際にリアだけは8段を入れていたのですが、それからフロントを手に入れる機会が無く、いつかは欲しいなと思っていたものでした。

ショックを交換した際にアッパーマウントだけは新しい物に交換していたのですが、ダストブーツとバンプラバーが未交換だった為、近年ではバンプラバーがボロボロになり、一部は完全に無くなってしまっていて、高速道路で大きくバンプした際にタイヤがフェンダーを擦る不具合も出始めていました。フロントショックは純正ストラットを分解して、A164AギャランΣ用のトキコ・プロドラGを入れていたのですが、街乗りではゴツゴツしていて正直微妙な感じでした。専用品ではない為、アブソーバーがケース内で暴れるからか、車庫入れ時にシェルケース辺りからゴキゴキ変な音がしてましたし。

今回、車高調を既に入れておられるとあるオーナーさんから、それほど使っていないという8段可変を前後譲って頂きました。なんでも、交換してから3000kmも走っていないものだそうで・・・。


早速、そのオーナーさんのガレージで二人で作業開始です。流石に、何度も自分でバラされている方は作業の手際が違います・・・。スタリオンのストラット外しはいくつかコツがあるようで、ここを押さえれば大概の人ならばらせるんじゃないかと思います。

・前後とも、両輪にウマをかえばスタビライザーは切る必要はない。ナックルの結合を解いたら、あとはハブを足でガシガシ踏み付けるだけ。
・一旦ジャッキでハブを持ち上げてばねを縮め、スプリングコンプレッサーか番線でばねを縛って縮んだ状態を維持すれば、リアはドライブシャフトを外さなくてもストラットが抜ける。
・リアストラットの下端を挟んでいる部分は、通常ドライバーを打ち込んで広げるけど、この時に5mm位の平らな鉄板を打ち込む方が、ハブに衝撃を加えても外れにくい。ドライバーはあまり何度も打ち込むと、ナックル側が変形して広げられなくなってしまうので要注意。

・・・といった感じのようです。ポイントは前後ともナックルとストラットの結合ボルトをゆるめたら、一旦ばねを縮めて固定してしまう事にあるようです。



取り外した古い純正ストラット・・・。25年もののバンプラバーは触っただけでバラバラに崩壊してしまいました。このストラットは新たな車高調の素材としてオーナーさんの元で再利用される予定。

交換後、前後とも減衰を1にしてテスト走行しましたが・・・。まぁ、激変もいいところというか、これが本来のスタリオン2.6の足(マイナーチェンジ当時、某先生からは酷評されたそうですが・・・)なんだなーという感じでした。ショックもばねも新品に近い状態だと、街乗りなら減衰1でも十分というか、足だけ新車になったような上品な乗り心地になりました。

オーナーさんによると、自身の車に入れていた時よりも乗り心地が良いとの事。もしかすると、私の車のホイールが輸出オプションに変わっている事も良い方向に働いているのかも？どちらにしても、これで足回りは北米輸出のスポーツハンドリングパッケージとほぼ同等になり、弄くるところが無くなるなと思える満足度になりました。車庫入れ時の異音も無くなり、何故か微妙にずれていたハンドルセンターもきっちり真っ直ぐに戻りました。アライメントは全く再調整もしてないんですが・・・、不思議な事です。

思えば、スタリオンを購入する前に先達のオーナー達から「8段入れれば社外を加工してまで入れる必要性は感じなくなると思うよ」とは言われていましたが、10年掛かってそれが本当の事であったとようやく気付く事が出来ました・・・。

追記：最初はリア8段はカートリッジ入れ替えの為のストラットケースのベースとして、いずれ中身は潰してしまう予定だったので、あまり気にも留めていなかったのですが・・・。フロントがトキコだった頃は、リアの8段は減衰3か4で丁度いい位？で、1だとフロントだけが堅くなり過ぎる感じだった覚えがあります。全体的に乗り味は堅めで、高速道路でぬふわ越え位の速度域からようやく快適な乗り心地になるような、かなりハードな減衰だったので、リアだけの調整を弄くる機会などあるはずもなく・・・。

やっぱり前後のバランスって大事なんだなー、とも思いました。