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KENEA187Aのブログ一覧

2016年12月30日 イイね!

彼は彼なりに頑張ったのだろう・・・。

彼は彼なりに頑張ったのだろう・・・。トライ号はいつもオイル交換のついでにオイルキャッチタンクに溜まった水の排水と、エアクリーナーの点検を行います。フレーム内を通る吸気を行っている関係で、フレーム内が腐食しているとエアクリーナーボックスに大量の錆粉が入り込んでくるので、フレームの状態を把握する意味でも時々ボックス内に何が入ってきているかをチェックするのが重要になります。


K&Nのエアクリーナーは割と綺麗な状態。最後に洗浄・オイルのリフィルを行ってから3年、13000km以上走っていますが、これなら洗浄は当面必要なさそう。オイルキャッチタンクの効果はかなり大きいようです。


ボックスへの錆粉の堆積もほとんどなく、フレームの状態も今のところは良さそうですが、よく見るとムカデの死骸が入り込んでいました。体長5cm位のアオズムカデの死骸でした。まだ幼虫だと思うのですが、こんなところにも入り込んできたというのには驚きです。入り込んだ場所がエアクリーナーボックスだったので、今回は彼(彼女?)が自滅しただけで終わりましたが、こんなところにも入ってくるという事は、当然車室内にも入り込んでくる可能性はあるという事です。

ムカデの毒の恐ろしいところは、幼虫でも成虫でも痛さの度合いが変わらず
、アナフィラキシーショックが起きるリスクもほぼ同じ
という事。
普段室内保管している方も、十分に注意しましょう・・・。

Posted at 2016/12/30 03:53:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | サンバー | 日記
2016年12月16日 イイね!

「Worst Engine」Inside.....orz

「Worst Engine」Inside.....orz世の中には色々なランキングがありますが、アメリカ(多分)の「DSPORTS Magazine」という、日本でいうところのOptionみたいな自動車雑誌のランキングに

5大ワーストエンジン」という、大変に不名誉な企画があります。

その堂々第一位が、銀VR号にもInsideされている三菱・4G54だったりします。・゚・(ノД`)・゚・。

いや、清々しい位辛辣に評価されてて笑える位なんですよ。なにせ表題が「MMCは机上では良いと思ったのかもしれないが、消費者に届いたブツは失敗作ですた。。。」、文中では「4G63へのスワップを行っていないコンクエスト海苔は、先々死ぬ程苦しい思いをすると思う」とまで言い切っちゃってますからorz 全体を読むと正直言って面白い記事なので、以下の意訳がいささかブッ飛び気味な事をお許し下さい。なお、文責はDSPORTSMag.com様です、多分。

4G54の良い点は二つ挙げられてます。

イイ(・∀・)!!
1.ターボエンジン仕様である。
2.全ての時代を見渡しても最大級の排気量の直列4気筒である。

以上。この2点だけで、後はひたすら欠点のdisりばかりです。

イクナイ(・A・)!!
1.ヘッドガスケットがすぐにぶっ飛びやがるZE!
2.キャハハハハ! シングルポイントEGIが許されるのって、マスキー法までだよねー(AA略
3.「MMCよ、お前が良いと思うんなら良いんだろうよ。お前の頭ん中ではな(AA略」と言いたくなる位、実際のブツを目の当たりにすると、「どうしてこうなった(AA略」って言葉しかでてこねー。
4.純正ターボは小さすぎるわ、実際(小並感)
5.SOHCの8バルブまたは12バルブヘッドは、圧倒的な低性能を発揮してくれやがる。
6.シリンダーヘッドのね、流量がね、少なすぎんの。
7,8.スロットルボディもインテークマニホールドも帯域制限きつすぎですわ。さっさと光回線導入汁!

・・・とまぁ、こんな感じでかなりきっつい評価です。基本的な知識として、圧縮比を9.2だと勘違いしてたり(それはTRマグナのアストロン2後期ヘッドだろと)、ジェットバルブを吸気バルブと勘違いしてたりとかしてるのも事実なんですが、恐らくレビュアーも参考にしたであろうチューンドエンジンの写真見てると、その中身がかなり凄いんですよ。

燃料系はマグナのMPIに総取っ替えで、ヘッドカバーがMitsubishiロゴ入りなので、シリンダーヘッド自体も恐らくTPマグナのアストロン2前期ヘッドに交換してると思います。ターボはウェイストゲート仕様の馬鹿でかいのがエキマニ込みで交換されてます。インテークパイプは全て金属製に替えてあり、多分インタークーラーも大型化。点火はMSDで、ラジエーターはフルアルミ、間違いなくコンピュータもフルコンにして、どんなに少なくても400馬力以上は狙える仕様にしてると思います。ここから先にこれ以上手を入れるとしたら、デスビをやめてEDISにする位でしょう。

そこまで手を掛けた後で「これ、やっぱ駄目だわ」という気付き賢者の境地に至った上でのdisりとワースト1選出なんだと思います。G54Bは、他の4つのワーストエンジンと比較しても、明らかに撮影されてるエンジンへの手間と金の掛け方が桁違いに上にしか見えないんですよ。他の4つのワーストエンジンのうち、3位と5位はどう見てもドノーマルにしか見えないですし。

ちなみに、ワースト2から5の顔触れもかなりスゴイです。

2位はなんと、日本では間違いなく名機の一つとして名が挙がり、私自身も好きなエンジンの一つである(ここ重要)トヨタ・4A-GEで、「実性能と(様々な漫画、アニメでの)誇大評価の実像が余りにかけ離れている」というのが選出理由。「AE86の狂信者共熱心党の方々は、ヘッドを20バルブにしてEGI捨ててキャブにして、更にはターボやNOSまで組むけれど、どう見てもその4A-GEを窓から外に投げ捨てて他のより高性能な直4に載せ替えた方が賢明だよね、JK・・・」という、日本の雑誌じゃまずこんな正論どストレートな事書けませんよね・・・なノリで、ちょっと怖くなってきます。そこまで言っちゃ流石にマズイでしょというか、ひょっとして1位よりもエンジンに対する怨嗟の念が強いんじゃないディスカ・・・という気もしてきます。

3位は日産180SXの北米版、240SXのみに搭載されたKA24DEで、「販売戦略を理由として無理矢理宛がわれたエンジンは、大概(xдx)マズーなものになる」「どんなに頑張ってもCA18DETやSR20DETより良くはならん」という、G54Bと似たような評価。でも評価が似てるのに、エンジンの写真がどう見てもその辺の中古車屋行って、海苔っぱなしの薄汚れた車体のものを適当に撮影してきたようにしか見えないのが、このエンジンが米国人からもいかに愛されてないかを物語っているようで泣けてきます(ノ∀`)

4位ホンダのD型エンジンシリーズ全般で、「D型エンジンフリークよ、あなたはツインズ(兄弟、またはツインカムの暗喩?、要はB型エンジン)を見ていつも楽しい気分になれるでしょう」、「つーか、ホンダのクソヤローはどうしていつもUSDMにはクソみたいなエンジンばっかし送り付けてきやがるんDA!」といういささか愚痴混じりのもの。写真のエンジンのヘッドカバーに書かれた「タイプR」のロゴがただただ哀愁を誘います。

5位はマツダが誇るロータリーエンジンの13B-MSP(Renesis)で、「レネシスとは、ロータリーエンジンにおける出ターボ記である」。「マツダの自己評価が過大すぎたのが原因で、マツダは後にバイバック(買い戻し)プログラムをやらざるを得なくなった」「マツダがよかれと思ってやったんであろう排ガス対策の為の仕様変更が、皮肉にもロータリーの良さの全てをぶち壊しにしてる」というもの・・・。

私個人は「あるあるww」と納得できるのはG54BとKA24DEくらい。国によって評価の基準ってまちまちなんだなーという事を改めて感じさせられます。4A-GEや13B-MSPに対する低評価は、ターボとNOSの併用が当たり前の本当に高い次元のチューンをやるお国柄だからこそできるものでしょうし、D型の評価とかを見ていると、米国人(※)のJDMへの憧れって本当に凄いんだなーと感じます。そして私は、そんなワースト1のG54Bが今では愛着のあるエンジンになってるから、世の中わからないもんです。

判官贔屓というか、打目っ娘な子ほど、可愛がりたく庇いたくなるようなもんなんでしょうかね。

(※)補足・・・ここの部分ちょっと補足しておきますが、一般的な米国人は普通はアメ車を買うと思います。車弄りが好きな人ならV8のキャブ車でしょう。今でこそ日本車は優れたエコカーとして認知されてますが、80年代位までのアメリカでは、日本車はアメ車の高性能モデルを買ったり維持したりできなかったり、外車好きだけどポルシェなどの欧州車には手が届かないプアマン(Poor Man's Porsche)とか、免許取りたての女子高生とかペーパードライバーだけどちょっとオサレなクルマに乗りたいOLとかが買う車(Secretary's car「秘書サンのクルマ」。三菱だとイーグル・タロンが本当にそういう扱いだったそうです)だったそうですので、そういう車をわざわざ多額の費用を掛けて魔改造する時点で、米国人の中ではかなりのマイノリティで、そういう中から「これ駄目じゃね?」なんて議論ができるレベルへ達した人は相当な変わり者、日本的に言えば鈴菌感染者に近いような人達だと思います。

そういう背景からdisりの対象として選ばれてるのは、日本国内で日本人からdisられるのとはまた違った意味があるような気はしています。
Posted at 2016/12/16 22:55:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | スタリオン | 日記
2016年12月14日 イイね!

純正部品探し

備忘録代わりに。CAPSやASAその他持ってる人でも十分役に立つと思います。リンクをケータイやスマホにメモしておけば、自宅じゃなくても部品探せますしね。

ilcats.ru
http://www.ilcats.ru/clid/1
・・・ロシア系のサイト。電子化されてるPLは大体ここでほぼそのまんまの形で全部閲覧できます。日本語だけほぼ全部文字化けしてるので、画像を見ながら気合いで探しましょ。私はまずはじめにここで探します。

220209追記:軽自動車はPartsfan.comの方が良さそう。登録必須なのがちと微妙ですが・・・。

MegaZip.net
https://www.megazip.net/
・・・目的の部品番号がわかったら次にここへ行きます。車種・メーカーを指定して探していく事もできるけど、ilcatsに比べると検索可能なメーカーや年式の範囲がだいぶ狭いです。しかし、ここの凄いところは部品番号を直接入力して検索すると、その部番がどの車種で使われてるかの逆引きまでやってくれる事。ここ試験に出る覚えておくとCAPS要らなくなるからノート取っておいてね。メーカーを選んだ時点でどこの国で販売された車種か検索できるのも地味に便利です。三菱だとMMALとかNEDCARとかプエルトリコ仕様とか絞り込めたりしますし。英語系のサイトなので現時点での純正価格をざっくり把握するのにも便利です。

partsouq.com
https://partsouq.com/
・・・英語系。在庫の確認はここも使うと良いでしょう。MegaZipは純正の価格しか出て来ないけれど、ここは社外の互換部品があるものや色違い別部番があるものは、純正価格と同時にリストアップされますし、何が根拠かいまいちよく分からないところもあるのですが’、現時点の在庫の数がいくつあるのかもかなり具体的な数字が出て来ます。モノによっては部品自体の写真が閲覧できるのも便利です。多分、自社で流通歴のある部品をその都度いちいち写真撮ってうpしてるんだと思います。

amayama.com
https://www.amayama.com
・・・英語系。何故か日本と並んでUAEでの在庫状況が表示されるので、日本には在庫がないけどUAEにはあるみたいな状況が確認できたりします。謎の機能として部品によっては重量が把握できたりもします。オーストラリアとか英国とかの海外からの送料がいくら掛かるかざっくり計算する時に便利

三菱の北米仕様の部品探すなら・・・
MoparKC
http://www.moparkc.com/
MyMoparPart.com
http://www.mymoparpart.com/
・・・但しクライスラー、ダッジ、プリマス限定です。モパーのパーツサイトだから当たり前と言えば当たり前なんですが。年式も1984モデルイヤーまでしか遡れません。MMNA仕様のスタリオンはCAPSやASAではUSAの収録から漏れているので、コンクエストと見なして部品を探すのがいいと思います。

ただ、三菱からクライスラーへのOEM車種は、ilcats.ruとかのロシア系の’電子PL丸パクリサイトでも一応探せない訳でも無かったりします。メーカーでクライスラー選んで、車種で「 IMPORT」を選択すると、その後の細別でグレードではなく84年以降のモデルイヤーを1年刻みで探せるようになってるので。但し、ベースになってるPLが電子版ではなくペーパーバックのものらしくて、そのモデルイヤーでインポートされた全部の車種の部品ががさっと1箇所にまとまってる中から、コンクエストの部品をちまちま探していく事になるので、モパーのパーツサイトで車種指定で探すよりもちょっとめんどくさいです。

色々探し方はあるんですが、結局のところ一番最強なのはロシア系でも電子PLでも冊子でもヒューミント現地人から直接聞き出すのでもいいんですが、何らかの方法で特定した部品番号を検索窓に直接ぶち込んでググる事とか、金にならない事務作業でも嫌な顔しない良心的なDラーで部品番号を直に指定してその場で在庫確認して貰うことだったりもするんですけどね。。。

170114追記:ドライブシャフトやステアリングラックなんかのブーツ関係、あとドラムブレーキのカップ類探すなら、ミヤコ先生(眼鏡っ娘)自動車工業に頼みましょ。
ミヤコ自動車工業 Web検索システム
http://search.miyaco-brake.co.jp/main/main000.asp

・・・国内メーカーでは大野ゴム工業や制研化学工業などもあるんですが、エンドユーザーの誰でも使える適合表を公開してるのはミヤコだけです。価格比較するならミヤコで拾った品番から大野ゴムや制研の品番を拾い出すのがいいでしょうね。

http://www.ohno5825.co.jp/php/junsedat_src/login.php
なお、大野ゴムはユーザー登録すると適合表が使えるようなのですが、そこでは各ブーツの寸法データが開示されているようです。流用の際には参考にすると良いでしょうね。「汎用ラバーブーツ(ゴムブーツ)の品番とサイズ」で検索すると出てきます。

注意が必要なのは、社外メーカーや販売サイトブーツ類の適合表作る際に、どうもサイズが近いものを適合品として扱ってしまう事があるようで、
1.純正部番→2.ミヤコ部番→3.大野や制研の部番・・・と拾っていった際に、3で他社品番として表示されるミヤコの品番が2のミヤコのサイトで拾った品番と一致しない事がよくあります。多分、適合を謳っている以上は全く使えないという事はないんでしょうけどね。

エアクリーナーやオイルフィルターなどのフィルター類探すなら、JS朝霞が間違いなく世界最凶と思います。。。品番の互換情報からフィルター自体の寸法まで、流用に必要なほとんど全ての情報が手に入ります。
http://www.js-filter.com/catalogue

170118追記:そもそも探したい部品の部品番号が分からないんだけど、とりあえず自分の車が海外でどういう名前で売られていたのかは知っている。というレベルの初心者の方は、rockauto.comがお勧めです。個人輸入では米eBayと並んで定番どころかもしれません。車種と年式、走行距離を入れるだけであなたの車の買取価格(以下略)を入れていくだけで、大まかな互換部品の存在を辿っていけます。
http://www.rockauto.com/

逆に、ぁゃιぃクロスリファレンス系をお求めの方はyoyopart.comか、kakapart.comへGo。根拠自体が結構アレである事をお察しでお使い頂きたいんですが、純正部番放り込むと、思いもしないようなメーカーの純正部品や、聞いた事もないような部品メーカーの部番と互換性がある事が分かったりします。こういうところを糸口にガリガリ掘り下げていくと、純正とは比較にならないバカ安い部品をスペインとかタイとかから個人輸入するべく試行錯誤するという、廃人一直線な楽しいカーライフ(略して廃カラ)を送れるようになると思います。。。
http://www.yoyopart.com/
http://www.kakapart.com/

170424追記:ラジエーターの樹脂製ドレンプラグ、オイルパンのドレンプラグのガスケット、樹脂製内装クリップなど、やたら純正品番が多くて車外品との対比がめんどくさい部品を探すなら、ロードサービス用品を扱うミラー・ジャパンが用意している総合カタログが便利かも。元々はガソリンスタンドなど向けのカタログのようなのですが、寸法などが細かく列記されているので、現物合わせの際には役に立つと思います。

171212追記:エンジンのガスケット類、特にオーバーホールキットが入り用な場合には、海外サイトを探し回るのも確かに良いのですが、その前に一度「チェリーガスケット」でお馴染み?の石川ガスケットゴソウダン問い合わせしてみるといいかもしれません。みん友のデリカコーチ海苔の方が、40数年前のデッドストックの品番を頼りに問い合わせたところ、そっくりそのままのものを当時と同程度の価格で受注生産してくれたという、信じがたい神対応を見せてくれた、とても良心的な部品メーカーです。

181207追記:2017年頃からeBay、Amazon共に「実際の発送は中国大陸から」というセラーが非常に増えてきたので、中間マージン節約のためにAliexpressも選択肢に・・・。

AliExpress(アリエクスプレス)での購入方法 | 自転車パーツの海外通販情報局
https://bicycle.kaigai-tuhan.com/method/aliexpress.php

191108追記:ここ数年、昭和末期から平成初期の車両の欠品部品の割合が急速に増えてきている気がします。エンジンマウントやミッションマウントもその一つで、手に入らない場合は元の部品を何とか再生(remanufacturing)するしかありません。千切れたりしたマウントを外して、金属部分は再利用してゴムを盛り直すという工程です。

国内でもウレタンゴムを扱っている会社の幾つかで、エンジンマウントやミッションマウントの再生を請け負っているところがあります。もしも廃盤になってしまっている場合はこういうところに相談してみるのが良いでしょう。

株式会社立成化学工業所
ガレージ・e:ゴム製品の製作

海外ではニュージーランドに同じような事をやっているショップがあり、ここではタイロッドエンドやステアリングリンクアームなどのボールジョイントの打ち替えなどもやってくれるみたいです。

Bricon Engineering

210922追記
点火プラグを探す場合にはNGKの一般プラグ品番一覧表を使う事で、純正指定プラグだけでなく、突き出しプラグや多極プラグなどの流用の際に役立つことでしょう。

エアフィルターでは、私自身が所有車両の殆どで使用しているK&N Filterの公式サイトに、Search By Dimensionsという非常に有用な検索機能が備わっています。これを用いると、純正フィルターが円筒形なら高さと内外径、長方形なら縦横高さの3つが分かっていれば、近いサイズのフィルター品番を探し出すことが出来ます。前述のJS朝霞の情報と併用することで、流用できるK&Nが探し出せるかもしれません。K&Nはフィルターの土台がゴムの為、ある程度の変形や伸縮を許容するので、円筒形の場合、本来は純正が共通部品になっていない車種間でも同一品番が用いられている事がよくありますし、長方形の検索は純正フィルターボックスの内寸を測って近いサイズを入れる場合だけでなく、「純正フィルターの濾材を除去し、土台のみを流用する形でK&Nを入れる」場合にも大変役に立つと思います。

220202追記
ゴムダンパー入りクランクプーリー(ハーモニック・バランサー)が破断しかかっていて、新品部品も入手しがたくなってきた場合には、DamperDoctorにリビルドを依頼するのが良いでしょう。アルミ削り出しプーリーを製作するのも良いのですが、その場合でも元のイカれかかったプーリーをリビルドのコア要員として残しておく事で、同車種仲間の方の修理にも役立てられます。個人的にはクランクシャフトがねじり振動で突然折損する事象を防ぐ意味でも、ダンパーは残しておくのがより堅実と感じますので。

なお、直近の感覚では、ディストリビューター(キャップ、ローター)ウォーターポンプクラッチキット(プレート、カバー、パイロット・レリーズベアリング)。この辺りが社外でも製造廃止になって入手できなくなっている車種が増えてきているように感じます。特に軽自動車が80年代を中心にやばい状況になっている車種が多いです。買い溜めを推奨する訳ではないですが、長く乗りたいならデスビキャップとローターは2セットくらい、ウォーターポンプは1個(中古でも予備があれば、最悪ベアリングやメカニカルシールを交換するリビルド作業も出来なくはないから)、クラッチキットは1式(やはり中古が1セットでもあれば、ライニングの張り替えなどリビルドコアとして活用できる余地があるから)程度予備を持っておいた方が良いだろうと感じます。

一番大事なのは、リビルドできそうな余地がある部品を、新品交換したからと言って安易に捨てない事なんですけどね。

220206追記:
クラッチのレリーズベアリングを探す時は、MRK小西製作所の製品カタログを参考にしてみるといいかもしれません。メーカーを跨いでNTNやKoyoの共通品が使われているケースがある事が分かります。

240407追記:
ここ2年程の間に、セルモーターやオルタネーターのベアリングやカーボンブラシといった、かつては自前リビルドの為に設定されていたインナーパーツが純正部品経由では手に入らなくなって来ています。社外のコア返却前提のリビルド品はまだ普通に存在はしているんですが、単体部品が手に入らないケースが本当に多いです。そんな時は、パーツリストから車台番号で拾い出すか、実際に付いている物に貼付されているステッカーから純正部番を拾い出した後、デンソーや三菱電機、日立などのメーカー品番を同定した上で、AS-PLでベアリングやカーボンブラシを探しましょう。直接ベアリングやカーボンブラシなどの純正部番を入力してもOKです。
Posted at 2016/12/15 00:34:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | 調べ物 | 日記

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「なお、最近は投稿する暇がなかなかないですが、3台とも大過なく維持できています。プラグのネタは書きたいですけどね。」
何シテル?   02/02 02:45
マイナー車のオーナーですが、いろんな事して楽しんでます。同じ三菱オーナーの皆さん、宜しくお願いします。
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