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KENEA187Aのブログ一覧

2017年04月24日 イイね!

ラジエータードレンコック

LLC交換とエア抜きを終えた銀VR号ですが、翌日になってLLCが床に少量ですが漏れている状況を確認・・・orz 漏れた箇所を辿っていくと、どうやらドレンプラグの蛇口その物から漏れているらしい事を確認。プラグの増し締めで様子を見て・・・完了というわけにはいきません。。。

ドレンプラグは大概の場合樹脂製で、先端にOリングがはまっています。漏れの原因はほぼOリングの劣化なのですが、ある程度までなら増し締めすれば止まる事が多いので、ついつい交換せずに放置しがちになります。しかし、水道の蛇口と同じで、内部のゴムが劣化したまま増し締めで無理矢理水を止めていると、そのうちネジ山その物が駄目になってしまいます。ドレンプラグの場合は最悪蝶ネジの部分だけがねじ切れかねません。

銀VR号もそろそろ30年が経過するので、恐らく一度も交換した事がないドレンプラグの交換を検討してみる事にします。

銀VR号はドレンプラグがMB008067、OリングがMB007701。これはMegazip.comによると2.0Lも含めて全車共通のようです。partsouq.comによると、プラグは現在はMR508982という代替品番に統合されている様子。monotaroによると、MR508982が640円、MB007701が210円です。「MB008067 MR508982」で検索してみると、おそロシアでは、トヨタの90910-09054や16417-24200と共通扱いらしい事が分かります。日本の大野ゴムではYH-0082です。

トライ号はドレンプラグが45126TA010、Oリングが45145TA000。これもMegazip.comではKV/KS系全車共通のようです。partsouq.comによると、プラグは45669AA000、Oリングは45677AA000という代替品番に統合されている様子。monotaroによると、45677AA000は150円です。「45126-TA010 45669-AA000」で検索してみると、なんと銀VR号のMB008067と共通扱いらしい事が分かります。つまり、大野ゴムではKV/KSサンバーもYH-0082という事です。

GX号はドレンプラグがMB860977、OリングがMB845093。これもMegazip.comではU4x系全車共通。プラグはH2x系ミニカのMB598485の統合先部番でもあるようです。monotaroによると、MB860977は440円、MB845093が140円です。「MB860977 MB598485」で検索してみると、トヨタの16417-15210や23322-54010と共通らしい事が分かります。大野ゴムではYH-0096です。

なお、YH-0082に関しては内径6.8mmのOリングが応急補修用に適用できるようです。YH-0082は正確には「トヨタ新型」という分類らしく、これに適合するOリングは「トヨタFF」と共通の11×7×2というサイズみたいです。YH-0096は「トヨタFF」に該当する様なので、Oリング自体は3台とも全て共通という事ですね。
Posted at 2017/04/25 00:45:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 調べ物 | 日記
2017年04月19日 イイね!

ブレーキマスター2

前回の続きです。

ディーラーで聞いてみたところ、スタリオンのMB618582Yカンリでしたorz なお、制研ではSK31601です。

KV/KS系サンバーは92年頃までの前期が純正部番7257-71161、ミヤコ部番ではTK-9818なのですが、これらの部番を詳しく辿っていくと結構面白い事が分かります。TK-9818の制研での互換品番がSK61131で、これが日産の車種でも使われているらしいのです。
yoyopartsで調べてみると、K10マーチ、B11-12サニー、N12-13パルサー等(46011-04B27、46011-04B86、46011-01A25ほか)と共通らしい事が割り出せます。同じスバルの中ではKH-KP型の3代目レックス(26490KA010)とも共通とされてます。これだけ対応車種が広がると、スバルでの対応車種が30年近く前に無くなっているはずのTK-9818が何故現行品番なのかも良く分かります。少なくとも、日産・スバルのそれぞれの純正部番にミヤコ、制研ともに異なる部番が与えられているのですが、KaKapartsのリファレンス上は制研品番は全部互換有りという事にされてますので・・・。

なお、KV/KS系の92年以降の後期はABS無しが26490TA010、ABS付きが26490TA030。ミヤコ部番ではABS無しがTK-F206、ABS付きがTK-F208。制研ではABS無しがSK62071、ABS付きがSK62161。後期はざっと調べた限りではFAドミンゴ以外に互換の車種が無いようなので、国内の在庫がある内に押さえておくことをお勧めします。

U4x系ミニキャブ・ブラボーは12インチディスク車がMB238979(H2x系ミニカ・ミニカトッポ共通)、10インチドラム車がMB857715。ミヤコ部番では12インチがTK-G200、10インチがTK-G218。制研では12インチがSK31741、10インチがSK32011です。こちらもざっと調べた限りではどちらもメーカーを跨いだ互換の車種が無いようなので、国内の在庫がある内に部品を買っておきましょう・・・。
Posted at 2017/04/19 22:27:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 調べ物 | 日記
2017年04月02日 イイね!

ブレーキマスター

「ブレーキマスターからフルードが漏れている。」

そんな相談が何人かのオーナーさんから寄せられたので、何年かぶりに部品の在庫状況を調べてみたのですが・・・。はっきり言って、結構ヤバい状況ですね。

銀VR号がマスターからの漏れでオーバーホールしたのが4年ほど前で、その時点でも制研やミヤコのリペアキットは既に廃番で在庫も枯渇気味だったのですが、2015年時点で既に三菱からも純正部品がでなくなっていたようです。

スタリオンのブレーキマスターリペアキット(ピストンとシール類のセット)は、大きく分けて1.86年以前、2.86年以降88VRまで、3.88VR以降の3種類あり、1がMB238245。2がMB534780、3がMB618582となっています。北米では87MY以前がMB238385、88MY以降がMB618582となっていたようです。

非常にややこしいのがマスターの内径が2種類あり、1と2が15/16インチなのに対して、3は1インチという表記が電子PL上はされているのですが、リペアキット自体は最終的に1インチ用のMB618582に全て部番統合されてしまう事です。マツダなんかでは15/16インチと1インチではかなり大きさ自体が違うようなので、15/16インチ内径に1インチのシールやピストンを入れるという指定の時点で、本当に出来るんだろか?的な感じです。

どちらにしてもこのMB618582が部品として出なくなっているようなので、スタリオンオーナーはみんな困る事になる訳です。恐怖のYカンリでなければ、バックオーダーを掛ける事で供給される可能性が残っているのですが、シリウスさんが数年前からMB618582に対応したシールキットやリペアキットをラインナップで準備している位ですので、Yカンリの可能性が高そうです・・・。三菱自工自体が事実上日産/ルノーに吸収されかかっている状況なので、今後は旧三菱時代の部品は保有しなくなっていく可能性も覚悟しなければなりませんorz

eBayを見てみると、ブレーキマスターAssyは今でも複数のメーカーから北米純正が出るようなのですが、ブレーキブースター側の取り付け形状が異なるので、国内にはブレーキブースターやリザーバ―タンク含めて丸ごと全部取り替えないと恐らく取り付けができません。おまけに、内径が87MY以前の15/16インチものしか供給されていないようなので、ピストンのみを取りだして転用するという手が88年以前の年式でしか通用しない可能性も高いです。

RockAutoではEISというメーカーのM7489という部番でリペアキットが入手できるようなのですが、これも15/16インチと表記があり、1インチのものは対応部品が設定されていません。

ただ、「恐らく無理」と敢えて断定しなかったのは、メーカーによりリペアキットの互換性の扱いがまちまちな為です。国内を見まわすと新生製作所という会社がブレーキ部品を製造しているようで、そのカタログをみてみると、MB238245がFT-4035、MB534780とMB618582が共にFT-4053となっており、MB618582が15/16インチとして扱われていますミヤコ自動車の品番も似たようなもので、MB534780とMB618582が共にTK-9760となっており、15/16インチという事になっています。北米では88MY以降1インチに切り替わっているはずなのですが、前述のEIS M7489は88-89MYも対応車種にひっくるめられてしまっています。

1インチのガワに15/16のシールをムリヤリ組んでガマンせいという事なのでしょうか? そもそも米国人の方々は丸々マスターを新品にするという選択肢が取れるので、1インチ用のリペアキットが無くても誰も困らないせいか、starquestclub.comでも全く話題に出てきません。。。starquest.i-x.netは昨年末から消滅してしまったようですし・・・orz 本当に困った状況です

なお、クラッチのマスター、レリーズのリペアキットは、それぞれMB012161、MD997786なのですが、幸いにしてブレーキと異なり、三菱車で共用部品として使われていた車種が大変に多いので、ミヤコ自動車等のキットがまだ安定的に手に入るようです。

追記:4年前の自分の日記を辿っていったところ、銀VR号は15/16インチのインナーキットでO/Hをしたようです。リザーバー付近の漏れはA183A用のリザーバーシールキットを購入して直したらしい事も書いていますね。「らしい」というのは、この辺りの作業は全部ディーラーにお願いしていて、その後特に「合わなくて困りました。従って漏れも治ってませんorz」的な事を書いていないので、まぁ用意した部品だけで何とかなったんだろうとしか言いようがない状況で。というよりも、この辺りの事をガチであんまり覚えてないんです。

歳は取りたくないもんですねorz

追記2:忘れないうちに他の車両についてもブレーキマスターのリペアキットについて調べておく事にしました。
トライ号はH3年式なので純正リペアキットは7257-71161(\7,630)、ミヤコ部番ではTK-9818(\7,630)、内径は3/4インチでした。これはKR/KT系サンバーの後期型やKJ系ドミンゴと共通です。注意が必要なのはこれが使われているのはKV/KS系でも90年から92年までで、それ以降の98年式までは同じ3/4インチ内径ながらもFA系ドミンゴと共通のTK-F206という系列の部番に変更となり、ABS付き用のTK-F208も含めてKV系中期以降はミヤコでも既に廃番になっている事です。TT/TV系はそもそもミヤコ部番の設定自体がありません。KR後期~KV初期のTK-9818は世界のどこかで需要が残っているのか、現時点では製造廃止にはなっていません。

GX号は12インチ車なので純正リペアキットはMB238979(\6,800)、ミヤコ部番ではTK-G200(\9,200)、内径は13/16インチでした。三菱はスバルと比べてローターやキャリパーはやや貧相なのですが、マスターの内径は三菱の方がスバルよりでかいものを使っているというのが面白いところです。この品番は12インチディスク車なら全年式共通で、H2x系ミニカと共通なので現時点ではトライ号と同じく現行部品扱いです。しかし、U4x系初期の10インチドラム車用の7/8インチキット(TK-G218)は既に廃番になっているのでご注意を・・・。

ただ、リペアキットがどういう供給形態だとしても、実動20年を越えたらフルードが漏れてフロアの床やバルクヘッドを錆だらけにする前に必ず一度は交換しておいた方が良いと思います。なお、キットが入手できて無事交換できた場合でも、古いインナーピストンとシール一式は予備部品として必ず保管しておくようにしましょう。リペアキットも出ない場合の最終手段として、ディーラーではピストンを一度抜いてシールのみ汎用品で合う物を探して交換する事で対処しているようですので・・・。リペアキットが廃番の場合は解体車をどうにか探してピストンがきちんと抜ける状態のマスターシリンダーを一つ予備部品として保有しておくとよいでしょうね。この場合も、いざ車体側が漏れた場合に予備マスターをばらす事でシール交換で何から何を流用して対処するか、じっくりと検討できるようになりますので・・・。

さらに追記:幾つか質問を頂いたのですが、国内のスタリオンに北米コンクエストのマスターシリンダーを流用するには、最低でもブレーキブースターの交換が必要です。
国内がこんな形で、

北米がこんな形。

つまり、マスターシリンダーに対する取り付けボルトの配置が水平か垂直かの違いがあるのです。

PL上ではブースター本体から後ろ側の部品構成、画像では54196のスペーサーや54111のオーバーホールキットの部番は共通なので、恐らくブースター自体は国内にも加工無しで取り付け可能と思います。

マスターシリンダーの全長やブレーキパイプの取り付け部分の全長などが多少異なるので、前述のFD3Sへのセンティアマスター流用の記事の様に、銅配管の曲げ加工が必要になるとは思いますが、後は別体式のリザーバー、出来れば北米純正がベストですが、国内でもU6x系のミニキャブ辺りからタンクを流用などすれば、交換は可能じゃないかと思います。なお、eBayでは北米マスター、ブースター共に新品が手に入るようです。参考までに。
Posted at 2017/04/02 23:26:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | スタリオン | 日記

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