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KENEA187Aのブログ一覧

2017年04月02日 イイね!

ブレーキマスター

「ブレーキマスターからフルードが漏れている。」

そんな相談が何人かのオーナーさんから寄せられたので、何年かぶりに部品の在庫状況を調べてみたのですが・・・。はっきり言って、結構ヤバい状況ですね。

銀VR号がマスターからの漏れでオーバーホールしたのが4年ほど前で、その時点でも制研やミヤコのリペアキットは既に廃番で在庫も枯渇気味だったのですが、2015年時点で既に三菱からも純正部品がでなくなっていたようです。

スタリオンのブレーキマスターリペアキット(ピストンとシール類のセット)は、大きく分けて1.86年以前、2.86年以降88VRまで、3.88VR以降の3種類あり、1がMB238245。2がMB534780、3がMB618582となっています。北米では87MY以前がMB238385、88MY以降がMB618582となっていたようです。

非常にややこしいのがマスターの内径が2種類あり、1と2が15/16インチなのに対して、3は1インチという表記が電子PL上はされているのですが、リペアキット自体は最終的に1インチ用のMB618582に全て部番統合されてしまう事です。マツダなんかでは15/16インチと1インチではかなり大きさ自体が違うようなので、15/16インチ内径に1インチのシールやピストンを入れるという指定の時点で、本当に出来るんだろか?的な感じです。

どちらにしてもこのMB618582が部品として出なくなっているようなので、スタリオンオーナーはみんな困る事になる訳です。恐怖のYカンリでなければ、バックオーダーを掛ける事で供給される可能性が残っているのですが、シリウスさんが数年前からMB618582に対応したシールキットやリペアキットをラインナップで準備している位ですので、Yカンリの可能性が高そうです・・・。三菱自工自体が事実上日産/ルノーに吸収されかかっている状況なので、今後は旧三菱時代の部品は保有しなくなっていく可能性も覚悟しなければなりませんorz

eBayを見てみると、ブレーキマスターAssyは今でも複数のメーカーから北米純正が出るようなのですが、ブレーキブースター側の取り付け形状が異なるので、国内にはブレーキブースターやリザーバ―タンク含めて丸ごと全部取り替えないと恐らく取り付けができません。おまけに、内径が87MY以前の15/16インチものしか供給されていないようなので、ピストンのみを取りだして転用するという手が88年以前の年式でしか通用しない可能性も高いです。

RockAutoではEISというメーカーのM7489という部番でリペアキットが入手できるようなのですが、これも15/16インチと表記があり、1インチのものは対応部品が設定されていません。

ただ、「恐らく無理」と敢えて断定しなかったのは、メーカーによりリペアキットの互換性の扱いがまちまちな為です。国内を見まわすと新生製作所という会社がブレーキ部品を製造しているようで、そのカタログをみてみると、MB238245がFT-4035、MB534780とMB618582が共にFT-4053となっており、MB618582が15/16インチとして扱われていますミヤコ自動車の品番も似たようなもので、MB534780とMB618582が共にTK-9760となっており、15/16インチという事になっています。北米では88MY以降1インチに切り替わっているはずなのですが、前述のEIS M7489は88-89MYも対応車種にひっくるめられてしまっています。

1インチのガワに15/16のシールをムリヤリ組んでガマンせいという事なのでしょうか? そもそも米国人の方々は丸々マスターを新品にするという選択肢が取れるので、1インチ用のリペアキットが無くても誰も困らないせいか、starquestclub.comでも全く話題に出てきません。。。starquest.i-x.netは昨年末から消滅してしまったようですし・・・orz 本当に困った状況です

なお、クラッチのマスター、レリーズのリペアキットは、それぞれMB012161、MD997786なのですが、幸いにしてブレーキと異なり、三菱車で共用部品として使われていた車種が大変に多いので、ミヤコ自動車等のキットがまだ安定的に手に入るようです。

追記:4年前の自分の日記を辿っていったところ、銀VR号は15/16インチのインナーキットでO/Hをしたようです。リザーバー付近の漏れはA183A用のリザーバーシールキットを購入して直したらしい事も書いていますね。「らしい」というのは、この辺りの作業は全部ディーラーにお願いしていて、その後特に「合わなくて困りました。従って漏れも治ってませんorz」的な事を書いていないので、まぁ用意した部品だけで何とかなったんだろうとしか言いようがない状況で。というよりも、この辺りの事をガチであんまり覚えてないんです。

歳は取りたくないもんですねorz

追記2:忘れないうちに他の車両についてもブレーキマスターのリペアキットについて調べておく事にしました。
トライ号はH3年式なので純正リペアキットは7257-71161(\7,630)、ミヤコ部番ではTK-9818(\7,630)、内径は3/4インチでした。これはKR/KT系サンバーの後期型やKJ系ドミンゴと共通です。注意が必要なのはこれが使われているのはKV/KS系でも90年から92年までで、それ以降の98年式までは同じ3/4インチ内径ながらもFA系ドミンゴと共通のTK-F206という系列の部番に変更となり、ABS付き用のTK-F208も含めてKV系中期以降はミヤコでも既に廃番になっている事です。TT/TV系はそもそもミヤコ部番の設定自体がありません。KR後期~KV初期のTK-9818は世界のどこかで需要が残っているのか、現時点では製造廃止にはなっていません。

GX号は12インチ車なので純正リペアキットはMB238979(\6,800)、ミヤコ部番ではTK-G200(\9,200)、内径は13/16インチでした。三菱はスバルと比べてローターやキャリパーはやや貧相なのですが、マスターの内径は三菱の方がスバルよりでかいものを使っているというのが面白いところです。この品番は12インチディスク車なら全年式共通で、H2x系ミニカと共通なので現時点ではトライ号と同じく現行部品扱いです。しかし、U4x系初期の10インチドラム車用の7/8インチキット(TK-G218)は既に廃番になっているのでご注意を・・・。

ただ、リペアキットがどういう供給形態だとしても、実動20年を越えたらフルードが漏れてフロアの床やバルクヘッドを錆だらけにする前に必ず一度は交換しておいた方が良いと思います。なお、キットが入手できて無事交換できた場合でも、古いインナーピストンとシール一式は予備部品として必ず保管しておくようにしましょう。リペアキットも出ない場合の最終手段として、ディーラーではピストンを一度抜いてシールのみ汎用品で合う物を探して交換する事で対処しているようですので・・・。リペアキットが廃番の場合は解体車をどうにか探してピストンがきちんと抜ける状態のマスターシリンダーを一つ予備部品として保有しておくとよいでしょうね。この場合も、いざ車体側が漏れた場合に予備マスターをばらす事でシール交換で何から何を流用して対処するか、じっくりと検討できるようになりますので・・・。

さらに追記:幾つか質問を頂いたのですが、国内のスタリオンに北米コンクエストのマスターシリンダーを流用するには、最低でもブレーキブースターの交換が必要です。
国内がこんな形で、

北米がこんな形。

つまり、マスターシリンダーに対する取り付けボルトの配置が水平か垂直かの違いがあるのです。

PL上ではブースター本体から後ろ側の部品構成、画像では54196のスペーサーや54111のオーバーホールキットの部番は共通なので、恐らくブースター自体は国内にも加工無しで取り付け可能と思います。

マスターシリンダーの全長やブレーキパイプの取り付け部分の全長などが多少異なるので、前述のFD3Sへのセンティアマスター流用の記事の様に、銅配管の曲げ加工が必要になるとは思いますが、後は別体式のリザーバー、出来れば北米純正がベストですが、国内でもU6x系のミニキャブ辺りからタンクを流用などすれば、交換は可能じゃないかと思います。なお、eBayでは北米マスター、ブースター共に新品が手に入るようです。参考までに。
Posted at 2017/04/02 23:26:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | スタリオン | 日記
2017年02月23日 イイね!

バブル時代の三菱の良心

U4x系ミニキャブは、材質の都合上フレームがどうしても腐食しやすいという爆弾を抱えており、鋳鉄ブロックの3G83は重量があるのでどうしても他社と比べて燃費が悪めという弱点こそ抱えているのですが、エンジン・ミッション・足回りとも10万キロを超えてもほとんどへたる様子もなく、非常に頑丈に作られている印象を受けました。単に他社と比べて初期の性能水準が低めなので、劣化が明確に分かりづらいだけと言えなくもないのですが。

ただ、このミニキャブと同時期のデリカトラックも含め、三菱自工が自社生産していた時代の商用車は、農家さんの自家用車や元三菱石油系のGS等を筆頭に多数が現役の車両として走り続けています。三菱のディーラーですら、他社OEM化された後のミニキャブやデリカトラックを乗り換え対象に奨めても、多くのオーナーさんが頑なに乗り換えようとしてくれないと頭を抱える位ですので、他社と比べてもそれなり以上に部品一つ一つにコストを掛けて製造されていたのではないかと思います。

今思うと、リコール隠しから始まり、昨今の燃費不正に至る、三菱自工の車づくりの現場事情が本格的におかしくなり始めたのは、こうした「誤魔化しの利かない」商用車開発から次第に手を引き始めた90年代の末頃からではないかと推測しています。

次世代のU6x系は、U4x系で爆弾であった部分を手堅く直してリリースされた車両ですが、フルキャブオーバーが最後まで設定されなかったのが残念でした。
Posted at 2017/02/24 01:47:25 | コメント(0) | ミニキャブ | クルマレビュー
2017年02月21日 イイね!

ソルダーアシスト

ソルダーアシストこの名前の工具について、私は整備手帳などの中で時々言及する事があります。

ソルダーアシストとは何かというと、(半田ごての工作の世界では割と名の通った会社ですが)太洋電気産業という会社の商品で、プリント基板の穴を広げたり、ハンダ付けやハンダの吸い取り作業などの際に出るフラックスの滓やヤニを削り取ったり、ICの足を曲げたりなどのちょっとした基盤の加工に便利な工具が入っています。2000円前後と少々高いですが、非常に硬く焼き入れされた頑丈なものなので、一度買えばほぼ一生物だと思います。

写真の工具はソルダーアシストの中の「ニードル&フック」というものですが、これが車の電子基板の補修作業以外の整備でも色々な用途に使えます。フックの部分は軽自動車や廉価グレードの車体に多い手回し式のウインドウレギュレータハンドルの分解に丁度良かったりします。ハンドルを固定しているΩ型のピンを引っこ抜く時には、針金を曲げてフックを製作して抜くのが定番なんですが、曲がってしまう事も多かったりします。でも、ソルダーアシストならまず曲がる事はありません。フック自体も小さいので、どの位置にはめ込まれているか分からないΩ型のピンを手探りするには丁度良いんです。

そして、反対側の先の曲がったニードルは・・・



ウインドウウォッシャーのノズルの清掃や方向調整にもってこいなのです。

画鋲の先とか太い縫い針とかでやられる方も多いと思うのですが、いまいち径が合わなかったり、固着していると曲がったり折れたりしてしまう事もあったりします。専用工具もあるんですが、ちょっと高いですし、なにより工具としての潰しが利きません。GX号のウオッシャーノズルも専用工具を購入するか、あるいはノズル自体交換しないと無理なのかな・・・という位固着していましたが、ソルダーアシストで一発で調整できました。工具自体が長い上に、先端だけが曲がっているので力を掛けやすいのも良いですね。真っ直ぐの針だと、よほどサイズがぴったり合ってないと、なかなか回転方向の力って掛けにくいもんなんです。

ウインドウウォッシャーのノズルは、方向調整一つで使い勝手が天と地程も変わる物です、皆さんも時々噴射位置の調整をしてあげましょうね。
Posted at 2017/02/21 00:24:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他の車輌 | 日記
2017年01月29日 イイね!

電球が切れていなくても・・・

電球が切れていなくても・・・ソケットが無事とは限りませんorz

車検に備えてトライ号の灯火類を点検していた際に発見しました。車幅灯が切れていたので交換しようとしたところ、外したT10ソケットが熱変形と紫外線の劣化でボロボロに・・・。

テスターで調べてみると電球は切れておらず、T10ソケットの金具の部分が広がって、接触が悪くなっていただけでした。ハイマウントストップランプにも1灯金具がぐらぐらになってLED球がいつの間にか脱落していたものがありました。ウェッジ球のソケットは古くなるとどうしても金具の部分が広がって差し込んだ際の収まりが悪くなるので、マイナスドライバーで金具をちゃんと修正しましょう。



熱の影響が少ないLED球に左右とも交換します・・・。少し光の広がりは悪くなりますが、他者からの視認性は良くなると思います。今回は差し込み部分の崩壊には至らなかったので良かったのですが、いずれはソケットの交換が必須になると思います。KVサンバーの車幅・ウインカーのコーナーランプのハーネスは、年式によっても多少変わるのですが、基本は84985TA061という番号で1000円前後で取り寄せできるようです。

最近ではこのソケットのみが単体で売られてもいるようですので、早め早めに交換しておきましょう。車検の際に電球切れ指摘されても、ソケットがボロッと崩れて新しい電球が固定できなくなると、車検通らないですから・・・。
Posted at 2017/01/29 23:13:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | サンバー | 日記
2017年01月17日 イイね!

ドラシャブーツ高杉ワロタorz

フレームが腐りかけてる為Dラーにてブラボーのフロントスタビライザー取付け作業中のGX号。ロアアームのブッシュとブーツは事前に買っていた純正新品に打ち替えて、スタビのブッシュ類も新品発注して・・・という感じで先週末に預けたのですが、数日後、Dラーから「ドライブシャフトのブーツが1箇所裂けてます。どうしましょう?」という連絡が・・・。

この間デフオイルの交換した時には全然気付かなかったのですがorz いくら走行距離が少なめとはいえ、恐らくたったの22年以上は無交換だったんでしょうし、今冬は山で4WDやローレンジまで使いまくったから、まあ無理はないのかな・・・という感じで「じゃあ、この際左右の4つ全部交換しておきましょうかね。あっ、でもこの間トライ号の部品と一緒にモ○タ□ーでブーツ買ったかもしれない(過去の購入詳細をど忘れしてる)から、部品発注するのは1日待ってくれませんか?」と安請け合いしました。

その後サイトで購入明細を調べても、どうもミニキャブのブーツは購入してはいなかったようなので、改めて純正品番から探し始めたところ・・・。純正の現状価格を見て、血の気が引きました。

MB526006 ブーツキット、フロント、アクスルシャフト、DOJ(インナー) ¥7,800(税抜)

( ゚д゚) ・・・へ?
 
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・ おいおい、○ノ夕ロー。お前確かにいつも特亜製の訳のわかんねーモンばっか売ってるけどさ。流石に、いくらなんでもそりゃ価格がいい加減杉だろ。。。アウターの価格も見てみるか。

MB886947 ブーツキット、フロント、アクスル、ジョイント、BJ(アウター) ¥7,800(税抜)
  _, ._
(;゚ Д゚)・・・ハァ!?

(つд⊂)ゴシゴシゴシ

(;゚д゚) …コレ、2個せっとトカ、ぶーつ類以外ノ部品、例エバBJトカノべありんぐトカ込ミ込ミノ価格ナンダヨネ? ぱーつりすと一通リモウ一度見テミヨウ…

ASAたん 「ソレハ1個辺リノ価格デス。ぶーつ、ばんど、ぐりすシカ入ッテマセン。左右替エルナラ、ソレヲ2せっとズツ買ッテネ♪

ロシアPL「ヘーイ、ヤポンスキー! その2つはおそロシアでも4179ルーブル(約8000円)だ! それ以上は1カペイカたりともマケらんねーぜ!?」

  _, ._
(;゚ Д゚)・・・

工工工エエエエエエェェェェェェ(;゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工!!!!????

  。 。
 / / ポーン!
( Д )

 * *   * *
* * * * * *
 * *    * *
    パーン!
( Д )

・・・・ありえへん。製造中止からたったの18年しか経ってない車ですよ!? 左右替えたら普通に部品代だけで3万オーバーじゃん・・・・orz この人が交換したの、何年前か分からないけど、この記事の時の軽く倍以上になってるよ(;゚∀゚)
車検とかのついでに、うっかり交換とかしてたら大変な請求帰ってきますぜ? これ・・・。つーか、下手すりゃ社外の新品やリビルドのドライブシャフトの方が安いかも試練でつ。
紫の髪の某学者さんも、毎年のように日乃本轟沈とか阿保ノナントカとかいう本書く前に、こういう自動車業界の現実に起きている静かなハイパーインフレの方を問題提起した本を書くべきだと思います、ハイ(力説)・・・この人の読者の方いましたら、本当にすみません。


・・・訳の分からない暗号の羅列で失礼しますた。
ちょっと余りにも調べた価格がアレすぎて、
私の髪も紫色になりかけました・・・⊂⌒~⊃。Д。)⊃

後日改めて聞いたのですが、どうやらDラーの担当者さんの「どうしましょう?」という文頭の台詞には、「部品代がアホみたいにくっそ高いんですが、どうしましょう・・・?」という意味も過分に込められていたようですorz

しょうがないので、まいっちんぐミヤコ先生自動車工業様の適合表で調べてみました。ここは純正品番入力するだけで適合部品を回答してくれる、かなり親切なところですよ。全メーカーの部番を網羅しているわけではないので、グーグル先生との併用で大野ゴムなどの他社品番拾いながら詰めていく必要はありますが・・・・。

それによると、
MB886947は、MB-1099 ¥1,650(税抜)
MB526006は、MB-1077 ¥1,460(税抜)
という価格設定で、大野ゴムや制研化学にもミヤコ自動車との互換部品が設定されているようです。

ちなみに、上記部番はU4x系の4WDであれば、バンでもブラボーでもターボでも4A30でも、全部同じ品番です。サンバーだと、中途でドライブシャフト自体が何度か変わってたり、SCとNAでドライブシャフトの太さ違ったりする関係で、ブーツの種類がぱっと書き表せない位沢山あるんですが、ミニキャブはそこまで小難しく考えない三菱らしい単細胞なシンプルな構成なので、助かりますね☆

(でも、スバルの価格もそんな風だったらマジおっかないです。サンバーは前後合わせて8個あるので、7000円台とかだったら、全部いっぺんに替えたら部品代だけで6万近くになっちゃいますし)

早速、モ/夕□ーでミヤコ、大野、制研の各品番で一番安い組み合わせを選び、1本199円という男前な価格の等速ジョイントグリスを2本買って、おまけに送料無料で週末クーポンも付けて、合計の価格は4000円ちょっとで済みました。・・・多分、純正価格の1/8以下はいけたんじゃないかな。。。

ただ、これが何よりも一番重要な事なんですが、いつもいつも、こんな訳の分からない経路で入手した部品で整備やってくれる三菱やスバルのDラーさんに感謝です。・゚・(ノД`)・゚・。

なお、スタリオン2.6VR(コンクエスト含む)のリアドライブシャフトのブーツは更に凄まじい事になっていて、インナーのMB526651、アウターのMB526652共に8950円(○ノ夕○ー調べ)する上に、国内メーカーではアウターしか作っていないっぽいので、Dラーで普通にブーツ交換すると部品代だけで4万円近くになるという、かなりおそロシアな事態になりがちなんですが、eBay先生に頼むとモ○○ローで頼むのと大体同じ様な価格であっさりと手に入ったりします。BECK/ARNLEYとかDORMANとかの、ひょっとしたら専用品じゃなくてUni-Fitかもしれない、取り寄せて箱を見てみないと何処の国製かもよくわからんような代物の可能性も高いんですけどね(過去にはイスラエル製なんて部品もありました)。2.0もかなり凄くて、インナーのMB160995、アウターのMB160997共に8800円するそうですが、こちらは2.6と比較して比較的互換品が多いみたいです(yoyoparts調べ)。

一応、純正ブーツがそういう価格になるのはそれなりの理由があって、Dラーの方に聞いた話では、純正部品は製造元はおおむね日本国内のメーカーで、当然の話なんですが、純正ドライブシャフトの寸法にブーツの両側の口がぴったり合うように出来ています。互換部品はこの辺がメーカー毎でミリ単位で設定値が違ってたり、海外製だとインチとミリの違いなんてのもあったりします。ジャバラ(ベローズ)の折り方も必ずしも純正と同じとは限らない為、フロントのドラシャにユニバーサル部品を寸法合わせだけで組んだ場合特に顕著になるんですが、物によってはフルステアを切ったりサスが伸びきった際に、ベローズが車体やベアリングに干渉して純正とは比較にならない程早くに破損してしまう場合があったりするそうですが、純正ではそういう干渉が起きないようにベローズが作られています。スチールバンドも社外品のように直径の調整がほとんど必要ないような内径で最初から作られていたり、車種によっては同梱のグリス自体が極めて特殊な物(整備書に使用油脂が明記されてる場合も多いですが)であったりする場合も無いわけではないようです。
この辺りのリスクをどういう風に織り込んで判断するかは、本当に整備士さんやオーナーさんの決断一つになるんだと思います。

・・・私はどうなのかというと、
せっかくだから俺はこのジャスティ用のロアボールジョイントを選ぶぜと言って、米eBayで中国製部品掴まされる非國民大馬鹿者ですから、その辺はお察し下さい。。。
Posted at 2017/01/18 01:22:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミニキャブ | 日記

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「なお、最近は投稿する暇がなかなかないですが、3台とも大過なく維持できています。プラグのネタは書きたいですけどね。」
何シテル?   02/02 02:45
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