久し振りのブログ...(笑
ウチの近所には、息子の自転車の練習や、先日購入した
ラジコンを飛ばすのにうってつけの公園があるので、最近頻繁に出没している。
隣にはサッカーグランド(本来は野球だったのだが...)も備える大きな公園なのだが、園内には小さいながら水草の覆い茂った池もあり、私はよく童心にかえって中を観察する。(気分的には網を持って行きたいのだが、流石に周囲の目が... ^^;)
そこには糸トンボを含む多数のトンボやヤゴも生息しており、なんとニホンザリガニによく似たザリガニ(種は特定出来ず)も数匹確認する事ができた。他の水路と結ばれている訳ではないので、恐らく誰かが放流したものと思われるが、他にもメダカやゲンゴロウが確認でき、懐かしい想いに耽れる公園となっていた。
ところが先日(日曜日)、久し振りに訪れてみると、池の中に何やら赤い斑点が... 近付いてみると、それらは全てアメリカザリガニだった。
これも後から誰かが放流したものだと思うが、以前見かけたニホンザリガニ(もどき?)の姿はなく、たった1ヶ月で完全に生態系が塗り替えられた感じだった。トンボやメダカの姿も殆ど無く、ヤゴは殆ど捕食されてしまったのか...詳細は不明である。
これは単にこの公園内の出来事ではあるが、よくよく考えれば現在の日本の縮図じゃないかと思う。
先のブログでも書いたが、動植物に限らず、日本人は外来種に対して無頓着過ぎるような気がする。。
先日もTVの特集で、南米産のアリが西日本、特に広島で大量発生しているニュースを見たが、動植物は本来その土地に合わせて進化してきた為、こういった外敵、不測の事態に弱い傾向にある。
まあアリの例は、輸入木材や荷物などに紛れ日本に入り込んで来たらしいので、上の例とは若干違うが、結果的に元から居た種が駆逐される事に変りはない。
数年後には街灯に「ヘラクレスの群れ」なんて事にならなければよいのだが...(-ω-;)
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Posted at
2005/09/12 20:51:58