2022年03月18日
一昨日の晩の地震、関東や東北の方は驚いたことでしょう。
新幹線の脱線迄誘発した地震、1週間ほどは予断を許さないそうです。
ところで皆さん、大地震て経験ありますか?
私は1999年9月21日に台湾で集集大地震に、震源地の台中で一家で罹災しました。
当時台湾で住んでいたマンションは、政府の避難勧告エリア内で、家に帰る事が出来ません。
そこで近くに住む日本人家庭数家族で、近くの公園で避難生活を送りました。
幸い私の住むエリアでは、飲料水と食べ物の心配はありませんでした。
しかし輪番で停電と断水状態に陥るため、その状況では公園内のトイレが使えず、大変不衛生になっていました。
そこで一緒に避難していた日本人家族のご主人が総出で、公園内の池からバケツリレーでトイレを清掃しました。この行動に台湾の方からは、拍手をいただきました。
災害時には飲料水や食料は、最優先で被災地に届きますが、経験上一番困るのが災害時のトイレです。
東日本大震災以降、東北地方の沿岸部にお住まいの方は、地震発生で津波警報が出る度に、近くの高台に避難されるそうですが、その際に困るのが避難場所にトイレがなく、長時間そこに留まる事が出来ないと、TVのインタビューに地元の方が答えているのを見たことがあります。
その時私はやはり災害に備えて、食料や飲料水は言うに及ばず、電源や諸々の必需品の中にトイレを組み入れる重要性を改めて感じました。
という訳で、過去の地震の罹災経験から、我が家はトイレ関係だけでもこんな備えをしています。
先ずは
平時は折り畳みの椅子として使えますが、いざという時は簡易便座になります。
続いて
上の便座と共に使う簡易トイレキット。凝固剤と脱臭剤効果で簡易的に排泄物を処理できます。3人家族で約1月分のストックを持っています。
震災で家が無事なら、これだけの備えでも何とかなると思いますが、家が破損してしまった際に備えて
みんカラユーザーの皆さんなら見たことあるかもしれませんね。
平時は折り畳んで、災害時に組み立てて簡易トイレに使う一人用テント。そして最後がコレ
日本のパルプ関連の工場の多くは、東海地方に集中しています。
万一東海地方が東海沖地震等の災害で壊滅状態に陥ると、間違いなく長期間入手困難が予想されます。
我が家はコロナの際の品薄よりずっと以前から、約200ロール程をストックしています。
勿論飲料水や当座の非常食、電源も充電式電池を大量にストック、更に単2単1へのアダプター、電池式スマホ充電器、寝袋にテントもあります。この重装備には訳があり、これらを常備したのはショコラの生前で、ショコラを連れては避難所に行けないので、テントや寝袋更にはトイレまで用意して、避難に際してはショコラとともにの発想で準備をしていました。
先日TV番組でゲストの防災の専門家が、意外と盲点が災害時のトイレ問題と語っていて、ウンウンと頷きながら観ていました。
これらは使うことが無ければ大いに結構、無駄なストックになることを祈ります。
*製品画像はメーカーH.P.より、イラストはネットからお借りしました。
Posted at 2022/03/18 09:50:41 | |
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