バイタルリアクトセラピーを高知および須崎にて受けてきました。今回は2泊3日・計4回の施工です。
自覚症状: 腰痛(左側),
坐骨神経痛(左臀部~大腿部),腰~背中の張り,肩こり,首筋の痛み(左側),目の周辺の張り・痛み,左目奥・左のこめかみの痛み,首を動かすとパキパキまたはバキっと盛大に音が鳴る,顔を上に向けると首~肩がつることがある,顔のゆがみ,左鼻の慢性的な詰まり,顔~首の左リンパの慢性的な腫れ・痛み,右大腿部・口元のひきつり,奥歯のかみ合わせが悪く食いしばれない(あごに力が入らない),声が聞き取りにくいと指摘される・喋りにくい(ろれつがまわらない。舌先・喉の左側のしびれ),左側を中心とした顔のしびれ,左側のみ頬が垂れてきている,右の口元が下がっている,耳の位置・形状の左右のずれ,賑やかな場所で音の聞き分けが難しい,カーオーディオの音が左右対称に聞こえない,左膝の痛み(主に冬場),左手の感覚がやや鈍い・左腕がしびれる,弱視(0.04以下)・不同視(左がより弱視),左目の充血,右まぶたの腫れ,前屈ができない,筋力の低下(とくに右足),集中力・視力の低下,睡眠が浅い(眠っても疲れがとれない。むしろ疲れが増す),軽度の自律神経失調症・うつ病的な症状
過去の事故等: 自転車で石垣に突っ込む(左頭部損傷,5歳時),階段から転落(臀部への強い衝撃,20歳時),車両衝突(軽いむちうち,40歳時)
過去の医学的な診断: 椎間板ヘルニア(要手術),偏頭痛(投薬)
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・1日目午前
K病院にてレントゲン撮影(首~腰,動画含む)
→ レントゲン技師による診断「腰骨のいくつかが様々な方向にねじれている(追記: 2年前のX線&MRIによる検査時より悪化していた),首の湾曲は問題ないが過去の事故で小さな骨ができている」
・1日目午後
Y接骨院(高知カイロプラスティックオフィス)にて講習
レントゲン写真による診断 → Y先生による診断「首の湾曲は問題ないが首の可動域が制限されている(頭を上下させたときに頸椎の1~2番,4番の上下の間隔が確保されておらず,他の骨に触れている。追記:6番・7番が動いていない)」
体制診断・マサテスト等 → Y先生による診断「鎖骨のずれや胸の凹み方から,幼児の時期に右肩を脱臼した可能性が高い。そのせいで右半身(顔~足先)が下方・後方にずれており,左半身に負担がかかっている(常に左半身で右半身を引きずっている)。その負担が各部の神経に作用し,ストレスとなり現在の腰に表れている(診断結果: 右鎖骨亜脱臼,側湾症,頸椎筋骨化)」
1回目の施術 → 全身の体制・可動域の回復,右半身(とくに顔,首,肩)のこりや突っ張りが解消。身体の右側が軽く感じ,右手足の感覚が明確になる。右あごのかみ合わせが良くなり,くいしばることができる(前歯の他の歯への当たり方が変わり,突き出た歯に鈍い痛みを感じる)。右目の視力が回復傾向(メガネの度が強すぎると感じる)。右鎖骨が前・上に出て血行が良くなり胸が熱い。歩くと右脚がこれまでより早く前に出て左足を引きずるような感覚に(これまでは逆だったからだろう。右足のかかと,股関節の負担が増したせいか動きによって痛いと感じる)。クルマのステアリングを両手で握ると右手の感覚が異様なほど鮮やか。右脚でアクセルを踏む時の微調整の感覚が鮮やか
・2日目午前
Y接骨院(須崎出張所)にて2回目の施術 → 腰回り(とくに右側)のつっぱり感が解消。前歯・右かかとの痛みは解消。従来の身体の痛みや張り(左側)が明確になる
・2日目午後
Y接骨院(須崎出張所)にて3回目の施術 → 腰回りの疲労感(とくに右側)が解消。右目上側の痛み(施術しなかった箇所)の痛みが明確になる
・3日目午前
Y接骨院(高知カイロプラスティックオフィス)にて4回目の施術(左目の下の腫れから「パソコンを使いすぎ」との指摘あり) → 背中の疲労感(とくに右側)が解消(ただし,背中の一部の張りは以前より明確になっている)
帰宅後,日常生活に戻ると,視界に強い異変を感じる(右が見えすぎる)。近所に買い物に行くと,身体のキレが良すぎて無意識に以前より腰に負担のかかる姿勢をとってしまい「アイタタタ・・・」となったりする。着座時や就寝時,全身が左右対称の姿勢をとらないと落ち着かない(身体が本来あるべき体制を教えてくれる)
・翌日
目覚めが良い(眠ることによって疲れがとれていることが実感できる)。左目奥,左首筋の痛み,背中~腰の張りが再び感じられるが以前ほどではない。坐骨神経痛は残っているがひどくはない。右顔が再び下にさがり気味(生活習慣の改善と定期メンテの必要性を感じる)
・翌々日
首を動かしても音が鳴らなくなった! 首や腰の痛い部分が以前より局所的に感じられる(痛みそのものはとくに軽くなったとは感じられない)。眠らなくても休憩すると疲れがとれやすくなったと感じる
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バイタルリアクトセラピーの国際的な第一人者であるY先生の的確な診断,素早すぎる施術箇所の選定と施術はまさに「ゴッドハンド」。わずか数秒~数十秒の施術の直後にハッキリと体感できる痛みやこりの解消,施術直後に数値データに表れる体制や可動域の改善はまるで「魔法」でした。初めての施術直後にベットから起き上がった時の深い眠りから覚めたような浮遊感は独特で,帰宅後の身体の軽さと気分の良さはまるで「10歳若返った」かのようでした。
事前にY先生の著書を読んでバイタルリアクトセラピーの原理や理念を理解しておいたり,施術の体験者のお話を直に聞いていたので,「腰以外の部分ばかり施術する(今回の施術のほとんどは三叉神経や頭蓋骨へのもの)」「腰そのものにすぐに効果が現れない or むしろひどくなったと感じる」などの点は「想定内」です。問題の原因箇所は遠くにあったり,一箇所のみ施工すると未対策の箇所の問題が増したと感じるのは,クルマの「ビビリ消し」とよく似ています。
バイタルリアクトセラピーの目的は「ボディアライメントを正し,各部の稼働と神経伝達を確保する」ことです。神経伝達の確保はクルマで言えば「電気やオイル・フルード類がちゃんと流れるようにしておくこと」と似ている気がします。症状の改善には遅効性があったり,「改善=向上」ではなく「改善=正常に近づいただけ」だったりします。今後もさらなるメインテナンスと点検を重ねていきたいと思います。
それにしても,物心ついたときから小学生中学年くらいまでの身体の弱さ,近年の経年劣化によるものと諦めていた諸処の症状(イライラややる気の減退を含む)の根本的な原因が,単に体質,過去の事故・怪我,精神的なもの,老化の始まりなどのせいではなく「幼児のときの脱臼がそのままになっていた」せいだったのはショックでした。原因が分かったことをヨシとして,これからはそれとうまく付き合って行きたいと思います。
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Posted at
2012/04/01 19:18:36