ドイツで開催されていたフォトキナ2010でニコンのミラーレスはプロトすら発表されず、噂を信じて心待ちにしていた私としては見事に肩すかしを食らってしまったかっこう(~_~;)
しかし、ソニー、リコーから注目の公式コメントがありました(噂ではない(笑))
まずはソニー、NEX関連では
Eマウントのオープン規格化と
ファームアップによる操作性の改善。中でも操作性は賛否両論だったので設定変更がし易くなったことは歓迎ですね。
続いてはリコー。GXR関連で
APS-Cサイズセンサーユニットの強化とレンズマウントユニットの投入。
昨年GXRが登場した時、そのコンセプトは理解でき、作りも良く、APS-Cを搭載しながらGF-1やE-P1のマイクロフォーサーズよりも更にコンパクトで、GX200でRICOHのカメラの凄さに感嘆していたので真剣に購入を考えていました。悩んだ末、最終的に購入を断念したのはその時点での価格設定とメインにしたいズームユニットがAPS-Cでは無かったことです。(現在は価格はかなり下がって来た)
結局、当時評判も良く、値ごなれしてきてなんとか手の届くGF-1に落ち着きました。
GF-1はそつなくまとまっていて使い易いですね。人気があるのも頷けます。おまかせのオートだけでなく設定変更もオーソドックスに比較的素早く出来ますのでコンデジユーザーからのステップアップにちょうどよいですし、そう云う点ではデジイチユーザーからも特に大きな不満はでないと思います。
一方画質に関しては少し不満あり。もちろんセンサー、レンズが大きいので並のコンデジよりはずっと写りがよくボケのある写真も撮れます。しかし室内でワンコ撮る時によく分かるのですが個人的な感覚からすると少し大味なのかな。D90はもちろん、前のGX200でも光量さえあれば体毛の一本一本まで繊細に描写してくれます。GX200に魅了されたのはそういう描写力の素晴らしさです。
GF-1も悪くはないのでレンズを追加し使っていく為にコツコツと資金を貯めていたのですが、5月にソニーのNEXが発売され、またその頃から9月のフォトキナでニコンもミラーレスを発表するとの噂も出始め、ずっと永く使う場合、このままGF-1で行くか、もう一度だけAPS-Cのミラーレスに切り替えるか悩む所となってきました。
NEXを店頭で触って感じたのはよくぞここまで小型化したものだという感心・好感と同時にボディは小さく出来ても、レンズのダウンサイジングは限界が有るんだなということ。また背面液晶は3インチ確保していますがマルチタスクのボタンの表示に使用される部分がありビューワとして有効範囲はひと回り小さくなってしまってると言う事。GF-1より描写力では上回ってそうなのですが操作系や先の液晶サイズとのトレードオフをどう捉えるかですね。
当時はなかったNEXの登場により比較対象が増え、改めてGXRを見直すと、ボディサイズはGF-1より小さく、NEXより少し大きい程度でフラッシュも内蔵。GR譲りの操作系は最も優れている。液晶は大きく綺麗。カメラユニットで行くならAPS-C用のでもレンズは小さくまとまりそう。描画力は評判のよいGF-1のF1,7パンケーキでも敵わないほど優れている。(NEXと早く比較したい)
更に今回の発表でAPS-Cのズームユニットの投入、どのマウントになるかは未定だが、レンズ交換が可能なレンズマウントユニットの投入となれば再び魅力的になってきましたね。
過去のデジカメWatchの
インタビュー記事の下の方にデザイン案がいくつかありその中にはAPS-Cのマウントユニットによるレンズの装着のようなものもあり、一般のAPS-Cサイズのレンズはこんな感じになるんですかね?
という事で再び気になり出したGXRをじっくり試したく、レンタルで借りてみる事にし、予約を入れました。
その後おいおいNEXやGF-1用のライカレンズなんかも借りて見ようと思っています(笑)
Posted at 2010/09/30 22:25:14 | |
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