ナンカン NS-2R(街乗りインプレッション)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
10年使ったATR-Ksports、控えめに言って「最高のタイヤ」でした。
10年間、ロットによる性能変化が無かったため、運転手の技量が大きく伸びました!
が!
ミシュラン社の買収によりATR社はライン整理を余儀なくされ、ATR-Ksportsは廃盤に。
ノートで使うATR-sports122も同じ運命。
しかし残留したATR-sports2にATR-Ksportsサイズは引き継がれませんでした。
そこでATR-Ksportsと同列に扱われた「ナンカン社 NS-2R」へ今回コンバートしました。
ATR-KsportsもNS-2RもAUTOWAY社の取り扱い販売なので、コンバートしても問題ありません。
そして「どうせやるならば」と、今までフロント14インチ、リア15インチだったのを、前後15インチに統一。
フロントには今までリアで使っていた165-50-15を。
リアにはS660のフロントタイヤサイズの165-55-15を。
前後輪でタイヤ扁平だけ違う感じにしました。
変更点はタイヤ外径からの割り出しで今まで同じ前後の車高バランスにするために車高調で調整しコンバート。
「フロント車高4ミリアップ」
これがF165-55-14・R165-50-15の組み合わせからF165-50-15・R165-55-15へのコンバート車高変更。
これによって重心はコンバート前とほぼ同じ場所になります。
なので、全体的にタイヤ外径が大きくなった分だけ全高が高くなりますが、ホイールセンターの前後関係とサスアームの動きの関係はほぼ同じ感じに。
動きも違和感なく。
アライメントすら普通に使える範囲に収まっている印象。
では街乗りファーストインプレッションです。
後日サーキット走行したらNS-2Rインプレッション・サーキット編も書きます。
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昨日頼んで今日到着!
AUTOWAYさんの配送力に驚かされます!
そんなわけでサクッと到着!!
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一見違いが見分けられないくらい似ているフロント用
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リア用。
少しボリュームがあるかなと思うくらい。
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本年第1週に作られたタイヤ!
海外モノだとこれくらいが普通。
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実際の装着写真、4ミリ車高上げてコンバートさせたフロント。
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コンバート前と変更なしでポンと付けたリア。
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まだATR-Ksportsももう一度サーキット走行してトドメのつもりだったのですが、次回が筑波1000を15分5回走行と、セットアップの微調整をするには最高の走行環境だったので、トドメを刺す前に廃棄し、前倒しでNS-2Rを導入しました。
どうせならと前後輪15インチ統一してみました。
さて、肝心の街中インプレ。
最初の印象は「ショルダー剛性が高い」と言う感じでした!
昔のRE-01RやRE11のような印象を受けました。
街中ではこのショルダー剛性の高さで外側の角が路面に爪を立てる印象です。
そして縦のグリップを活かすためにショルダーをうまく使って走ると速い感じです。
気持ち良い加速をしてくれますね~!
ついつい立ち上がりで踏んでしまう印象。
この感じは昔のブリジストンタイヤな感じ。
RE-11A以降しか知らない人だと判らないと思いますが、私くらいのアラフィフおっさんだと「縦があるタイヤ」という感じでした。
ある意味、
「タイヤを縦に使えるようになるための特訓タイヤ」
とも言えます。
このショルダー剛性に依存すると、アンダー出た瞬間に事故直結と言う憂き目を見てしまうような。
ショルダー剛性の限界を体感熟知していないと危ないですが、それを知った上でショルダー剛性に依存せず上手く使えるようになるとスッゴク運転上手くなると思います。
この縦グリップ使う技術はどのタイヤメーカーのタイヤでも使いこなせるようになるので、今だからこそ若い人にトレーニングとして使って欲しいタイヤかと思います。
これで走りこんでから国産ハイグリップ使うと、タイヤワンメイクだったとしても一段速く走れると思います。
そういう印象を受けました。
ななめが無いという噂も以前はありましたが、今日履いた今年モデルのはそんな感じは受けませんでした。
サーキットの限界走行だともう少し違う印象になるかもしれませんが、街中だと十分以上にグリップ力が高く感じました。
トレッドウェアという耐摩耗性がATR-Ksportsだと80、NS-2Rだと120で、数値が高い方が耐摩耗性が優れる≒グリップ力低下なので、この差分だけはグリップ力の数値的な優劣はあるかもしれません。
しかし、街中では大差ない・・・というかほぼ変わらないグリップ感触で、立ち上がりでショルダー剛性を活かすコントロールをすると、凄く気持ちよい立ち上がり加速をしてくれたので、タイヤが重いとか比較するとメリットデメリット出ると思いますが、トータルでタイム更新できると嬉しいなと思います。
街中では気持ち良い踏み抜けができるタイヤでした。
速度違反注意ですww
下馬評・想像・先入観がありましたが、実際は思った以上に良いタイヤに感じました。
あとは全開にした時に、低速では見えなかった本性が何処にあるのか?
徹底的にチェック入れますので引き続きよろしくお願いいたします!
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