
携帯プレーヤーから音楽続きで・・・
ステレオにも凝ってかなり資財を投入したが、最近はCDなどもパソコンでMP3にエンコードする関係から、普段もパソコンからステレオに繋いで音楽を再生することが増えた。
そんな生活を送っていたが、パソコンのサウンドカード(Sound BLASTER Live5.1)の片チャンネルから音が出なくなってしまった。
前のパソコンの頃から何年も使用したものなので、オシロを引っ張り出して、手間を掛けて直しても割に合わないだろうと新しいカードを物色し始めた。
サウンドカードは色々なメーカーから出ているが、たくさん売れているものがトラブル時にも情報があるので、ゲームやDVD再生のためのサラウンドを考えると同じくサウンドブラスターのシリーズからで、純粋に音楽再生や録音を考えるとONKYOの高音質をうたう俗に石油コンビナートと言われるSE-150PCIか、昨年にサウンドブラスターを出しているCreativeに吸収されたE-MUのプロフェッショナルシリーズが良さそうだ。
ネットなどで調べると、サウンドブラスターの方が安定していて、相性などの問題も少なそうで、E-MUの物は安定度に問題があるとの書き込みが目立った。
しかし、某雑誌の昨年末に行われた至高のサウンドカードでE-MUの物がグランプリになっている...やはり綺麗なバラにはとげがあると言うことだろうか??
で、何を購入したかと言うと、Creative Professional E-MU 0404と言う物をネットで購入した。
これは、つい最近に定価が改定されて非常に割安感があったのと、一応メーカー製パソコンなのでそれほどシビアにBIOS設定を追い込んでいないと思われたので、夜の静けさと、酒の勢いも手伝ってダメだったら次を考えようと言う気持ちで購入ボタンを押してしまった。
3日後に届いた製品の箱には、インテル系のチップセットを推奨とか、他にも相性があることを匂わせる記述があったが、取り付けてドライバー類をインストールするとあっけなく音が出るようになった。
音質は、前のボードでも内蔵音源に比べたらずっとよく、それほど不満は無かったが誰にでも違いが分かる位良くなった。
低音が出ていない感じだが、S/N比が非常に高くて、レガシィのマッキントッシュに似ていると言うか、自然な感じの音で長時間聞いていても疲れないし、低音もイコライザーかアンプのバスを上げれば満足のいくものになった。
このボードの特徴は、DSPが非常に強力で、再生しているCDなどにも遅れ無しで各種エフェクトを掛けて出力したり、ともかく多彩な設定が出来る。
なので、基本的なマニュアル(PDF)も100頁近く、付属のソフトなどは300頁ものマニュアルのため、とりあえず基本の100頁を打ち出して設定を行った。
現在、アナログ出力はステレオへ、光デジタル入出力はMDデッキへ、MIDIは電子ピアノに接続してあるが、MIDIファイルを内蔵音源でアナログ出力に出す設定が分からず出来ていない。
音楽はMP3にして、外にはiPodなどで持ち出して、家ではパソコンで聞くという人も増えているので、もしかしたらこの製品の購入を検討している人もいるかもしれない。
価格.COMの掲示板には色々なコメントが載っているが、私が使った所感を一応書き残しておきます。
・自作のパソコンの場合、インテル系のチップセットで安定度の高いものでないと動いた場合でもパソコンの安定度が悪くなると言う問題がありそう。
・設定がかなり複雑なので、機能を使いこなすには大量のマニュアルを読まなければならない。(購入したが設定が面倒でヤフオクに出している人も見かける)
・最新の3Dゲームとは相性が悪いらしく、5.1とか7.1チャンネルサラウンドには対応していないので、そうした機能を重視する人はサウンドブラスターシリーズが良い。
・手持ちのアナログソースをデジタル化するには最適。ただし、マイク端子が無いのでマイクを繋ぎたい人はプリアンプなどが必要。
・単純に音楽再生ならONKYOのSE-150PCIが良さそうだが、録音を考えるとE-MU0404の方が良く、前はほぼ同じ値段だったのに現在は価格改定によってE-MU0404は非常にお値打ち。
・音質は自然で透明感のある音。それなりのステレオに繋いでも十分に耐える性能がある。
Posted at 2005/03/03 00:13:51 | |
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