
ゴム、プラスチック部品に老朽化の波が押し寄せる、97年式Cクラス。
エンジンルームを見ていると、何となくウォッシャータンクの、○で囲んでる部分が濡れていたので、ちょっと触ったらゴムのパッキンが飛んで、直径8mmほどの穴から中の水が勢いよく噴き出した(^^;
Cクラスでは定番の故障の一つで、何時やってくるかと思っていたら、それは突然やってきた。
タンクはディーラーで頼むと、1万円近くになるし、見たところ穴が空いているだけなのでとりあえず塞いでみることにした。
穴は、直径8mmとして約0.5平方cmで、タンクの高さは約30cmなので、穴に掛かる水圧は150g程度しかない。
これなら何かで抑えておけば大丈夫そうだが、耐候性が良くて水にも強い素材は何が良いだろう??
タンク側もポリエチレン系っぽいから、ボンドの付きが悪そうだが、約5.5平方cm位の面積を使えそうなので、1平方cmあたり30gもてば良さそうだ。
そこで、押さえる物としてペットボトルの親戚で温度変化にも強い「変性ポリエチレンテレフタレート共重合体」の1mmの板。
接着には、最近普及した超多用途の弾性接着剤。これは、溶剤を含まないが、ほとんどの材質の物を接着出来て、広範囲の温度変化に耐え、固まると硬質のゴムようになり水にも強いというもの。
でも、ポリエチレン、ポリプロピレンは接着出来ないとなっているので、テストのつもりで貼り付けて、1日おいて水を入れて様子を見ているが問題無さそう。
しかも、いい加減に貼り付けたら、既に取れないくらい強力に付いているので、このままでOKと言うことにした(^^;
ボンドだけ手元に無かったので、ホームセンターで調達して398円。他にも使いそうだったので、ちょっと大きい物を買ったが、小さい物なら300円以内で修理完了。
ということで、Cクラスに乗っていて、タンクが割れてしまった人はとりあえずこの手を試してみる価値はあると思います。
Posted at 2005/12/25 20:58:18 | |
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