自動車雑誌は、毎月立ち読みをするのですが、新型クラウンの評価が高いですねぇ~
ゼロクラウンは、運動性も含めてかなり酷評していた評論家も、良いと言ってみたりして...
以前、
雑誌における評価の違いとはでV35スカイラインの評価についても似たような事を書いたのですが、こう言う記事を見ても、自動車評論家は評価ができる人は少ないなぁと思うのです。(何故そう思うかは別に書きます)
理論面でも実評価でも??と言う内容は多いです。
自分の普段の足車と比べて、乗り心地が良いとか、速いとかそんな記事なら自分でディーラーに行って試乗した方が正確ですしね。
仮にも自動車評論家と名乗るなら、理論的な裏付けと絶対的な評価ができてこそと思いますが、なかなかそうした評論はお目にかからないです。
こうした職業は自分で名乗れば誰でもと言う部分もありますが、自動車評論家になっている人は大きく分けて3パターンあると思われます。
(1)雑誌社に入社して、自動車関係の雑誌を担当してそのまま会社を辞めてフリーとなる。
(2)自動車メーカー、または関連会社から自動車好きが高じてこの世界に飛び込む。
(3)自動車レースをやっていた人が、引退とともにこの世界に入る。
岡崎さんみたいに、後を次ぐと言うか世襲と言うのもあります。
最も多いと思われる(1)のケースの人のレベルが一番低く思います。
中には勉強熱心の人もみえますが、感覚的でユーザーのためにならないような記事を乱造しています。
新型クラウンで見かけた評論に、この車で一番気になるのはセンターコンソールのカバーに付けられた王冠のシルバーメッキエンブレムが安っぽくて、ゴルフコンペの安っぽいトロフィーのようで興ざめ(原文ままでなく大体こんな感じ)と言うもの!確かにそう思いますが(^^;
(2)のケースは、半分エッセイストのような人がいたり、理論派がいたり、ある分野に強いオタク的な人もいて、その人によって比較的嗜好性がわかる記事が多く、わかっていて読む分には楽しいでしょう。
(3)の人の特徴は、限界域で走らせることができるので、動特性とかを比較的的確に表現するが、その評価が一般のユーザーの感覚と同じであるかと言えば疑問。でもここには思ったよりも理論派の人もいます。
日本では、若者の理系離れや自動車離れが言われていて、初めからこの職業を目指す人はかなり少ないと思いますが、評論家はユーザーの代弁者であり、車の楽しさを伝える伝道師なので、単なる感想文ではなぁと思いながら立ち読みしています。
Posted at 2008/04/02 23:05:42 | |
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