カーグラフィック　1976年2月号

カーグラといってもグリコのおまけ縦7.4cm、横5.4cmのミニ本です。
タイムスリップ・グリコは20世紀コレクションと称しスバル360、Nikonカメラ、鉄人28号（笑）などのフィギア系でしたが、今回は当時の雑誌の復刻ミニ本で9誌の内1誌がカーグラです。
当時の定価￥600は10代の自分は小遣いでは買えず立ち読み専門（今でも変わらんか？爆）でした。

この号の特集は表紙の通りランチャ・ストラトスです、今では多くを語られ『サーキットの狼』などを読まれた皆様には説明の必要もございませんが、当時は競技のために生まれたチョロＱ並みのデメンションは衝撃的でした。
新車ロードテストはマツダ・コスモＡＰリミテッド、リンカーンみたいな顔立ちの6ライト・クーペです。
テスト結果は最高速度176.47km/h、0-400m　17.00秒　定価179.5万円です、内容の記事は・・・字が細かすぎて読めましぇん（;´Д｀）
当時のロータリーエンジンは排ガス対策で触媒反応用の空気をエアポンプでエキマニに送っていたと記憶していますが、どうだったでしょうか？

モータースポーツはＷＲＣツールドコルスでランチャ・ストラトスとアルピーヌA110が活躍した記事が掲載されています。
A110は好きなラリー車の1台です、ＲＲ駆動に1300ccのOHVヘッドこの何の変哲もないルノーの量産車（日野コンテッサの元ネタだったかも？）をベースにＦＲＰの小さなクーペボディを被せ、ゴッティーニの手により1600ccにハイコンプヘッド、ハイカム、ウエーバーキャブ、たこ足などＮＡの教科書的チューンで70年代のラリーシーンを駆け抜けました。
４ＷＤのクアトロシステムが出る前はＭＲのストラトスとこれに続くランチャ037Rally、ＲＲのポルシェやアルピーヌがＷＲＣの華でした。