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2021年03月05日 イイね!

車レビューの補足

車レビューの補足私のNDロードスターRFは、昨年の8月28日に納車されました。現在の走行距離が22000キロ少々なので、納車されてから5千キロ弱走りました。納車後はあちらこちらに走りに行こうと意気込んでいたのですが、昨今の情勢からそれもままならなくなり今日に至っています。半年で5千キロも走っていないなんて想定外もいいところです。

さて、当初5千キロを越えたら初期レビューを投稿しようと思っていた所、みんカラから、車レビューを投稿すると抽選でアマゾンのギフト券がプレゼントされるキャンペーンを実施中とのお知らせがありました。そこで、少々きりは悪いのですが、この際初期レビューを投稿してみようと、先ほどアップしました。

アップしてから自分のレビューを見てみると、何だか普通のブログのようで唐突感がぬぐえません。しかも、みんカラの車レビューの書式に合わせて記述しているので、細かいことは省略して要点のみ書いています。既に何人かの方にブログをご覧いただいている所ではありますが、このブログでは、その内容に関して少し補足しておきたいと思います。

私のNDに関するレビューは、全般的に前車のNBと比較してしまっています。これはもうどうしようもなかったです。ご容赦ください。

その上で、ハンドリングに関して補足しておきます。私はNBのステアリング・フィーリングがとても気に入っていました。NBは油圧パワステでしたが、ハンドルを動かしたときの舵角の立ち上がりがとてもシャープで、ハンドルをわずかに動かしただけでもパッと挙動に現れていました。NDは電動パワステですが、ハンドルを動かしたときの舵角の立ち上がりが少し緩やかです。私にはそれが遅れに感じてしまうのです。ステアリング操作の結果的には、車は意のままに向きを変えてはいるのですが、この舵角の立ち上がりの僅かな違いが、5千キロ近く走った今でも、多少の違和感を伴っています。

次にクラッチペダルに関してですが、マツダのHPを見ると、安全性能の中で人間中心の基本設計と謳っています。その内の一文に「シートに座って自然に足を伸ばせば、そこにペダルがある。」と書かれています。そうなのかもしれないのですが、20年近くNBロードスターのクラッチを踏み続けてきた私にとっては、クラッチペダルが少し右にあるのです。もしかしたら、私の身体がゆがんだのだろうと思う今日この頃です。

車レビューに書かなかった不満な点が一つあります。それは着座位置が高いことです。お前の座高が高いだけだろうという批判を恐れたわけではありません。このことは他の方のレビューなどでも記述されていて、私も試乗の時から感じていました。シートにはファブリックとレザーと私のようなレカロの3種類があるのですが、多分この順番に少しづつ高くなっているように感じます。シートに座るとAピラーの上部が視界に入ります。もう3センチほど低いと随分違うのだがと思います。
これを改善するにはバケットシートを投入する必要があります。するとある物が使えなくなるのです。スピーカーではありません。・・・・それはシートヒーターです。

アホかと言われそうですが、この快適さを知ってしまうと手放せないのです。何故ロードスターにこんなものを付けたんだと、メーカーに八つ当たりしたい気分です。ともあれ、当分葛藤は続きそうです。

次にエンジン等についてです。2000のエンジンが載った車に久しぶりに乗ってみて、改めてパワーは正義だと認識させられました。特にトルクですね。NDの馬力は、NBに比べて馬力で24馬力、トルクで3.6Kのアップです。トップエンドの馬力の差は日常では極端な差は出ないと思いますが、トルクは走りに顕著に影響があります。
NBでは60キロ以上で走らないと6速に入れる意味はありませんでした。50Kそこそこでも平地なら何とか走ることはできましたが、ちょっとした上り坂でも速度の維持は微妙なアクセルワークが必要でした。したがって6速は事実上高速でのみ使用していたと言っても過言ではありません。ところがNDは50キロ程度で走っていても6速が使えます。エンジン回転も抑えられるし静かで快適です。市内を走っている時にも6速を常用できるのは有難いです。排気量とトルクのお陰だろうと思います。またNDのエンジンは7千回転までよどみなく吹け上がります。必要かどうかは別にして気持ちが良いです。NBのエンジンは5千回転を越えると苦しそうな音がするので躊躇していました。設計の新しいエンジンは凄いなあと思います。

ミッションについては、ストローク自体はNBの6速より若干長いと思いますが、シフトフィーリングは良いと思います。他の方のレビューでは1速や2速が渋いという風に書いてあるのも見かけますが、私のはそんなことはないので、この辺りはある程度個体差があるのかもしれません。オートエクゼからショートストロークのシフトレバーが発売されているようで興味のあるところです。そうそうバックギアに関しては、NBの6速と全く違うので、まだ入れるのはへたくそだと思います。押しながら入れるというのが慣れません。何度か、バックしようとしたら1速に入っていて前進したことがあります。

次にリトラクタブルハードトップです。メーカーのHPには次の一文があります。「オープン時にはフロントルーフ/ミドルルーフとバックウインドーが格納され、リアルーフだけがボディ上に残る。かつてないこのスタイルが、オープンの開放感と安心できる包まれ感を同時に楽しめるコクピット空間を実現。」・・・確かにその通りだと思います。

NBの時、オープン走行には幌を降ろしてトノカバーを付けるという儀式が必要でした。トノカバーを付けなければ車内からでも開けることはできましたが、50歳を過ぎてからは車内から幌を閉めることはできなくなりました。したがってNBの時には、オープンで走るということは、天候等を考慮して一定の決断の元に実行するものでした。「よしッ、これからオープンにするぞ。」みたいな。

今でも幌のNDであれば似たような感じになるのではないかとも思うのですが、RHTの場合は、いつでもどこでも一定の時間さえあればオープン・クローズができるので、その辺の思い切りがいい加減になります。人によっては「いつでもオープンにするぜ。」というようになる人もいると思うのですが、私の場合は、今のところいつでもオープンにできるので、結果的にクローズのまま走ってしまうことになっているようです。もっとも、ほとんど場合隣に妻が乗っているというのもあると思うのですがね。

最後にステアリングについてです。NBの時にはエアバックを外して社外品のMOMOを付けていました。小径で少し太い方が格好いいだろうと思ったのがきっかけですが、当時安全装備を外すことに一抹の躊躇いがあったのも事実です。NDでは、オートエクゼやケンスタイルから、純正のエアバッグやステアリングスイッチを移植できるステアリングが売られているのを知りました。少々高価なのですぐには無理ですが、いずれ交換してみたいと思っています。

以上、みんカラの車レビューを補足する形でだらだらと書いてみましたが、長年乗ったNBを降りてNDに乗り替えたことに今のところ後悔はありません。NBも素晴らしいロードスターでしたが、NDも同じくらい素晴らしいロードスターでした。多分これから先に後悔を感じることも、もう無いだろうと思っています。

おそらく人生最後の車になるであろう今のロードスターと、楽しいカーライフを送りたいとあれこれ想いを巡らせているこの頃です。次は3万キロ位走ったら感想をまとめてみようかなと思います。

それでは、皆さんそれぞれのロードスターライフが充実したものになることをお祈りいたします。
Posted at 2021/03/05 13:01:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 徒然日記 | クルマ
2021年03月05日 イイね!

人馬一体感とオープンの解放感の両方を堪能できる希少な車

人馬一体感とオープンの解放感の両方を堪能できる希少な車二人乗りで用途も限られるので、誰にでも勧められる車ではありません。しかし20年前手に入れたNBロードスターで、私は人生が変わりました。NDロードスターも人生を変えてくれる車です。一度ディーラーに行って試乗だけでもしてみてください。それだけでも、きっと目の覚めるような感動が味わえる車です。
Posted at 2021/03/05 10:22:22 | コメント(1) | クルマレビュー

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「九州で二泊三日の旅(前編) http://cvw.jp/b/12363/47729681/
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