欧州仕様T32のヘッドランプクリーナーの取り付け(その6)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
さて、車内側のスイッチですが、大陸製の日産Bタイプスイッチを使います。
2
これですね。
大陸製Bタイプスイッチには、コネクタ形状の違う3つほどのタイプが存在しますが、私がもっぱら使用するのはコネクタ形状が日産純正品に近い8極(うち、使われてるのは4極)のものです。
買ったそのままだとオルタネイトタイプ(押すとONになり、もう一回押すとOFFになるタイプ)なのですが、これをモーメンタリ(押している間だけONになり、離すとOFFになる)化して使います。
中にインジケーター用LEDとイルミネーション用LEDが内蔵されています。
このスイッチの無改造状態での内部回路は、リンク先のパーツレビューを参照ください。
そう言えば、このスイッチのモーメンタリ化の要領を今まで整備手帳に載せていませんでした。
今回の改造作業時に改めてやり方を載せたいと思います。
3
で、このスイッチを車内のどこにセットするかですが・・・
実は私の車はご覧の通り、既存のスイッチ(日産Bタイプスイッチ)ホール8つが全て埋まっています(^^;
基本的に運転中に操作する必要が無いスイッチをここに集めています。
4
ここも。
後期型のドリンクホルダーに換装してるので、本来の後期型では後席シートヒータスイッチ(日産Aタイプスイッチ)が収まっている場所にも、デュアルタイプのスイッチが組み込んであります。
ちなみに車検対応マスタースイッチは、これをOFFにすると、
・ドアミラーウインカーのポジション点灯機能OFF
・デイライト点灯機能OFF
・後退時のハザード自動点灯機能OFF
・グリルマーカー点灯機能OFF
を一括で行うスイッチです。
5
ついでにここも。
これらのスイッチは、シフトレバーに左手を載せて指を伸ばした時に触れられる位置にあります。
ほぼほぼ、スイッチを増設できる場所はどこにも残っていません。
6
なので、運転席ベンチレータの上に、3連の日産Bタイプスイッチブラケットを自作して増設し、ここにTPMSモニターや前後フォグのスイッチを取り付けています。
これらは運転中に確認したり操作できる必要があるものです。
元々のスイッチホールの位置では運転中に視線を下へ移動することになり非常に危険なので。
今回、こいつを4連タイプに換装して、ここにヘッドランプクリーナーのスイッチを設置しようと思います。
7
これ、現在TPMSモニター等を装着していた3連の日産Bタイプスイッチ用増設ブラケットです。
ジャンクパーツを取り寄せて切り出して自作したモノになります。
これにスイッチ1個分のブラケットを増設・・・というのは難しいので、1から4連ブラケットを作り直します。
なお、ブラケット台は3連ブラケットのときに製作したものを流用します。
ここらへんの詳しい情報は「スイッチブラケット増設」のワードで私の整備手帳を検索ください^^
8
同じT32エクストレイルのジャンクパーツとして入手保管してあったブラケットです。
ちなみにこのブラケット、単品での部品番号設定はありません。
ところで、最近のトヨタ車は、内装パネルにスイッチ本体を直にはめ込むのが主流のようですね。
それに対し、日産車はスイッチをブラケットにはめた後に、そのブラケットを内装パネルに固定することが多いようです。(もちろん例外はあると思いますが)
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リューターで要らない耳の部分を削り落としちゃいます。
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3連ブラケットを自作した際に、スイッチ部にヒサシが付いているほうがインジケーターやイルミを視認し易かったので、今回も厚さ1mmのABS板を切り出してヒサシを作ります。
台形の板2枚は側板になります。
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ブラケット本体もABS製なので、ABS用接着剤を使うと良くくっつきます。
要は、プラモデルと材質が同じですね。
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ヒサシと側板をブラケットに接着し、隙間はプラモデル用のパテで埋めちゃいます。
この時、ブラケットには上下があるので気を付けます。
(完成したのにスイッチが上下逆さまにしか付けられないとか、嫌だよ~)
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正面。
スイッチの押す面がここに並ぶイメージ。
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斜めから見たところ。
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後から見たところ。
スイッチの配線はここに並ぶ感じです。
なお、パテが硬化したら再度リューターで整形し、ブラケット台と連結するネジ部を追加して、全体を黒色塗装する予定です。
パテが完全硬化するまで2日ばかり放置です。
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